医療用医薬品 : ゲンボイヤ |
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総称名 | ゲンボイヤ |
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一般名 | エルビテグラビル コビシスタット エムトリシタビン テノホビル アラフェナミドフマル酸塩 |
欧文一般名 | Elvitegravir Cobicistat Emtricitabine Tenofovir Alafenamide Fumarate |
製剤名 | エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩配合錠 |
薬効分類名 | 抗ウイルス化学療法剤 |
薬効分類番号 | 6250 |
ATCコード | J05AR18 |
KEGG DRUG |
D10755
エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビルアラフェナミド
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KEGG DGROUP |
DG03107
抗HIV薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ゲンボイヤ配合錠 | Genvoya Combination Tablets | ギリアド・サイエンシズ | 6250109F1025 | 7040.5円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
カルバマゼピン (テグレトール) フェノバルビタール (フェノバール) フェニトイン (アレビアチン) ホスフェニトイン (ホストイン) リファンピシン (リファジン) セイヨウオトギリソウ (St.John’s Wort:セント・ジョーンズ・ワート)含有食品 [2.2参照] | エルビテグラビル及びコビシスタットの血中濃度が著しく低下する可能性がある。また,テノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下する可能性がある。 | これら薬剤のCYP3A及びP-gpの誘導作用によるため。 |
ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩 エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン (クリアミン) エルゴメトリンマレイン酸塩 メチルエルゴメトリンマレイン酸塩 (メテルギン) [2.2参照] | これら薬剤の血中濃度が上昇し,重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(末梢血管攣縮,四肢及びその他組織の虚血等)が起こる可能性がある。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
アスナプレビル (スンベプラ) [2.2参照] | アスナプレビルの血中濃度が上昇し,肝臓に関連した有害事象が発現し,また,重症化する可能性がある。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
シンバスタチン (リポバス) [2.2参照] | シンバスタチンの血中濃度が上昇し,重篤な有害事象(横紋筋融解症を含むミオパチー等)が起こる可能性がある。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
ピモジド (オーラップ) [2.2参照] | ピモジドの血中濃度が上昇し,重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(不整脈等)が起こる可能性がある。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
シルデナフィルクエン酸塩 (レバチオ) バルデナフィル塩酸塩水和物 (レビトラ) タダラフィル (アドシルカ) [2.2参照] | これら薬剤の血中濃度が上昇し,視覚障害,低血圧,持続勃起及び失神等の有害事象が起こる可能性がある。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
ブロナンセリン (ロナセン) アゼルニジピン (カルブロック) リバーロキサバン (イグザレルト) [2.2参照] | これら薬剤の血中濃度が上昇し,重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こる可能性がある。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
トリアゾラム (ハルシオン) ミダゾラム (ドルミカム) [2.2参照] | これら薬剤の血中濃度が上昇し,重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(鎮静作用の延長や増強又は呼吸抑制等)が起こる可能性がある。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
