医療用医薬品 : ゾスパタ |
List Top |
総称名 | ゾスパタ |
---|---|
一般名 | ギルテリチニブフマル酸塩 |
欧文一般名 | Gilteritinib Fumarate |
製剤名 | ギルテリチニブフマル酸塩錠 |
薬効分類名 | 抗悪性腫瘍剤(FLT3阻害剤) |
薬効分類番号 | 4291 |
ATCコード | L01EX13 |
KEGG DRUG |
D10800
ギルテリチニブフマル酸塩
|
JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
---|---|---|---|---|---|
ゾスパタ錠40mg | XOSPATA Tablets 40mg | アステラス製薬 | 4291053F1021 | 19752.3円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品 |
段階 | 用量 |
通常投与量 | 120mg |
1段階減量 | 80mg |
2段階減量 | 40mg |
CYP3A誘導作用及びP-gp誘導作用を有する薬剤 リファンピシン フェニトイン カルバマゼピン セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort) 等 [16.7.1参照] | CYP3A誘導作用及びP-gp誘導作用のない薬剤への代替を考慮すること。 | これらの薬剤がCYP3A及びP-gpを誘導することにより、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
強いCYP3A阻害作用及びP-gp阻害作用を有する薬剤 イトラコナゾール クラリスロマイシン 等 [16.7.2参照] | 併用を避けることが望ましい。やむを得ず併用する場合には、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | これらの薬剤がCYP3A及びP-gpを阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
QT間隔延長を起こすことが知られている薬剤 キニジン プロカインアミド オンダンセトロン 等 | 併用する場合には、患者の状態を十分に観察すること。 | 本剤及びこれらの薬剤はいずれもQT間隔を延長させるおそれがあるため、併用により作用が増強するおそれがある。 |
10%以上 | 5〜10%未満 | 5%未満 | 頻度不明 | |
血液及びリンパ系障害 | 汎血球減少症、内出血発生の増加傾向 | |||
心臓障害 | 心筋炎、洞性頻脈 | |||
血管障害 | 低血圧、高血圧、起立性低血圧、塞栓症 | |||
眼障害 | 霧視、結膜出血、網膜出血、眼乾燥、眼窩周囲浮腫、羞明、視力低下 | |||
胃腸障害 | 悪心、下痢 | 便秘、嘔吐 | 腹痛、口内炎、口内乾燥、胃食道逆流性疾患、口腔内出血、消化不良、大腸炎、口腔粘膜水疱形成 | 上腹部痛、下部消化管出血 |
一般・全身障害及び投与部位の状態 | 疲労、発熱 | 末梢性浮腫、無力症、倦怠感、粘膜の炎症、顔面浮腫、疼痛、末梢腫脹 | ||
肝胆道系障害 | 肝機能異常、高ビリルビン血症 | |||
感染症及び寄生虫症 | 上気道感染、医療機器関連感染、口腔カンジダ症、クロストリジウム・ディフィシレ大腸炎 | |||
呼吸器、胸郭及び縦隔障害 | 咳嗽、呼吸困難、鼻出血、労作性呼吸困難、しゃっくり、胸水 | 低酸素症、急性前骨髄球性白血病分化症候群 | ||
皮膚及び皮下組織障害 | 発疹、そう痒症、急性熱性好中球性皮膚症、薬疹、皮膚疼痛、点状出血、皮膚色素過剰、蕁麻疹、皮膚炎、丘疹性皮疹、紫斑、斑状皮疹 | |||
傷害、中毒及び処置合併症 | 転倒 | |||
筋骨格系及び結合組織障害 | 筋肉痛 | 関節痛、四肢痛、筋力低下、筋痙縮 | ||
代謝及び栄養障害 | 食欲減退 | 低リン酸血症、低カリウム血症、低ナトリウム血症、低カルシウム血症、高尿酸血症、低マグネシウム血症、高血糖、脱水、高トリグリセリド血症、低アルブミン血症、高リン酸塩血症 | ||
神経系障害 | 頭痛、味覚異常 | 浮動性めまい、錯感覚、末梢性ニューロパチー、異常感覚、末梢性感覚ニューロパチー、知覚過敏、感覚鈍麻、神経痛、痙攣発作、傾眠 | ||
精神障害 | 不眠症 | |||
生殖系及び乳房障害 | 腟出血 | |||
臨床検査 | ALP増加、CK増加 | LDH増加、血中クレアチニン増加、トランスアミナーゼ上昇、アルドラーゼ増加、体重減少、アミラーゼ増加、リンパ球数減少、体重増加、血中リン減少、駆出率減少 | 国際標準比増加、肝機能検査値上昇 |
20mg | 40mg | 80mg | 120mg | 200mg | 300mg | ||
単回投与 | 例数 | 1 | 4 | 4 | 4 | 9 | 2 |
Cmax(ng/mL) | 15.32 | 29.81 (13.56) | 67.07 (26.02) | 216.38 (167.00) | 221.22 (97.05) | 292.49 | |
Tmaxa)(h) | − | 4.01 (3.88,4.08) | 4.03 (2.00,9.93) | 3.03 (1.93,6.17) | 5.92 (3.85,10.00) | 6.93 (3.88,9.98) | |
AUC24(ng・h/mL) | 241.65 | 435.59 (167.16) | 1047.54 (574.97) | 3340.23 (2353.76) | 3595.61 (1463.99) | 5367.62 | |
反復投与 | 例数 | 1 | 3 | 3 | 2 | 5 | − |
Cmax(ng/mL) | 70.53 | 122.96 (66.06) | 205.90 (36.78) | 680.23 | 1016.28 (295.23) | − | |
Tmaxa)(h) | − | 3.92 (2.05,3.95) | 6.08 (1.93,6.12) | 5.06 (4.03,6.08) | 6.00 (3.98,10.00) | − | |
AUC24(ng・h/mL) | 1345.53 | 2411.97 (1181.65) | 4142.27 (738.07) | 13463.35 | 21573.86 (6230.86) | − | |
t1/2(h) | 84.04 | 88.93 (11.65) | 90.65 (68.18) | 124.09 | 126.23 (61.54) | − |
本剤群 | 対照群 | |
例数 | 247 | 124 |
中央値[95%信頼区間](カ月) | 9.3[7.7,10.7] | 5.6[4.7,7.3] |
ハザート比※1[95%信頼区間] | 0.637[0.490,0.830] | |
P値※2(片側) | 0.0004 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |