医療用医薬品 : ニトログリセリン |
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総称名 | ニトログリセリン |
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一般名 | ニトログリセリン |
欧文一般名 | Nitroglycerin |
製剤名 | ニトログリセリンシリンジ製剤 |
薬効分類名 | 血圧降下剤 血管拡張剤 |
薬効分類番号 | 2149 2171 |
ATCコード | C01DA02 C05AE01 |
KEGG DRUG |
D00515
ニトログリセリン
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KEGG DGROUP |
DG03231
血圧降下薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 14.適用上の注意 16.薬物動態 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ニトログリセリン静注25mg/50mLシリンジ「TE」 (後発品) | Nitroglycerin Injection 25mg/50mL Syringes「TE」 | トーアエイヨー | 2171403G1032 | 1528円/筒 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
効能又は効果 | 用法及び用量 |
手術時の低血圧維持 | 1〜5μg/kg/分の投与量で投与を開始し、目的値まで血圧を下げ、以後血圧をモニターしながら点滴速度を調節する。 |
手術時の異常高血圧の救急処置 | 0.5〜5μg/kg/分の投与量で投与を開始し、目的値まで血圧を下げ、以後血圧をモニターしながら点滴速度を調節する。 |
急性心不全(慢性心不全の急性増悪期を含む) | 0.05〜0.1μg/kg/分の投与量で投与を開始し、目的とする血行動態を得るまで血圧、左心室充満圧などの循環動態をモニターしながら5〜15分ごとに0.1〜0.2μg/kg/分ずつ増量し、最適点滴速度で維持する。 |
不安定狭心症 | 0.1〜0.2μg/kg/分の投与量で投与を開始し、発作の経過及び血圧をモニターしながら約5分ごとに0.1〜0.2μg/kg/分ずつ増量し、1〜2μg/kg/分で維持する。効果がみられない場合には20〜40μg/kgの静注を1時間ごとに併用する。なお、静注する場合は1〜3分かけて緩徐に投与する。 |
ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤 シルデナフィルクエン酸塩 (バイアグラ、レバチオ) バルデナフィル塩酸塩水和物 (レビトラ) タダラフィル (シアリス、アドシルカ、ザルティア) [2.4参照] | 併用により、降圧作用を増強することがある。 本剤投与前にこれらの薬剤を服用していないことを十分確認すること。また、本剤投与中及び投与後においてこれらの薬剤を服用しないよう十分注意すること。 | 本剤はcGMPの産生を促進し、一方、ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強する。 |
グアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤 リオシグアト (アデムパス) [2.4参照] | 併用により、降圧作用を増強することがある。 本剤投与前にこれらの薬剤を服用していないことを十分確認すること。また、本剤投与中及び投与後においてこれらの薬剤を服用しないよう十分注意すること。 | 本剤とグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤は、ともにcGMPの産生を促進することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強する。 |
パンクロニウム | パンクロニウムの神経筋遮断効果を延長することがある。 | 機序不明 |
利尿剤 他の血管拡張剤 | 血圧低下が増強されることがある。 | ともに血圧低下作用を有する。 |
ヘパリン | ヘパリンの作用を減弱するとの報告がある。 | 機序不明 |
0.2〜5%未満 | 0.2%未満 | 頻度不明 | |
循環器 | 頻脈注)、不整脈 | ||
血液 | メトヘモグロビン血症 | ||
呼吸器 | PaO2(動脈血酸素分圧)低下 | ||
精神神経系 | 頭痛・頭重感 | ||
消化器 | 悪心・嘔吐 | ||
その他 | 代謝性アシドーシス、脳浮腫、胸部不快感、倦怠感、口内乾燥感、あくび | 乏尿 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/04/17 版 |