ロミタピドメシル酸塩 (ジャクスタピッド) [2.2参照] | ロミタピドの血中濃度が著しく上昇する可能性がある。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
テラプレビル (テラビック) [2.2参照] | テノホビル アラフェナミドの抗HIV-1活性が低下するため,本剤の効果が減弱する可能性がある。 | テラプレビルのカテプシンA活性阻害作用によるため。 |
アミオダロン塩酸塩 ベプリジル塩酸塩水和物 ジソピラミド リドカイン塩酸塩 プロパフェノン塩酸塩 キニジン硫酸塩水和物 | これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,これら薬剤の血中濃度をモニタリングすることが望ましい。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
シクロスポリン タクロリムス水和物 テムシロリムス [16.7.2参照] | これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,これら薬剤の血中濃度をモニタリングすることが望ましい。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
クロナゼパム エトスクシミド | これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,患者の状態を注意して観察することが望ましい。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
アムロジピンベシル酸塩 ジルチアゼム塩酸塩 フェロジピン ニカルジピン塩酸塩 ニフェジピン ベラパミル塩酸塩 | これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,患者の状態を注意して観察することが望ましい。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
パロキセチン塩酸塩水和物 アミトリプチリン塩酸塩 イミプラミン塩酸塩 ノルトリプチリン塩酸塩 トラゾドン塩酸塩 | これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用時にこれら薬剤を増量する場合は慎重に行い,患者の状態を注意して観察することが望ましい。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
コルヒチン [2.3,9.2.1,9.3.1参照] | コルヒチンの血中濃度が上昇する可能性がある。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
アトルバスタチンカルシウム水和物 [16.7.2参照] | アトルバスタチンの血中濃度が上昇する可能性がある。アトルバスタチンカルシウム水和物と併用する場合は,最少量から投与し,安全性を観察しながら増量すること。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
サルメテロールキシナホ酸塩 | サルメテロールの血中濃度が上昇し,QT延長,動悸及び洞性頻脈等の心血管系有害事象の発現リスクが上昇する可能性がある。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
シルデナフィルクエン酸塩 (バイアグラ) タダラフィル (シアリス,ザルティア) | これら薬剤の血中濃度が上昇し,低血圧,失神,視覚障害及び持続勃起等の有害事象が増加する可能性がある。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
クロラゼプ酸二カリウム ジアゼパム エスタゾラム フルラゼパム塩酸塩 ゾルピデム酒石酸塩 | これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,これら薬剤の減量を考慮すること。また,患者の状態を注意して観察することが望ましい。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
ボセンタン水和物 | ボセンタン水和物の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,ボセンタン水和物の減量を考慮すること。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
ダサチニブ水和物 ラパチニブトシル酸塩水和物 エベロリムス ブデソニド エプレレノン トルバプタン エレトリプタン臭化水素酸塩 クエチアピンフマル酸塩 | これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
フルチカゾン | フルチカゾンの血中濃度が上昇し,内因性の血清コルチゾール濃度が低下する可能性がある。特に長期間併用する場合は,他剤への変更を考慮すること。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
デキサメタゾン | エルビテグラビル及びコビシスタットの血中濃度が著しく低下する可能性がある。 | デキサメタゾンのCYP3A誘導作用によるため。 |
クラリスロマイシン | クラリスロマイシン及びコビシスタットの血中濃度が上昇する可能性がある。 | クラリスロマイシン及びコビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
イトラコナゾール ボリコナゾール | エルビテグラビル,コビシスタット及びこれら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 | これら薬剤及びコビシスタットのCYP3A等阻害作用によるため。 |
フレカイニド酢酸塩 メキシレチン塩酸塩 | これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,これら薬剤の血中濃度をモニタリングすることが望ましい。 | コビシスタットのCYP2D6阻害作用によるため。 |
ペルフェナジン | これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。これら薬剤と併用する場合は,患者の状態を注意して観察し,減量等の措置を考慮すること。 | コビシスタットのCYP2D6阻害作用によるため。 |
メトプロロール酒石酸塩 チモロールマレイン酸塩 | これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。これら薬剤と併用する場合は,患者の状態を注意して観察し,減量等の措置を考慮すること。 | コビシスタットのCYP2D6阻害作用によるため。 |
リスペリドン | リスペリドンの血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,リスペリドンの減量を考慮すること。 | コビシスタットのCYP3A及びCYP2D6阻害作用によるため。 |
酒石酸トルテロジン デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 | これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 | コビシスタットのCYP3A及びCYP2D6阻害作用によるため。 |
多価陽イオン(Mg,Al,Ca,Fe,Zn等)含有経口製剤 マグネシウム・アルミニウム含有制酸剤 マグネシウム含有下剤 スクラルファート水和物 等 [16.7.2参照] | エルビテグラビルの血中濃度が低下する可能性があるため,2時間以上間隔をあけて投与することが望ましい。 | エルビテグラビルが多価陽イオンと錯体(キレート)を形成し吸収が抑制されるため。 |
ジゴキシン [16.7.2参照] | ジゴキシンの血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,血中濃度のモニタリングを行うことが望ましい。 | コビシスタットが消化管においてP-gpを阻害するため。 |
リファブチン [16.7.2参照] | エルビテグラビル及びコビシスタットの血中濃度が著しく低下し,テノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下する可能性がある。また,リファブチンの活性代謝物である25-脱アセチル体の血中濃度が上昇する可能性がある。 | リファブチンのCYP3A及びP-gp誘導作用,及びコビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。 |
アシクロビル バラシクロビル塩酸塩 ガンシクロビル バルガンシクロビル塩酸塩 | これら薬剤,テノホビル又はエムトリシタビンの血中濃度が上昇し,これら薬剤又は本剤による有害事象を増強する可能性がある。 | 尿細管への能動輸送により排泄される薬剤と併用する場合,排泄経路の競合により排泄が遅延するため。 |
エチニルエストラジオール [16.7.2参照] | エチニルエストラジオールの血中濃度が低下する可能性がある。 | 機序不明。 |
ワルファリンカリウム | ワルファリンの血中濃度が変動する可能性があるためINRのモニタリングを行うことが望ましい。 | 機序不明。 |
腎毒性を有する薬剤 [7.4,8.3,9.2.2,11.1.1,15.1,16.6.1参照] | 併用は避けることが望ましい。 | 腎毒性を有する薬剤は腎機能障害の危険因子となる。 |
2%以上 | 2%未満 | 頻度不明 | |
代謝及び栄養障害 | 食欲減退 | 体脂肪の再分布/蓄積 | |
精神障害 | 不眠症,異常な夢 | ||
神経系障害 | 頭痛,浮動性めまい | 傾眠 | |
胃腸障害 | 悪心,下痢,放屁 | 腹部膨満,嘔吐,腹痛,上腹部痛,便秘,消化不良 | |
皮膚及び皮下組織障害 | 発疹 | 血管性浮腫,蕁麻疹 | |
筋骨格系及び結合組織障害 | 骨減少症,骨粗鬆症 | ||
腎及び尿路障害 | 蛋白尿 | ||
一般・全身障害及び投与部位の状態 | 疲労 |
エルビテグラビル | コビシスタット | エムトリシタビン | テノホビル アラフェナミド | テノホビル | |
