医療用医薬品 : リザトリプタン |
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総称名 | リザトリプタン |
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一般名 | リザトリプタン安息香酸塩 |
欧文一般名 | Rizatriptan Benzoate |
製剤名 | リザトリプタン安息香酸塩口腔内崩壊錠 |
薬効分類名 | 5-HT1B/1D受容体作動型片頭痛治療剤 |
薬効分類番号 | 2160 |
ATCコード | N02CC04 |
KEGG DRUG |
D00675
リザトリプタン安息香酸塩
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 5.効能又は効果に関連する注意 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 16.薬物動態 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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リザトリプタンOD錠10mg「TCK」 (後発品) | RIZATRIPTAN OD Tablets「TCK」 | 辰巳化学 | 2160006F2030 | 136.2円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品 |
エルゴタミン製剤 エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン(クリアミン) エルゴタミン誘導体含有製剤 ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩(ジヒデルゴット) エルゴメトリンマレイン酸塩(エルゴメトリンマレイン酸塩「F」) メチルエルゴメトリンマレイン酸塩(メテルギン) [2.8参照] | 血圧上昇又は血管攣縮が増強されるおそれがある。 本剤投与後にエルゴタミンあるいはエルゴタミン誘導体含有製剤を投与する場合、もしくはその逆の場合は、それぞれ24時間以上の間隔をあけて投与すること。 | 5-HT1B/1D受容体作動薬との薬理的相加作用により、相互に作用(血管収縮作用)を増強させる。 |
5-HT1B/1D受容体作動薬 スマトリプタンコハク酸塩(イミグラン) ゾルミトリプタン(ゾーミッグ) エレトリプタン臭化水素酸塩(レルパックス) ナラトリプタン塩酸塩(アマージ) [2.8参照] | 血圧上昇又は血管攣縮が増強されるおそれがある。 本剤投与後に他の5-HT1B/1D受容体作動薬を投与する場合、もしくはその逆の場合は、それぞれ24時間以内に投与しないこと。 | 併用により相互に作用を増強させる。 |
MAO阻害剤 [2.9,16.4.1,16.7.1参照] | 本剤及び活性代謝物の消失半減期(t1/2)が延長し、血中濃度−時間曲線下面積(AUC)が増加するので、MAO阻害剤を投与中あるいは投与中止2週間以内の患者には本剤を投与しないこと。 | A型MAO阻害剤により本剤の代謝が阻害され、本剤の作用が増強される可能性がある。 |
プロプラノロール塩酸塩(インデラル) [2.10,16.4.1,16.7.2参照] | 本剤の消失半減期(t1/2)が延長し、血中濃度−時間曲線下面積(AUC)が増加するので、プロプラノロールを投与中あるいは投与中止から次の期間が経過していない患者には本剤を投与しないこと。 錠剤:24時間、 徐放製剤:48時間 | 両薬剤の代謝にはA型MAOが関与するため本剤の代謝が阻害され、本剤の作用が増強される可能性がある。 |
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 フルボキサミンマレイン酸塩 パロキセチン塩酸塩水和物等 セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤 ミルナシプラン塩酸塩 | セロトニン症候群(不安、焦燥、興奮、頻脈、発熱、反射亢進、協調運動障害、下痢等)があらわれることがある。 | セロトニンの再取り込みを阻害し、セロトニン濃度を上昇させる。5-HT1B/1D受容体作動薬との併用により、セロトニン作用が増強する可能性が考えられる。 |
5%以上 | 0.1〜5%未満 | 頻度不明 | |
全身症状 | − | 倦怠感、脱力、胸痛、冷感 | 無力症・疲労 |
循環器 | − | 動悸 | 頻脈、高血圧 |
消化器 | − | 悪心、嘔吐、下痢、口内乾燥、口渇、腹痛 | 消化不良 |
筋・骨格系 | − | 硬直 | 頸部痛、局所性重圧感、局所性絞扼感、筋力低下、顔面痛 |
精神神経系 | 傾眠 (7.7%) | めまい、感覚減退、錯感覚、知覚過敏 | 頭痛、精神明瞭性の減退、不眠症、振戦、運動失調、神経過敏、失見当識、多幸症 |
呼吸器 | − | 鼻乾燥 | 咽頭不快感、喘鳴 |
皮膚 | − | 蕁麻疹、そう痒症 | 潮紅、発汗、発疹 |
肝臓 | − | 肝機能異常(ALT上昇、AST上昇等) | − |
その他 | − | CK上昇、光視症、頻尿、食欲減退 | 霧視、ほてり、温感、味覚異常 |
判定パラメータ | 判定パラメータ | |||
AUC0→12hr(ng・hr/mL) | Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | T1/2(hr) | |
リザトリプタンOD錠10mg「TCK」 | 66.82±13.31 | 19.01±5.88 | 1.54±0.56 | 2.03±0.43 |
マクサルトRPD錠10mg | 68.93±15.96 | 20.39±6.50 | 1.51±0.58 | 2.01±0.43 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0→12hr(ng・hr/mL) | Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | T1/2(hr) | |
リザトリプタンOD錠10mg「TCK」 | 69.99±15.72 | 21.98±7.09 | 1.27±0.43 | 1.96±0.31 |
マクサルトRPD錠10mg | 68.99±12.75 | 21.23±6.58 | 1.24±0.43 | 1.91±0.29 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/05/21 版 |