医療用医薬品 : スキサメトニウム |
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総称名 | スキサメトニウム |
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一般名 | スキサメトニウム塩化物水和物 |
欧文一般名 | Suxamethonium Chloride Hydrate |
製剤名 | スキサメトニウム塩化物注射液 |
薬効分類名 | 筋弛緩剤 |
薬効分類番号 | 1224 |
ATCコード | M03AB01 |
KEGG DRUG |
D02275
スキサメトニウム塩化物水和物
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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1.警告 2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 14.適用上の注意 16.薬物動態 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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スキサメトニウム注40「マルイシ」 | Suxamethonium Inj.40 | 丸石製薬 | 1224400A2050 | 362円/管 | 毒薬, 処方箋医薬品注) |
スキサメトニウム注100「マルイシ」 | Suxamethonium Inj.100 | 丸石製薬 | 1224400A3056 | 677円/管 | 毒薬, 処方箋医薬品注) |
ジギタリス強心配糖体 ジゴキシン メチルジゴキシン 等 | 本剤との併用により重篤な不整脈を起こすおそれがある。 | スキサメトニウム塩化物水和物の血中カリウム増加作用又はカテコールアミン放出が原因と考えられている。 |
コリンエステラーゼ阻害作用を有する薬剤 アンベノニウム塩化物 ネオスチグミン臭化物 シクロホスファミド 等 | 本剤の作用が増強し、遷延性無呼吸(持続性呼吸麻痺)を起こすことがある。 | コリンエステラーゼによる本剤の分解が阻害されると考えられている。 |
非脱分極性筋弛緩剤 | 本剤の筋弛緩作用が持続し、遷延性無呼吸(持続性呼吸麻痺)を起こすことがある。 | 本剤の神経−筋遮断作用に対して、抵抗性を増加することがある。それゆえ、筋弛緩を得るには大量の本剤が必要となり、終板の感受性低下や手術後の無呼吸を延長するかもしれない。 |
デスフルラン イソフルラン | 本剤の筋弛緩作用が増強するので、併用する場合には、本剤を減量すること。 | 併用により本剤の筋弛緩作用が増強される。 |
アプロチニン | 本剤の作用が増強又は遷延することがある。 | アプロチニンはコリンエステラーゼ活性を阻害すると考えられている。 |
ゾピクロン エスゾピクロン | 本剤の作用が増強又は遷延することがある。 | 相加的に抗痙攣作用、中枢神経抑制作用が増強する可能性がある。 |
アミノグリコシド系抗生剤 | これらの抗生剤を投与した外科手術後に突発的に呼吸困難を起こすことがある。 | 両薬剤ともに神経遮断作用を有しており、併用によりその作用が増強する。 |
リンコマイシン系抗生剤 | 本剤の筋弛緩作用が増強する。 | リンコマイシン系抗生剤は神経筋弛緩作用を持ち、本剤の作用が相加されると考えられている。 |
イリノテカン塩酸塩 | 本剤の筋弛緩作用が減弱することがある。 | イリノテカンはアセチルコリン受容体への結合能を持っていると考えられている。 |
頻度不明 | |
循環器 | 徐脈、頻脈、不整脈、血圧降下 |
筋肉 | 術後筋肉痛 |
皮膚 | 発疹 |
その他 | 眼内圧上昇、アレルギー症状 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/08/20 版 |