tmax(hr) | 4.0(3.0-5.0) | 2.5(2.0-5.0) | 2.0(1.0-4.0) | 1.0(0.3-2.0) | 2.0(1.0-3.0) |
Cmax(μg/mL) | 2.5±0.4 | 1.1±0.3 | 2.8±0.7 | 0.16±0.08 | 0.01±0.00 |
t1/2(hr) | 6.0±1.3 | 3.2±0.8 | 13.1±3.1 | 0.42±0.06 | 42.5±4.2 |
AUCinf(μg・hr/mL) | 32.3±7.9 | 6.9±2.9 | 14.2±2.8 | 0.15±0.03 | 0.29±0.05 |
エルビテグラビル | コビシスタット | エムトリシタビン | テノホビル アラフェナミド | テノホビル | |
tmax(hr) | 3.9(1.5-12.0) | 3.0(1.5-5.0) | 1.5(0.5-4.0) | 1.0(0.3-3.0) | 3.0(0.8-8.0) |
Cmax(μg/mL) | 2.1±0.7 | 1.5±0.4 | 2.1±0.4 | 0.23±0.15 | 0.02±0.00 |
t1/2(hr) | 6.9±1.2 | 3.2±0.7 | 6.5±0.9 | 0.6±0.3 | 48.1±31.2 |
AUCtau(μg・hr/mL) | 22.8±7.9 | 9.5±3.2 | 11.7±1.9 | 0.23±0.11 | 0.33±0.05 |
Ctrough(μg/mL) | 0.29±0.18 | 0.02±0.02 | 0.10±0.04 | NC | 0.01±0.00 |
コホート | 例数 | エルビテグラビル | 例数 | コビシスタット | 例数 | エムトリシタビン | 例数 | テノホビル アラフェナミド | 例数 | テノホビル | |
tmax(hr) | 1 | 24 | 4.0(1.0-8.0) | 24 | 4.0(1.1-8.0) | 24 | 2.0(0.5-5.0) | 24 | 1.5(0.3-5.0) | 24 | 3.0(0.3-5.0) |
2 | 23 | 4.1(0.3-8.0) | 23 | 4.0(1.5-8.0) | 23 | 1.6(1.0-5.0) | 23 | 1.5(0.3-4.0) | 23 | 2.0(0.3-5.0) | |
Cmax(μg/mL) | 1 | 24 | 2.2±0.4 | 24 | 1.2±0.4 | 24 | 2.3±0.5 | 24 | 0.17±0.11 | 24 | 0.02±0.00 |
2 | 23 | 3.1±1.2 | 23 | 2.1±1.0 | 23 | 3.4±0.9 | 23 | 0.31±0.19 | 23 | 0.03±0.01 | |
t1/2(hr) | 1 | 24 | 6.6±2.6 | 23 | 2.9±0.8 | 24 | 5.4±0.9 | 23 | 0.6±0.3 | 23 | 72.2±117.5 |
2 | 14 | 5.2±1.6 | 15 | 2.8±0.5 | 21 | 4.8±0.5 | 11 | 0.6±0.3 | 22 | 39.7±17.2 | |
AUCtau(μg・hr/mL) | 1 | 24 | 23.8±6.1 | 23 | 8.2±3.0 | 24 | 14.4±3.5 | 24 | 0.19±0.11 | 23 | 0.29±0.05 |
2 | 22 | 33.8±19.5 | 20 | 15.9±8.2 | 22 | 20.6±3.9 | 23 | 0.33±0.15 | 23 | 0.44±0.09 |
併用薬 | 併用薬の用量・投与方法注1) | エルビテグラビルの用量 | コビシスタット又はリトナビルの用量 | 例数 | 他剤併用時/非併用時のエルビテグラビルの薬物動態パラメータ比(90%信頼区間) | ||
Cmax | AUC | Cmin | |||||
マグネシウム・アルミニウム含有制酸剤42) [10.2参照] | 20mL4hr前単回 | 50mg単回 | リトナビル 100mg単回 | 8 | 0.95(0.84,1.07) | 0.96(0.88,1.04) | 1.04(0.93,1.17) |
20mL4hr後単回 | 10 | 0.98(0.88,1.10) | 0.98(0.91,1.06) | 1.00(0.90,1.11) | |||
20mL2hr前単回 | 11 | 0.82(0.74,0.91) | 0.85(0.79,0.91) | 0.90(0.82,0.99) | |||
20mL2hr後単回 | 10 | 0.79(0.71,0.88) | 0.80(0.75,0.86) | 0.80(0.73,0.89) | |||
アトルバスタチン43) [10.2参照] | 10mg単回 | 150mg1日1回注2) | コビシスタット 150mg1日1回注2) | 16 | 0.91(0.85,0.98) | 0.92(0.87,0.98) | 0.88(0.81,0.96) |
ファモチジン42) | 40mg12hr後1日1回 | 150mg1日1回 | コビシスタット 150mg1日1回 | 10 | 1.02(0.89,1.17) | 1.03(0.95,1.13) | 1.18(1.05,1.32) |
