医療用医薬品 : シムツーザ |
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総称名 | シムツーザ |
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一般名 | ダルナビル エタノール付加物 コビシスタット エムトリシタビン テノホビル アラフェナミドフマル酸塩 |
欧文一般名 | Darunavir Ethanolate Cobicistat Emtricitabine Tenofovir Alafenamide Fumarate |
製剤名 | ダルナビル エタノール付加物・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩配合錠 |
薬効分類名 | 抗ウイルス化学療法剤 |
薬効分類番号 | 6250 |
ATCコード | J05AR22 |
KEGG DRUG |
D11382
ダルナビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビルアラフェナミド
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KEGG DGROUP |
DG03107
抗HIV薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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シムツーザ配合錠 | SYMTUZA Combination Tablets | ヤンセンファーマ | 6250118F1024 | 4408.8円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品※ |
リファンピシン リファジン フェノバルビタール フェノバール等 フェニトイン アレビアチン等 ホスフェニトイン ホストイン カルバマゼピン テグレトール [2.2、16.7.2参照] | ダルナビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。 | これらの薬剤のCYP3A及びP糖蛋白誘導作用による。 |
セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品 [2.2参照] | ダルナビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。 | これらの薬剤のCYP3A及びP糖蛋白誘導作用による。 |
トリアゾラム ハルシオン ミダゾラム ドルミカム ミダフレッサ ブコラム [2.2、16.7.2参照] | これらの薬剤の血中濃度上昇により、過度の鎮静や呼吸抑制等の重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こる可能性がある。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ピモジド オーラップ [2.2参照] | ピモジドの血中濃度上昇により、不整脈等の重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こる可能性がある。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
シンバスタチン リポバス [2.2参照] | シンバスタチンの血中濃度上昇により、横紋筋融解症が起こる可能性がある。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン クリアミン ジヒドロエルゴタミン ジヒデルゴット エルゴメトリン メチルエルゴメトリン パルタンM [2.2参照] | これらの薬剤の血中濃度上昇により、末梢血管痙縮、虚血等の重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こる可能性がある。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
バルデナフィル レビトラ シルデナフィル レバチオ タダラフィル アドシルカ [2.2参照] | これらの薬剤の血中濃度を上昇させるおそれがある。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ブロナンセリン ロナセン [2.2参照] | ブロナンセリンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
アゼルニジピン カルブロック アゼルニジピン・オルメサルタン メドキソミル レザルタス配合錠 [2.2参照] | アゼルニジピンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ルラシドン ラツーダ [2.2参照] | ルラシドンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ロミタピド ジャクスタピッド [2.2参照] | ロミタピドの血中濃度が著しく上昇するおそれがある。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
フィネレノン ケレンディア [2.2参照] | フィネレノンの血中濃度が著しく上昇するおそれがある。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
イバブラジン コララン [2.2参照] | イバブラジンの血中濃度が上昇し、過度の徐脈があらわれることがある。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ベネトクラクス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期) ベネクレクスタ [2.2参照] | ベネトクラクスの血中濃度が上昇し、腫瘍崩壊症候群の発現が増強する可能性がある。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
イサブコナゾニウム硫酸塩 クレセンバ [2.2参照] | イサブコナゾールの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
グラゾプレビル グラジナ [2.2参照] | グラゾプレビルの血中濃度が上昇する可能性がある。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用及びOATP1B阻害作用により、グラゾプレビルの血中濃度が上昇することがある。 |
リバーロキサバン イグザレルト チカグレロル ブリリンタ [2.2参照] | これらの薬剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されることにより、出血の危険性が増大するおそれがある。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用又はP糖蛋白阻害作用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。 |
デキサメタゾン(全身投与) | ダルナビル及びコビシスタットの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。併用する場合には注意して投与すること。 | デキサメタゾンのCYP3A誘導作用により、ダルナビル及びコビシスタットの代謝が促進される。 |
アトルバスタチン [16.7.2参照] | アトルバスタチンの血中濃度上昇により、横紋筋融解症が起こる可能性がある。併用する場合には必要に応じてアトルバスタチンの投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
