医療用医薬品 : ジェミーナ |
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総称名 | ジェミーナ |
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一般名 | レボノルゲストレル エチニルエストラジオール |
欧文一般名 | Levonorgestrel Ethinylestradiol |
製剤名 | レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール配合製剤 |
薬効分類名 | 月経困難症治療剤 |
薬効分類番号 | 2482 |
KEGG DRUG |
D04482
エチニルエストラジオール・レボノルゲストレル
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ジェミーナ配合錠 | Jemina tablets | ノーベルファーマ | 2482012F1025 | 276.8円/錠 | 処方箋医薬品注) |
副腎皮質ホルモン プレドニゾロン等 三環系抗うつ剤 イミプラミン等 セレギリン塩酸塩 シクロスポリン テオフィリン オメプラゾール | これらの薬剤の作用が増強するおそれがある。 | 本剤はこれらの薬剤の代謝を抑制すると考えられる。 |
チザニジン | これらの薬剤の作用が増強するおそれがある。 | 本剤は肝の薬物代謝酵素(CYP1A2)を阻害し、この薬剤の代謝を抑制すると考えられる。 |
リファンピシン リファブチン | 本剤の効果の減弱化及び不正性器出血の発現率が増大するおそれがある。 | これらの薬剤は肝の薬物代謝酵素(CYP3A4等)を誘導し、本剤の代謝を促進すると考えられる。 |
バルビツール酸系製剤 フェノバルビタール等 ヒダントイン系製剤 フェニトインナトリウム等 カルバマゼピン ボセンタン モダフィニル トピラマート | 本剤の効果の減弱化及び不正性器出血の発現率が増大するおそれがある。 | これらの薬剤は肝の薬物代謝酵素を誘導し、本剤の代謝を促進すると考えられる。 |
テトラサイクリン系抗生物質 テトラサイクリン等 ペニシリン系抗生物質 アンピシリン等 | 本剤の効果の減弱化及び不正性器出血の発現率が増大するおそれがある。 | これらの薬剤は腸内細菌叢を変化させ、本剤の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられる。 |
テルビナフィン塩酸塩 | 黄体ホルモン・卵胞ホルモン配合剤との併用で、月経異常があらわれたとの報告がある。 | 機序不明 |
Gn-RH誘導体 ブセレリン酢酸塩等 | これらの薬剤の作用を減弱するおそれがある。 | これらの薬剤は性ホルモンの分泌を低下することにより薬効を示すため、性ホルモンである本剤の投与によってこれらの薬剤の効果を減弱する可能性が考えられる。 |
血糖降下剤 インスリン製剤 スルフォニル尿素系製剤 スルフォンアミド系製剤 ビグアナイド系製剤等 | 血糖降下剤の作用が減弱するおそれがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、血糖降下剤の用量を調節するなど注意する。 | 本剤は耐糖能を低下させ、血糖降下剤の作用を減弱させると考えられる。 |
ラモトリギン モルヒネ サリチル酸 | これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。 | 本剤はこれらの薬剤のグルクロン酸抱合を促進すると考えられる。 |
HIVプロテアーゼ阻害剤 ネルフィナビルメシル酸塩 ホスアンプレナビル(リトナビル併用時) | エチニルエストラジオールの血中濃度が低下するおそれがある。 | 機序不明 |
HIVプロテアーゼ阻害剤 リトナビル ダルナビル(リトナビル併用時) | エチニルエストラジオールの血中濃度が低下するおそれがある。 | リトナビルは薬物代謝酵素を誘導し、本剤の代謝を促進すると考えられる。 |
HIVプロテアーゼ阻害剤 ロピナビル・リトナビル配合剤 | エチニルエストラジオールの血中濃度が低下するおそれがある。 | この薬剤は薬物代謝酵素を誘導し、本剤の代謝を促進すると考えられる。 |
非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤 ネビラピン | エチニルエストラジオールの血中濃度が低下するおそれがある。 | 機序不明 |
非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤 エファビレンツ | レボノルゲストレルの血中濃度が低下するおそれがある。 | 機序不明 |
HIVプロテアーゼ阻害剤 アタザナビル | 本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 | 本剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害すると考えられる。 |
非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤 エトラビリン | 本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 | この薬剤は本剤の代謝酵素(CYP2C9)を阻害すると考えられる。 |