40mg同時1日1回 | 16 | 1.00(0.92,1.10) | 1.03(0.98,1.08) | 1.07(0.98,1.17) | |||
ケトコナゾール44) | 200mg1日2回 | 150mg1日1回 | リトナビル 100mg1日1回 | 18 | 1.17(1.04,1.33) | 1.48(1.36,1.62) | 1.67(1.48,1.88) |
レジパスビル・ソホスブビル45) | 90/400mg1日1回 | 150mg1日1回注2) | コビシスタット 150mg1日1回注2) | 30 | 0.98(0.90,1.07) | 1.11(1.02,1.20) | 1.46(1.28,1.66) |
オメプラゾール42) | 40mg2hr前1日1回 | 50mg1日1回 | リトナビル 100mg1日1回 | 9 | 0.93(0.83,1.04) | 0.99(0.91,1.07) | 0.94(0.85,1.04) |
20mg2hr前1日1回 | 150mg1日1回 | コビシスタット 150mg1日1回 | 11 | 1.16(1.04,1.30) | 1.10(1.02,1.19) | 1.13(0.96,1.34) | |
20mg12hr後1日1回 | 11 | 1.03(0.92,1.15) | 1.05(0.93,1.18) | 1.10(0.92,1.32) | |||
リファブチン46) [10.2参照] | 150mg隔日1回 | 150mg1日1回 | コビシスタット 150mg1日1回 | 12 | 0.91(0.84,0.99) | 0.79(0.74,0.85) | 0.33(0.27,0.40) |
ロスバスタチン47) | 10mg単回 | 150mg1日1回 | コビシスタット 150mg1日1回 | 10 | 0.94(0.83,1.07) | 1.02(0.91,1.14) | 0.98(0.83,1.16) |
セルトラリン48) | 50mg単回 | 150mg1日1回注2) | コビシスタット 150mg1日1回注2) | 19 | 0.88(0.82,0.93) | 0.94(0.89,0.98) | 0.99(0.93,1.05) |
ソホスブビル・ベルパタスビル49) | 400/100mg1日1回 | 150mg1日1回注2) | コビシスタット 150mg1日1回注2) | 24 | 0.87(0.80,0.94) | 0.94(0.88,1.00) | 1.08(0.97,1.20) |
ソホスブビル・ベルパタスビル・Voxilaprevir(国内未承認)50) | 400/100/100mg+Voxilaprevir100mg1日1回 | 150mg1日1回注2) | コビシスタット 150mg1日1回注2) | 29 | 0.79(0.75,0.85) | 0.94(0.88,1.00) | 1.32(1.17,1.49) |
併用薬 | 併用薬の用量・投与方法注3) | エルビテグラビルの用量 | コビシスタットの用量 | 例数 | 他剤併用時/非併用時のコビシスタットの薬物動態パラメータ比(90%信頼区間) | ||
Cmax | AUC | Cmin | |||||
アトルバスタチン43) [10.2参照] | 10mg単回 | 150mg1日1回注4) | 150mg1日1回注4) | 16 | 1.03(0.98,1.07) | 1.00(0.96,1.04) | 1.10(0.98,1.23) |
ファモチジン42) | 40mg12hr後1日1回 | 150mg1日1回 | 150mg1日1回 | 10 | 1.04(0.99,1.08) | 1.05(1.02,1.08) | 1.15(1.06,1.26) |
40mg同時1日1回 | 16 | 1.06(0.99,1.13) | 1.03(0.97,1.11) | 1.11(1.00,1.24) | |||
ソホスブビル・ベルパタスビル49) | 400/100mg1日1回 | 150mg1日1回注4) | 150mg1日1回注4) | 24 | 1.16(1.09,1.23) | 1.30(1.23,1.38) | 2.03(1.67,2.48) |
ソホスブビル・ベルパタスビル・Voxilaprevir(国内未承認)50) | 400/100/100mg+Voxilaprevir100mg1日1回 | 150mg1日1回注4) | 150mg1日1回注4) | 29 | 1.23(1.18,1.28) | 1.50(1.44,1.58) | 3.50(3.01,4.07) |
レジパスビル・ソホスブビル45) | 90/400mg1日1回 | 150mg1日1回注4) | 150mg1日1回注4) | 30 | 1.23(1.15,1.32) | 1.53(1.45,1.62) | 3.25(2.88,3.67) |
オメプラゾール42) | 20mg2hr前1日1回 | 150mg1日1回 | 150mg1日1回 | 11 | 0.90(0.82,0.99) | 0.92(0.85,1.01) | 0.93(0.74,1.17) |
20mg12hr後1日1回 | 11 | 0.94(0.85,1.05) | 0.99(0.89,1.09) | 1.02(0.82,1.28)注5) | |||
