医療用医薬品 : ロズリートレク |
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| 総称名 | ロズリートレク |
|---|---|
| 一般名 | エヌトレクチニブ |
| 欧文一般名 | Entrectinib |
| 製剤名 | エヌトレクチニブカプセル |
| 薬効分類名 | 抗悪性腫瘍剤 チロシンキナーゼ阻害剤 |
| 薬効分類番号 | 4291 |
| ATCコード | L01EX14 |
| KEGG DRUG |
D10926
エヌトレクチニブ
|
| JAPIC | 添付文書(PDF) |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| ロズリートレクカプセル100mg | ROZLYTREK Capsules | 中外製薬 | 4291061M1025 | 5310.8円/カプセル | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
| ロズリートレクカプセル200mg | ROZLYTREK Capsules | 中外製薬 | 4291061M2021 | 10073円/カプセル | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
| 体表面積(m2) | 投与量(1日1回) |
| 0.43〜0.50 | 100mg |
| 0.51〜0.80 | 200mg |
| 0.81〜1.10 | 300mg |
| 1.11〜1.50 | 400mg |
| ≧1.51 | 600mg |
| 減量レベル | 投与量 |
| 通常投与量 | 600mg/日 |
| 一次減量 | 400mg/日 |
| 二次減量 | 200mg/日 |
| 中止 | 200mg/日で忍容性が得られない場合、投与中止する。 |
| 体表面積(m2) | 減量レベル | 投与量 |
| 0.43〜0.50 | 通常投与量 | 100mg/日 |
| 一次減量 | 100mg/日を週5日投与 | |
| 二次減量 | 100mg/日を週3日投与 | |
| 中止 | 100mg/日を週3日投与で忍容性が得られない場合、投与中止する。 | |
| 0.51〜0.80 | 通常投与量 | 200mg/日 |
| 一次減量 | 200mg/日を週5日投与 | |
| 二次減量 | 100mg/日を週5日投与 | |
| 中止 | 100mg/日を週5日投与で忍容性が得られない場合、投与中止する。 | |
| 0.81〜1.10 | 通常投与量 | 300mg/日 |
| 一次減量 | 200mg/日 | |
| 二次減量 | 100mg/日 | |
| 中止 | 100mg/日で忍容性が得られない場合、投与中止する。 | |
| 1.11〜1.50 | 通常投与量 | 400mg/日 |
| 一次減量 | 300mg/日 | |
| 二次減量 | 200mg/日を週5日投与 | |
| 中止 | 200mg/日を週5日投与で忍容性が得られない場合、投与中止する。 | |
| ≧1.51 | 通常投与量 | 600mg/日 |
| 一次減量 | 400mg/日 | |
| 二次減量 | 200mg/日 | |
| 中止 | 200mg/日で忍容性が得られない場合、投与中止する。 |
| 副作用 | Grade注) | 処置 | |
| 成人患者の場合 | 小児患者の場合 | ||
| 心臓障害(QT間隔延長を除く) | 全Grade | Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。 | |
| QT間隔延長 | Grade2の場合 | Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後、同一用量で投与再開する。 | |
| Grade3の場合 | Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。 | Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬する。 ・7日以内に回復した場合、1用量レベル減量して投与再開する。 ・7日以内に回復しなかった場合、投与中止する。 | |
| Grade4の場合 | 投与中止する。 | ||
| 認知障害、運動失調 | Grade2以上の場合 | ・初発の場合、Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。 ・再発した場合、さらに1用量レベル減量又は投与中止する。 | |
| 失神 | 全Grade | ・初発の場合、ベースラインに回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。 ・再発した場合、さらに1用量レベル減量又は投与中止する。 | |
| 貧血又は好中球減少 | Grade3の場合 | Grade2以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量又は同一用量で投与再開する。 | |
| Grade4の場合 | Grade2以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。 | ||
| 間質性肺疾患 | Grade1又は2の場合 | ・初発の場合、ベースラインに回復するまで休薬し、回復後、同一用量で投与再開する。 ・再発した場合、投与中止する。 | |
| Grade3又は4の場合 | 投与中止する。 | ||