アプレピタント ホスアプレピタント | 本剤の効果が減弱されるおそれがある。 | 機序は解明されていないが、これらの薬剤との併用により本剤の代謝が亢進すると考えられる。 |
フルコナゾール | 本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 | フルコナゾールは本剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害すると考えられる。 |
ボリコナゾール | 本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 ボリコナゾールの血中濃度が上昇するおそれがある。 | ボリコナゾールは本剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害すると考えられる。 本剤がボリコナゾールの代謝酵素(CYP2C19)を阻害すると考えられる。 |
アセトアミノフェン | 本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 アセトアミノフェンの血中濃度が低下するおそれがある。 | アセトアミノフェンはエチニルエストラジオールの硫酸抱合を阻害すると考えられる。 本剤が肝におけるアセトアミノフェンのグルクロン酸抱合を促進すると考えられる。 |
ルフィナミド | 本剤の効果が減弱化するおそれがある。 | 機序不明 |
セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品 | 本剤の効果の減弱化及び不正性器出血の発現率が増大するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。 | この食品は肝の薬物代謝酵素を誘導し、本剤の代謝を促進すると考えられる。 |
5%以上 | 0.1〜5%未満 | 頻度不明 | |
過敏症 | 発疹 | ||
血液 | 貧血、鉄欠乏性貧血 | ||
内分泌代謝 | 浮腫、体重増加 | ||
精神神経 | 頭痛(11.2%) | 不快気分、浮動性めまい、体位性めまい、感覚鈍麻、傾眠、回転性めまい、倦怠感 | 神経過敏、抑うつ |
眼 | 閃輝暗点 | 網膜血流障害による視力障害 | |
循環器 | 動悸、静脈瘤、ほてり、末梢性浮腫、血圧上昇 | ||
消化器 | 悪心(10.4%) | 食欲亢進、食欲減退、腹部不快感、腹部膨満、腹痛、上腹部痛、便秘、下痢、痔核、胃炎、嘔吐、口渇 | 口内炎 |
肝臓 | 肝機能異常、黄疸 | ||
皮膚 | ざ瘡 | 色素沈着注) | |
筋・骨格 | 背部痛、四肢痛 | 肩こり | |
卵巣 | 卵巣嚢胞 | ||
子宮 | 下腹部痛(20.3%)、無月経(10.4%)、月経過多(21.6%)、不正子宮出血(72.9%)、希発月経(44.6%) | 子宮平滑筋腫、月経困難症、過少月経、頻発月経、月経前症候群、腟分泌物 | 経血量変化 |
乳房 | 乳房硬結、乳房痛、乳汁漏出症、乳房不快感 | 乳房腫大、乳汁分泌、乳房萎縮 | |
臨床検査 | ALT増加、AST増加、血中クレアチニン増加、血中フィブリノゲン増加、血中鉄減少、血中LDH増加、血中トリグリセリド増加、フィブリンDダイマー増加、γ-GTP増加、ヘマトクリット減少、ヘモグロビン減少、プラスミノーゲン減少、プラスミノーゲン増加、プロテインC減少、プロトロンビン時間延長、赤血球数減少、アンチトロンビンIII減少、プロテインS減少、血小板数増加 | 総コレステロール上昇 | |
その他 | 突発性難聴、呼吸困難、腋窩痛 | カンジダ腟炎、熱感、冷感、代償性鼻出血 |
AUC0-24(ng・hr/mL) | Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | t1/2(hr) | |
レボノルゲストレル | 67.0±29.6 | 5.3±1.8 | 1.3±0.4 | 28.4±7.0 |
エチニルエストラジオール | 0.603±0.241 | 0.067±0.032 | 1.6±0.8 | 14.3±3.4 |
1〜3周期変化量注2),注3) | 群間差注2),注3) | P値注3),注4) | |
21日投与7日休薬群(n=81) | −1.8±0.12 | −0.9±0.16 | <0.001 |
77日投与7日休薬群(n=86) | −3.1±0.12 | −2.2±0.16 | <0.001 |
プラセボ群(n=78) | −0.9±0.13 | − | − |
程度 | 内容 | スコア | |
月経困難症の程度 | なし | なし | 0 |
軽度 | 仕事(学業・家事)に若干の支障あり | 1 | |
中等度 | 横になって休憩したくなるほど仕事(学業・家事)への支障をきたす | 2 | |
重度 | 1日以上寝込み、仕事(学業・家事)ができない | 3 | |
鎮痛薬の使用 | なし | なし | 0 |
軽度 | 直前(あるいは現在)の月経期間中に、鎮痛薬を1日使用した | 1 | |
中等度 | 直前(あるいは現在)の月経期間中に、鎮痛薬を2日使用した | 2 | |
重度 | 直前(あるいは現在)の月経期間中に、鎮痛薬を3日以上使用した | 3 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/01/22 版 |