ダルナビル51) | 800mg1日1回 | NA注6) | 150mg1日1回注6) | 14 | 1.06(1.00,1.12) | 1.09(1.03,1.15) | 1.11(0.98,1.25) |
併用薬 | 併用薬の用量・投与方法 | エムトリシタビンの用量 | 例数 | 他剤併用時/非併用時のエムトリシタビンの薬物動態パラメータ比(90%信頼区間) | ||
Cmax | AUC | Cmin | ||||
ダルナビル51) | 800mg+コビシスタット150mg1日1回 | 200mg1日1回注7) | 11 | 1.13(1.02,1.24) | 1.24(1.17,1.31) | 1.31(1.24,1.38) |
エファビレンツ51) | 600mg1日1回空腹時 | 200mg1日1回 | 11 | 0.90(0.81,0.99) | 0.92(0.87,0.96) | 0.92(0.86,0.98) |
セルトラリン48) | 50mg単回 | 200mg1日1回注8) | 19 | 0.90(0.82,0.98) | 0.84(0.81,0.88) | 0.94(0.90,0.99) |
ソホスブビル・ベルパタスビル49) | 400/100mg1日1回 | 200mg1日1回注8) | 24 | 1.02(0.97,1.06) | 1.01(0.98,1.04) | 1.02(0.97,1.07) |
ソホスブビル・ベルパタスビル・Voxilaprevir(国内未承認)50) | 400/100/100mg+Voxilaprevir100mg1日1回 | 200mg1日1回注8) | 29 | 0.87(0.84,0.91) | 0.96(0.94,0.99) | 1.14(1.09,1.20) |
タクロリムス52) [10.2参照] | 0.05mg/kg1日2回 | 200mg1日1回注9) | 21 | 0.89(0.83,0.95) | 0.95(0.91,0.99) | 1.03(0.96,1.10) |
ファムシクロビル53) | 500mg単回 | 200mg単回 | 12 | 0.90(0.80,1.01) | 0.93(0.87,0.99) | NC |
レジパスビル・ソホスブビル45) | 90/400mg1日1回 | 200mg1日1回注8) | 30 | 1.03(0.96,1.11) | 0.97(0.93,1.00) | 0.95(0.91,0.99) |
併用薬 | 併用薬の用量・投与方法 | テノホビル アラフェナミドの用量 | 例数 | 他剤併用時/非併用時のテノホビル アラフェナミドの薬物動態パラメータ比(90%信頼区間) | ||
Cmax | AUC | Cmin | ||||
アトルバスタチン43) [10.2参照] | 10mg単回 | 10mg1日1回注10) | 16 | 0.97(0.73,1.28) | 1.00(0.84,1.19) | NC |
コビシスタット51) | 150mg1日1回 | 8mg1日1回注11) | 12 | 2.83(2.20,3.65) | 2.65(2.29,3.07) | NC |
レジパスビル・ソホスブビル45) | 90/400mg1日1回 | 10mg1日1回注10) | 30 | 0.90(0.73,1.11) | 0.86(0.78,0.95) | NC |
セルトラリン48) | 50mg単回 | 10mg1日1回注10) | 19 | 1.00(0.86,1.16) | 0.96(0.89,1.03) | NC |
エファビレンツ51) | 600mg1日1回空腹時 | 40mg1日1回注12) | 11 | 0.78(0.58,1.05) | 0.86(0.72,1.02) | NC |
ダルナビル・コビシスタット51) | 800/150mg1日1回 | 25mg1日1回注12) | 11 | 0.93(0.72,1.21) | 0.98(0.80,1.19) | NC |
ソホスブビル・ベルパタスビル49) | 400/100mg1日1回 | 10mg1日1回注10) | 24 | 0.80(0.68,0.94) | 0.87(0.81,0.94) | NC |
ソホスブビル・ベルパタスビル・Voxilaprevir(国内未承認)50) | 400/100/100mg+Voxilaprevir100mg1日1回 | 10mg1日1回注10) | 29 | 0.79(0.68,0.92) | 0.93(0.85,1.01) | NC |
併用薬 | 併用薬の用量・投与方法 | テノホビルの用量 | 例数 | 他剤併用時/非併用時のテノホビルの薬物動態パラメータ比(90%信頼区間) | ||
Cmax | AUC | Cmin | ||||
アトルバスタチン43) [10.2参照] | 10mg単回 | テノホビル アラフェナミド10mg1日1回注13) | 16 | 0.96(0.89,1.04) | 0.99(0.97,1.01) | 1.01(0.99,1.04) |
コビシスタット51) | 150mg1日1回 | テノホビル アラフェナミド8mg1日1回注14) | 12 | 3.34(3.02,3.70) | 3.31(3.10,3.53) | 3.35(3.12,3.59) |
