医療用医薬品 : テルミサルタン |
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総称名 | テルミサルタン |
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一般名 | テルミサルタン |
欧文一般名 | Telmisartan |
薬効分類名 | 胆汁排泄型持続性AT1受容体ブロッカー |
薬効分類番号 | 2149 |
ATCコード | C09CA07 |
KEGG DRUG |
D00627
テルミサルタン
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KEGG DGROUP |
DG01495
アンジオテンシンII受容体拮抗薬
DG03231
血圧降下薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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テルミサルタン錠20mg「NPI」 (後発品) | Telmisartan Tablets 20mg "NPI" | 日本薬品工業 | 2149042F1084 | 10.1円/錠 | 処方箋医薬品注) |
テルミサルタン錠40mg「NPI」 (後発品) | Telmisartan Tablets 40mg "NPI" | 日本薬品工業 | 2149042F2080 | 15.3円/錠 | 処方箋医薬品注) |
テルミサルタン錠80mg「NPI」 (後発品) | Telmisartan Tablets 80mg "NPI" | 日本薬品工業 | 2149042F3087 | 22.1円/錠 | 処方箋医薬品注) |
アリスキレンフマル酸塩 ラジレス (糖尿病患者に使用する場合。ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く。) [2.4参照] | 非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。 | レニン−アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
ジゴキシン | 血中ジゴキシン濃度が上昇したとの報告がある3)。 | 機序不明 |
カリウム保持性利尿剤 スピロノラクトン トリアムテレン等 カリウム補給剤 | 血清カリウム濃度が上昇するおそれがある。 | カリウム貯留作用が増強するおそれがある。 危険因子:特に腎機能障害のある患者 |
リチウム製剤 炭酸リチウム | アンジオテンシン変換酵素阻害剤との併用により、リチウム中毒を起こすことが報告されている。 | 明確な機序は不明であるが、ナトリウムイオン不足はリチウムイオンの貯留を促進するといわれているため、本剤がナトリウム排泄を促進することにより起こると考えられる。 |
利尿降圧剤 フロセミド、トリクロルメチアジド等 [11.1.4参照] | 急激な血圧低下を起こすおそれがあるので、低用量から投与を開始し、増量する場合は徐々に行うこと。 | 利尿降圧剤で治療を受けている患者にはレニン活性が亢進している患者が多く、本剤が奏効しやすい。 |
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs) | 糸球体ろ過量がより減少し、腎障害のある患者では急性腎障害を引き起こす可能性がある。 | プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。 |
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs) | 降圧薬の効果を減弱させることが報告されている。 | 血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成が阻害されるため、降圧薬の血圧低下作用を減弱させると考えられている。 |
アンジオテンシン変換酵素阻害剤 | 急性腎障害を含む腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある4)。 | レニン−アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
アリスキレンフマル酸塩 | 腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。なお、eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。 | レニン−アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
0.5〜5%未満 | 0.5%未満 | 頻度不明 | |
過敏症 | そう痒、発疹 | 紅斑、じん麻疹 | |
精神神経系 | めまい、頭痛、眠気、頭のぼんやり感 | 不安感 | 不眠、抑うつ状態 |
血液 | 白血球減少 | 好酸球上昇、血小板減少、ヘモグロビン減少、貧血 | |
循環器 | ほてり、心悸亢進 | ふらつき、上室性期外収縮、心房細動、上室性頻脈 | 低血圧、起立性低血圧、徐脈 |
消化器 | 腹痛、下痢、嘔気 | 食欲不振、消化不良、胃炎、口渇、口内炎 | 鼓腸、嘔吐 |
肝臓 | AST、ALT、Al-P、LDH上昇等の肝機能異常 | ||
呼吸器 | 咳 | 喀痰増加、咽頭炎 | |
腎臓 | 血清クレアチニン上昇、血中尿酸値上昇 | ||
骨格筋 | 関節痛、下肢痙攣、下肢痛、筋肉痛、背部痛、腱炎 | ||
電解質 | 血清カリウム上昇 | 低ナトリウム血症 | |
その他 | 耳鳴、倦怠感、CRP陽性、CK上昇 | 浮腫、脱力感、発熱、頻尿、結膜炎、目のチカチカ感、羞明 | 視覚異常、多汗、胸痛、上気道感染、インフルエンザ様症状、尿路感染、膀胱炎、敗血症、しびれ、味覚異常 |
投与量 | Cmax (ng/mL) | tmax (h) | AUC(0-24h) (ng・h/mL) | t1/2 (h) |
20mg (n=31) | 33.84±17.37 | 6.9±6.2 | 424.65±232.25 | 24.0±11.0 |
40mg (n=29) | 78.52±32.72 | 4.6±1.7 | 807.41±334.76 | 20.3±12.1 |
80mg (n=30) | 365.81±253.08 | 3.6±1.2 | 2304.54±1522.85 | 20.9±10.6 |
投与量 | 投与日 | Cmax (ng/mL) | tmax (h) | AUC(0-24h) (ng・h/mL) |
40mg (n=10) | 1日目 | 85.78±45.25 | 4.0±1.6 | 1030.16±598.93 |
14日目 | 166.51±88.49 | 3.4±1.0 | 1930.61±1155.91 | |
80mg (n=10) | 1日目 | 259.50±137.14 | 2.9±1.2 | 2288.28±956.39 |
14日目 | 436.62±219.36 | 2.3±0.9 | 3203.57±1710.92 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-72h (ng・h/mL) | Cmax (ng/mL) | tmax (h) | t1/2 (h) | |
テルミサルタン錠80mg「NPI」 | 4087.4±2342.5 | 976.35±671.95 | 1.1±0.9 | 25.7±9.9※ |
ミカルディス錠80mg | 4036.0±2407.9 | 966.89±550.30 | 1.0±0.6 | 24.9±11.2※※ |
疾患名 | 有効率(下降の例数) | |
「判定不能」を含む | 「判定不能」を除く | |
本態性高血圧症 | 76.8%(284/370) | 82.1%(284/346) |
腎障害を伴う高血圧症 | 65.0%(13/20) | 65.0%(13/20) |
重症高血圧症 | 79.3%(23/29) | 85.2%(23/27) |
合計 | 76.4%(320/419) | 81.4%(320/393) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/04/17 版 |