サルメテロール | サルメテロールの血中濃度上昇により、QT延長、動悸、洞性頻脈等の心血管系事象の発現リスクが増大する可能性がある。併用する場合には必要に応じてサルメテロールの投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
シルデナフィル バイアグラ タダラフィル シアリス、ザルティア [16.7.2参照] | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
クロラゼプ酸 ジアゼパム エスタゾラム フルラゼパム ゾルピデム | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
アミオダロン ベプリジル ジソピラミド リドカイン(全身投与) キニジン | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
シクロスポリン タクロリムス シロリムス テムシロリムス [16.7.2参照] | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
クロナゼパム エトスクシミド | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
Ca拮抗剤 (フェロジピン、ニフェジピン、ニカルジピン、アムロジピン、ジルチアゼム、ベラパミル等) | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
フルチカゾン ブデソニド プレドニゾロン | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ダサチニブ エベロリムス ニロチニブ ラパチニブ ビンブラスチン ビンクリスチン | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ボセンタン | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
アピキサバン | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
エプレレノン | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
トルバプタン エレトリプタン | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ダビガトランエテキシラート [16.7.2参照] | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのP糖蛋白阻害作用による。 |
アミトリプチリン イミプラミン パロキセチン ノルトリプチリン セルトラリン トラゾドン [16.7.2参照] | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A又はCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
リスペリドン ペルフェナジン クエチアピン | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A又はCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
フェンタニル オキシコドン トラマドール | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A又はCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
プロパフェノン | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A又はCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
トルテロジン | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A又はCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
デキストロメトルファン [16.7.2参照] | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A又はCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ベネトクラクス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期、急性骨髄性白血病) | ベネトクラクスの血中濃度が上昇し、副作用が増強するおそれがあるので、ベネトクラクスを減量するとともに患者の状態を慎重に観察すること。 | コビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
カルベジロール メトプロロール チモロール | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | コビシスタットのCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
フレカイニド メキシレチン | これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | コビシスタットのCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ロスバスタチン プラバスタチン ピタバスタチン [16.7.2参照] | これらの薬剤の血中濃度上昇により、横紋筋融解症が起こる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。 | 機序不明 |
ジゴキシン [16.7.2参照] | ジゴキシンの血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてジゴキシンの投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのP糖蛋白阻害作用による。 |
コルヒチン [2.3、9.2.1、9.3.1参照] | コルヒチンの血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてコルヒチンの投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用又はP糖蛋白阻害作用による。 |
グレカプレビル・ピブレンタスビル | グレカプレビルの血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてグレカプレビル・ピブレンタスビルの投与量を減量するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットのP糖蛋白、BCRP又はOATP1B阻害作用による。 |
ドロスピレノン | ドロスピレノンの血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてドロスピレノンの投与量を減量するなど注意して投与すること。 | 機序不明 |
経口避妊剤 (エチニルエストラジオール、ノルエチステロン等) [16.7.2参照] | これらの薬剤の血中濃度を低下させる可能性がある。本剤を投与する場合は、別の避妊方法を行うことが望ましい。 | 機序不明 |
メサドン [16.7.2参照] | メサドンの血中濃度を低下させる可能性がある。併用する場合には注意して投与すること。 | 機序不明 |