セルトラリン48) | 50mg単回 | テノホビル アラフェナミド10mg1日1回注13) | 19 | 1.10(1.00,1.21) | 1.02(1.00,1.04) | 1.01(0.99,1.03) |
エファビレンツ51) | 600mg1日1回空腹時 | テノホビル アラフェナミド40mg1日1回注15) | 11 | 0.75(0.67,0.86) | 0.80(0.73,0.87) | 0.82(0.75,0.89) |
ダルナビル・コビシスタット51) | 800/150mg1日1回 | テノホビル アラフェナミド25mg1日1回注15) | 11 | 3.16(3.00,3.33) | 3.24(3.02,3.47) | 3.21(2.90,3.54) |
ソホスブビル・ベルパタスビル49) | 400/100mg1日1回 | テノホビル アラフェナミド10mg1日1回注13) | 24 | 1.20(1.16,1.24) | 1.22(1.18,1.25) | 1.23(1.19,1.28) |
ソホスブビル・ベルパタスビル・Voxilaprevir(国内未承認)50) | 400/100/100mg+Voxilaprevir100mg1日1回 | テノホビル アラフェナミド10mg1日1回注13) | 29 | 1.09(1.05,1.13) | 1.20(1.17,1.23) | 1.21(1.18,1.26) |
レジパスビル・ソホスブビル45) | 90/400mg1日1回 | テノホビル アラフェナミド10mg1日1回注13) | 30 | 1.17(1.12,1.22) | 1.27(1.23,1.31) | 1.33(1.28,1.38) |
併用薬 | 併用薬の用量 | エルビテグラビルの用量 | コビシスタットの用量 | テノホビル アラフェナミドの用量 | 例数 | 他剤併用時/非併用時の併用薬の薬物動態パラメータ比(90%信頼区間) | ||
Cmax | AUC | Cmin | ||||||
アトルバスタチン43) [10.2参照] | 10mg単回 | 150mg1日1回注17) | 150mg1日1回注17) | 10mg1日1回注17) | 16 | 2.32(1.91,2.82) | 2.60(2.31,2.93) | NC |
ブプレノルフィン54) | 16〜24mg1日1回 | 150mg1日1回 | 150mg1日1回 | NA | 17 | 1.12(0.98,1.27) | 1.35(1.18,1.55) | 1.66(1.43,1.93) |
ノルブプレノルフィン54) | 1.24(1.03,1.49) | 1.42(1.22,1.67) | 1.57(1.31,1.88) | |||||
デシプラミン(国内未承認)55) | 50mg単回 | NA | 150mg1日1回 | NA | 8 | 1.24(1.08,1.44) | 1.65(1.36,2.02) | NC |
ジゴキシン55) [10.2参照] | 0.5mg単回 | NA | 150mg1日1回 | NA | 22 | 1.41(1.29,1.55) | 1.08(1.00,1.17) | NC |
レジパスビル45) | 90mg1日1回 | 150mg1日1回注17) | 150mg1日1回注17) | 10mg1日1回注17) | 30 | 1.65(1.53,1.78) | 1.79(1.64,1.96) | 1.93(1.74,2.15) |
ソホスブビル45) | 400mg1日1回 | 1.28(1.13,1.47) | 1.47(1.35,1.59) | NC | ||||
ソホスブビル主要代謝物45) | 1.29(1.24,1.35) | 1.48(1.44,1.53) | 1.66(1.60,1.73) | |||||
ナロキソン54) | 4〜6mg1日1回 | 150mg1日1回 | 150mg1日1回 | NA | 17 | 0.72(0.61,0.85) | 0.72(0.59,0.87) | NC |
ノレルゲストロミン56) | ノルゲスチメート0.180/0.215/0.250mg・エチニルエストラジオール0.025mg1日1回 | 150mg1日1回注18) | 150mg1日1回注18) | NA | 13 | 2.08(2.00,2.17) | 2.26(2.15,2.37) | 2.67(2.43,2.92) |
エチニルエストラジオール56) [10.2参照] | 0.94(0.86,1.04) | 0.75(0.69,0.81) | 0.56(0.52,0.61) | |||||
ノレルゲストロミン57) | ノルゲスチメート0.180/0.215/0.250mg・エチニルエストラジオール0.025mg1日1回 | NA | NA | 25mg1日1回注19) | 15 | 1.17(1.07,1.26) | 1.12(1.07,1.17) | 1.16(1.08,1.24) |
ノルゲストレル57) | 1.10(1.02,1.18) | 1.09(1.01,1.18) | 1.11(1.03,1.20) | |||||
エチニルエストラジオール57) [10.2参照] | 1.22(1.15,1.29) | 1.11(1.07,1.16) | 1.02(0.92,1.12) | |||||
