医療用医薬品 : プラケニル |
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総称名 | プラケニル |
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一般名 | ヒドロキシクロロキン硫酸塩 |
欧文一般名 | Hydroxychloroquine Sulfate |
製剤名 | ヒドロキシクロロキン硫酸塩製剤 |
薬効分類名 | 免疫調整剤 |
薬効分類番号 | 3999 |
KEGG DRUG |
D02114
ヒドロキシクロロキン硫酸塩
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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プラケニル錠200mg | Plaquenil Tablets | サノフィ | 3999038F1029 | 402.4円/錠 | 毒薬, 処方箋医薬品 |
身長 (理想体重) | 1回投与量 |
136cm以上154cm未満 (理想体重31kg以上46kg未満) | 1錠(200mg) |
154cm以上173cm未満 (理想体重46kg以上62kg未満) | 1錠(200mg)と2錠(400mg)を1日おき |
173cm以上 (理想体重62kg以上) | 2錠(400mg) |
身長 (理想体重) | 1回投与量 |
134cm以上151cm未満 (理想体重31kg以上46kg未満) | 1錠(200mg) |
151cm以上169cm未満 (理想体重46kg以上62kg未満) | 1錠(200mg)と2錠(400mg)を1日おき |
169cm以上 (理想体重62kg以上) | 2錠(400mg) |
ジゴキシン | 本剤との併用により、ジゴキシンの血中濃度を上昇させるとの報告がある。併用する場合には血中ジゴキシン濃度をモニターするなど慎重に投与すること。 | in vitro試験で本剤のP糖蛋白阻害作用が報告されている。 |
シクロスポリン | 本剤との併用により、シクロスポリンの血中濃度が上昇したとの報告がある。 | in vitro試験で本剤のP糖蛋白阻害作用が報告されている。 |
インスリン 糖尿病用薬 [8.4参照] | 本剤との併用により、これらの糖尿病用薬の血糖降下作用が強くあらわれる可能性があるため、必要に応じインスリン又は糖尿病用薬の投与量の減量を考慮すること。 | 糖尿病用薬の併用の有無を問わず、本剤の投与により重度の低血糖を起こすことがある。 |
QT延長を起こすことが知られている薬剤 アミオダロン モキシフロキサシン等 | 心室性不整脈のリスクが増大するおそれがある。 | 共にQT延長を引き起こすおそれがあるため。 |
シメチジン | 併用により本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 | 本剤と類似の構造を有するクロロキンと、CYP2C8、CYP3A4等のCYP分子種の阻害作用を有するシメチジンを併用したとき、クロロキンの血中濃度が2倍になったとの報告がある。 |
抗マラリア薬 メフロキン等 | 痙攣閾値を低下させる抗マラリア薬を併用すると痙攣のリスクが上昇することがある。 | 本剤は痙攣閾値を低下させるとの報告がある。 |
抗てんかん薬 フェニトイン カルバマゼピン等 | 本剤との併用により、抗てんかん薬の作用が減弱する可能性がある。 | 機序不明 |
プラジカンテル | 本剤と類似の構造を有するクロロキンとの併用により、プラジカンテルの生物学的利用率が低下するとの報告がある。このため、本剤との併用においても同様にプラジカンテルの生物学的利用率を低下させる可能性がある。 | 機序不明 |
アガルシダーゼ | 本剤との併用により、α-ガラクトシダーゼの作用が減弱する可能性がある。 | 機序不明 |
タモキシフェン ビガバトリン | 併用により網膜障害のリスクが増大するおそれがある。 | 共に網膜障害を引き起こす可能性があるため。 |
5%以上 | 5%未満 | 頻度不明 | |
消化器 | 下痢 | 腹痛、便秘、胃腸炎、口唇炎、鼓腸、胃食道逆流性疾患 | 嘔吐、嘔気 |
精神障害 | 感情不安定、神経過敏、精神症状 | ||
神経系障害 | 頭痛、神経痛、傾眠、肋間神経痛 | 浮動性めまい、痙攣、ジストニア・ジスキネジア・振戦等の錐体外路障害 | |
眼 | 網脈絡膜萎縮、硝子体浮遊物、結膜炎、眼乾燥 | 視野欠損、網膜色素沈着、色覚異常、角膜浮腫、角膜混濁、霧視、光輪視、羞明 | |
過敏症 | 蕁麻疹、発疹、全身性皮疹、そう痒症 | 血管浮腫、気管支痙攣、光線過敏症 | |
皮膚 | 中毒性皮疹、薬疹、色素沈着障害、皮膚潰瘍、帯状疱疹、爪囲炎 | 毛髪の変色、脱毛症 | |
呼吸器 | 気管支炎、口腔咽頭痛 | ||
循環器 | 伝導障害、脚ブロック、房室ブロック、心室肥大 | ||
筋・骨格系 | 腱反射減退、感覚運動障害、神経伝導検査異常 | ||
代謝 | 食欲減退 | ||
肝臓 | 肝機能検査異常 | ||
その他 | 発熱、腎盂腎炎、蜂巣炎、限局性感染 | 回転性めまい、耳鳴、難聴 |
投与量(mg/day) (理想体重の範囲) | 200mg (31kg以上46kg未満) | 200mgと400mgを1日おき (46kg以上62kg未満) | 400mg (62kg以上) |
Cmax(μg/mL) | 0.63±0.22 | 0.94±0.19 | 0.85±0.17 |
tmax(hr) | 4.0±0.1 | 4.0±0.1 | 4.0±0.1 |
AUC(μg・hr/mL) | 13.2±5.3 | 16.6±4.8 | 16.5±4.2 |
Ctrough(μg/mL) | 0.46±0.22 | 0.50±0.19 | 0.52±0.17 |
t1/2(hr) | 41.4±16.6 | 34.7±10.0 | 25.9±6.6 |
CL/F(L/hr) | 17.5±7.9 | 19.8±6.9 | 25.6±6.1 |
本剤群(n=72) | プラセボ群(n=24) | |
ベースライン | 13.5±8.0 | 13.6±7.5 |
投与16週後 | 8.9±6.0 | 10.4±7.3 |
ベースラインからの変化量[95%信頼区間] | −4.6±6.4[−6.1,−3.1] | −3.2±4.5[−5.1,−1.3] |
プラセボ群との差[95%信頼区間] | −1.6※[−4.29,1.11] | / |
RAPID3合計スコア | 倦怠感VASスコア | |||
本剤群(n=42) | プラセボ群(n=12) | 本剤群(n=42) | プラセボ群(n=12) | |
ベースライン | 7.14±4.37 | 7.93±5.30 | 4.07±2.24 | 4.63±2.59 |
投与16週後 | 5.47±4.07 | 8.11±6.88 | 2.96±2.31 | 3.92±3.27 |
ベースラインからの変化量 | −1.67±3.94 | 0.18±4.51 | −1.11±2.48 | −0.71±3.14 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/07/24 版 |