| その他の非血液学的毒性 | Grade3又は4の場合 | Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。 | |
| CYP3A阻害剤 イトラコナゾール、クラリスロマイシン、ジルチアゼム等 グレープフルーツジュース [16.4、16.7.1参照] | 副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがあるので、CYP3A阻害作用のない薬剤への代替を考慮すること。 やむを得ず併用する際には、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。 | CYP3A阻害剤との併用により、エヌトレクチニブの代謝が阻害され、血漿中濃度が上昇する可能性がある。 |
| CYP3A誘導剤 リファンピシン、フェニトイン、モダフィニル等 [16.4、16.7.2参照] | 本剤の有効性が減弱するおそれがあるので、CYP3A誘導作用のない薬剤への代替を考慮すること。 | CYP3A誘導剤との併用により、エヌトレクチニブの代謝が亢進し、血漿中濃度が低下する可能性がある。 |
| CYP3Aの基質となる薬剤 ミダゾラム、シンバスタチン、リバーロキサバン等 [16.7.3参照] | 副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがあるので、これらの薬剤と併用する際には、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。 | CYP3Aの基質となる薬剤との併用により、併用薬の代謝が阻害され、併用薬の血漿中濃度が上昇する可能性がある。 |
| 15%以上 | 5%以上〜15%未満 | 5%未満 | 頻度不明 | |
| 精神神経系 | 味覚異常(42.3%)、めまい(32.1%)、錯感覚 | 末梢性ニューロパチー、感覚鈍麻、知覚過敏 | 頭痛、不眠症、失神、傾眠 | |
| 消化器 | 便秘(33.3%)、下痢(27.4%) | 悪心、嘔吐、嚥下障害、口内乾燥 | 胃食道逆流性疾患、食欲減退、腹痛、放屁、口内炎、消化不良、食欲亢進、腹部膨満 | |
| 泌尿器 | 血中クレアチニン増加 | 尿失禁、尿路感染 | ||
| 肝臓 | AST増加、ALT増加 | Al-P増加、血中乳酸脱水素酵素増加 | ||
| 血液 | 貧血、好中球減少、白血球減少 | リンパ球減少、血小板減少 | ||
| 循環器 | 低血圧 | |||
| 皮膚 | 発疹、皮膚乾燥 | そう痒症、皮膚疼痛、光線過敏性反応 | ||
| 筋骨格系 | 関節痛、筋肉痛、筋力低下 | 筋痙縮、筋骨格痛 | 骨折 | |
| 呼吸器 | 呼吸困難、胸水、咳嗽 | 肺感染 | ||
| 眼 | 霧視 | 羞明 | ||
| 代謝 | 高尿酸血症 | 高ナトリウム血症 | ||
| 内分泌系 | 甲状腺機能低下症 | |||
| その他 | 疲労(27.4%)、浮腫(26.2%)、体重増加(25.0%) | 腫脹、発熱、倦怠感、脱水、体重減少、疼痛 |
| Tmax(h) | Cmax(nmol/L) | t1/2(h) | AUCinf(nmol/L・h) | |
| エヌトレクチニブ (n=12) | 3.00(2.00-5.00) | 2170(39.6) | 18.3(19.6) | 40800(47.2) |
| M5 (n=12) | 3.50(3.00-5.00) | 430(48.4) | 40.6(20.5) | 12600(47.0) |
| Tmax(h) | Cmax(nmol/L) | AUC0-24(nmol/L・h) | ||
| 投与1日目 | エヌトレクチニブ (n=18) | 4.00(2.00-8.00) | 2250(57.5) | 31800注2)(47.7) |
| M5 (n=18) | 4.00(2.00-24.0) | 622(79.2) | 10200注2)(81.5) | |
| 投与14日目 | エヌトレクチニブ (n=12) | 4.00(2.00-6.00) | 3130(80.3) | 48000注3)(76.5) |
| M5 (n=12) | 4.00(0.580-24.0) | 1250(89.6) | 24000注3)(97.4) |
| 癌腫 | 奏効例数/実施例数 | 奏効率(%) (95%信頼区間) |
| 肉腫 | 6/13 | 46.2 (19.22-74.87) |
| 非小細胞肺癌 | 6/9 | 66.7 (29.93-92.51) |
| 乳癌 | 5/6 | 83.3 (35.88-99.58) |
| 乳腺相似分泌癌 | 5/6 | 83.3 (35.88-99.58) |
| 甲状腺癌 | 1/5 | 20.0 (0.51-71.64) |
| 結腸・直腸癌 | 1/3 | 33.3 (0.84-90.57) |
| 神経内分泌腫瘍 | 1/3 | 33.3 (0.84-90.57) |
| 膵癌 | 2/3 | 66.7 (9.43-99.16) |
| 婦人科癌 | 1/2 | 50.0 (1.26-98.74) |
| 胆管細胞癌 | 1/1 | 100.0 (2.50-100.0) |
| 年齢 | 癌腫 | 用量注1)(mg/m2) | 最良総合効果注2) |
| 0 | 乳児型線維肉腫 | 400 | SD |
| 3 | 類表皮性膠芽腫 | 550 | CR |
| 4 | 高グレード神経膠腫 | 400 | PR |
| 4 | 悪性黒色腫 | 400 | PR |
| 4 | 乳児型線維肉腫 | 750 | PR |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2026/01/21 版 |