R-メサドン58) | 80〜120mg1日1回 | 150mg1日1回 | 150mg1日1回 | NA | 11 | 1.01(0.91,1.13) | 1.07(0.96,1.19) | 1.10(0.95,1.28) |
S-メサドン58) | 0.96(0.87,1.06) | 1.00(0.89,1.12) | 1.02(0.89,1.17) | |||||
セルトラリン48) | 50mg単回 | 150mg1日1回注17) | 150mg1日1回注17) | 10mg1日1回注17) | 20 | 1.14(0.94,1.38) | 1.09(0.90,1.32) | NC |
リファブチン46) [10.2参照] | 150mg隔日1回 | 150mg1日1回 | 150mg1日1回 | NA | 12 | 1.09(0.98,1.20)注20) | 0.92(0.83,1.03)注20) | 0.94(0.85,1.04)注20) |
25-脱アセチル体代謝物46) | 4.84(4.09,5.74)注20) | 6.25(5.08,7.69)注20) | 4.94(4.04,6.04)注20) | |||||
ロスバスタチン47) | 10mg単回 | 150mg1日1回 | 150mg1日1回 | NA | 10 | 1.89(1.48,2.42) | 1.38(1.14,1.67) | NC |
ダルナビル51) | 800mg1日1回 | NA注21) | 150mg1日1回注21) | 25mg1日1回注21) | 14 | 1.02(0.96,1.09) | 0.99(0.92,1.07) | 0.97(0.82,1.15) |
ベルパタスビル49) | 100mg1日1回 | 150mg1日1回注17) | 150mg1日1回注17) | 10mg1日1回注17) | 24 | 1.30(1.17,1.45) | 1.50(1.35,1.66) | 1.60(1.44,1.78) |
ソホスブビル49) | 400mg1日1回 | 1.23(1.07,1.42) | 1.37(1.24,1.52) | NC | ||||
ソホスブビル主要代謝物49) | 1.29(1.25,1.33) | 1.48(1.43,1.53) | 1.58(1.52,1.65) | |||||
ベルパタスビル50) | 100mg1日1回 | 150mg1日1回注17) | 150mg1日1回注17) | 10mg1日1回注17) | 29 | 0.96(0.89,1.04) | 1.16(1.06,1.27) | 1.46(1.30,1.64) |
Voxilaprevir(国内未承認)50) | 100mg+100mg1日1回 | 1.92(1.63,2.26) | 2.71(2.30,3.19) | 4.50(3.68,5.50) | ||||
ソホスブビル50) | 400mg1日1回 | 1.27(1.09,1.48) | 1.22(1.12,1.32) | NC | ||||
ソホスブビル主要代謝物50) | 1.28(1.25,1.32) | 1.43(1.39,1.47) | NC |
本剤投与群(435例) | スタリビルド配合錠投与群(432例) | |
48週時 | ||
ウイルス学的効果 HIV-1 RNA量 50copies/mL未満 | 405(93.1%) | 401(92.8%) |
群間差(95.002%信頼区間) | 0.5%(−3.0%,4.0%) | |
ウイルス学的失敗例注1) | 13(3.0%) | 11(2.5%) |
96週時 | ||
ウイルス学的効果 HIV-1 RNA量 50copies/mL未満 | 388(89.2%) | 381(88.2%) |
群間差(95%信頼区間) | 1.3%(−2.9%,5.5%) | |
ウイルス学的失敗例注1) | 16(3.7%) | 11(2.5%) |
本剤投与群(431例) | スタリビルド配合錠投与群(435例) | |
48週時 | ||
ウイルス学的効果 HIV-1 RNA量 50copies/mL未満 | 396(91.9%) | 386(88.7%) |
群間差(95.002%信頼区間) | 3.1%(−0.9%,7.1%) | |
ウイルス学的失敗例注2) | 18(4.2%) | 23(5.3%) |
96週時 | ||
ウイルス学的効果 HIV-1 RNA量 50copies/mL未満 | 362(84.0%) | 358(82.3%) |
群間差(95%信頼区間) | 1.7%(−3.3%,6.8%) | |
ウイルス学的失敗例注2) | 23(5.3%) | 24(5.5%) |
本剤投与群(959例) | エムトリシタビン・テノホビルジソプロキシルフマル酸塩を含むレジメンの継続投与群(477例) | |
ウイルス学的効果 HIV-1 RNA量 50copies/mL未満 | 932(97.2%) | 444(93.1%) |
群間差(95%信頼区間) | 4.1%(1.6%,6.7%) | |
ウイルス学的失敗例注3) | 10(1.0%) | 6(1.3%) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/08/20 版 |