リファブチン [16.7.2参照] | ダルナビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。また、リファブチンの血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じて本剤又はリファブチンの投与量を調節するなど注意して投与すること。 | リファブチンのCYP3A及びP糖蛋白誘導作用、及びダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用による。 |
クラリスロマイシン エリスロマイシン [16.7.2参照] | ダルナビル、コビシスタット又はこれらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。併用する場合には必要に応じて本剤又はこれらの薬剤の投与量を調節するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットとこれらの薬剤のCYP3A阻害作用により、相互に代謝が阻害される。 |
イトラコナゾール ケトコナゾール注) ボリコナゾール フルコナゾール [16.7.2参照] | ダルナビル、コビシスタット、テノホビル アラフェナミド又はこれらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。併用する場合には必要に応じて本剤又はこれらの薬剤の投与量を調節するなど注意して投与すること。 | ダルナビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドとこれらの薬剤のCYP3A及びP糖蛋白阻害作用による。 |
ワルファリン [16.7.2参照] | ワルファリンの血中濃度に影響を与えることがある。併用する場合には必要に応じて本剤又はワルファリンの投与量を調節するなど注意して投与すること。 | ダルナビル及びコビシスタットの薬物代謝酵素阻害作用により、血中濃度に変化がおこることがある。 |
アシクロビル バラシクロビル ガンシクロビル バルガンシクロビル等 | これらの薬剤、テノホビル又はエムトリシタビンの血中濃度が上昇し、有害事象を増強する可能性がある。併用する場合には必要に応じて本剤又はこれらの薬剤の投与量を調節するなど注意して投与すること。 | 尿細管への能動輸送により排泄される薬剤と併用する場合、排泄経路の競合により排泄が遅延する。 |
腎毒性を有する薬剤 [8.3、11.1.4参照] | これらの薬剤との併用は避けることが望ましい。 | これらの薬剤との併用により血中濃度が上昇するおそれがある。 |
5%以上 | 5%未満 | 頻度不明 | |
免疫系障害 | 過敏症、免疫再構築症候群 | ||
代謝及び栄養障害 | 糖尿病、食欲不振、体脂肪の再分布/蓄積 | 高トリグリセリド血症、高コレステロール血症、高脂血症 | |
精神障害 | 異常な夢 | ||
神経系障害 | 頭痛 | ||
胃腸障害 | 下痢、腹痛 | 悪心、嘔吐、消化不良、腹部膨満、鼓腸 | 膵酵素増加 |
肝胆道系障害 | 急性肝炎、肝酵素増加 | ||
皮膚及び皮下組織障害 | 発疹 | そう痒症、蕁麻疹、血管性浮腫 | |
筋骨格系及び結合組織障害 | 筋肉痛、骨壊死 | ||
生殖系及び乳房障害 | 女性化乳房 | ||
全身障害及び投与局所様態 | 疲労、無力症 | ||
臨床検査 | 総コレステロール増加、LDLコレステロール増加、トリグリセリド増加、ブドウ糖増加、AST増加、ALT増加、膵型アミラーゼ増加、血中クレアチニン増加 | ALP増加 | リパーゼ増加 |
薬物動態パラメータ | 平均値(標準偏差)、tmax:中央値(範囲) | |||
8例 | 8例 | 8例 | 8例 | |
ダルナビル | コビシスタット | エムトリシタビン | テノホビル アラフェナミド | |
tmax(hr) | 3.00 (1.50-4.00) | 2.50 (2.00-4.00) | 1.75 (1.00-3.00) | 1.25 (0.75-2.50) |
Cmax(ng/mL) | 5965 (958) | 1094 (273) | 2671 (431) | 183 (71.2) |
AUC∞(ng・hr/mL) | 58441 (20276) | 7325 (2754) | 11342 (1262) | 132 (38.4) |
t1/2(hr) | 6.39 (2.41) | 3.69 (0.70) | 18.71 (2.97) | 0.26 (0.06) |
薬物動態パラメータ | 平均値(標準偏差)、tmax:中央値(範囲) | |||
93例 | 93例 | 93例 | 94例 | |
ダルナビル | コビシスタット | エムトリシタビン | テノホビル アラフェナミド | |
tmax(hr) | 4.00 (1.50-8.00) | 4.00 (1.50-6.00) | 2.00 (0.60-5.00) | 1.50 (0.25-3.50) |
Cmax(ng/mL) | 7042 (1481) | 894 (254) | 2041 (481) | 110 (54.1) |
AUC∞(ng・hr/mL) | 87280注1) (28097) | 6785 (2518) | 11882注2) (2002) | 127注3) (39.4) |
t1/2(hr) | 5.9注1) (2.1) | 3.7 (0.7) | 16.5注2) (3.3) | 0.3注3) (0.1) |
薬物動態パラメータ | 平均値(標準偏差)、tmax,t1/2:中央値(範囲) | |||
10例 | ||||
ダルナビル | コビシスタット | エムトリシタビン | テノホビル アラフェナミド | |
tmax(hr) | 3.00 (3.00-4.00) | 3.00 (2.00-4.00) | 1.75 (1.50-2.00) | 0.50 (0.50-1.00) |
Cmax(ng/mL) | 9743.2 (1391.01) | 1305.2 (179.95) | 2198.9 (455.01) | 130.7 (51.19) |
AUCtau(ng・hr/mL) | 113654.8 (27016.15) | 10097.3 (2395.47) | 12602.1 (2067.52) | − |
AUClast(ng・hr/mL) | − | − | − | 116.4 (30.27) |
t1/2(hr) | 7.13 (6.53-9.01) | 2.90 (2.81-3.42) | 5.48 (4.74-6.96) | 0.41 (0.33-0.51) |
薬物動態パラメータ | 平均値(変動係数)、tmax,t1/2:中央値(範囲) | |||
21例 | ||||
ダルナビル | コビシスタット | エムトリシタビン | テノホビル アラフェナミド | |
tmax(hr) | 3.00 (2.00-4.00) | 3.03 (3.00-4.00) | 1.52 (1.50-2.00) | 0.53 (0.50-1.00) |
Cmax(ng/mL) | 8826.2 (33.3) | 1128.7 (35.3) | 2056.4 (25.3) | 163.0 (51.9) |
AUCtau(ng・hr/mL) | 99301.8 (45.3) | 8744.5 (43.9) | 11918.0 (35.9) | − |
AUClast(ng・hr/mL) | − | − | − | 130.5 (34.1) |
t1/2(hr) | 9.42 (6.31-13.87) | 3.16 (2.77-3.70) | 7.51 (6.40-8.79) | 0.45 (0.38-0.66) |
薬物動態パラメータ | 平均値(標準偏差)、tmax:中央値(範囲) |
12例 | |
tmax(hr) | 3.00(1.00-6.00) |
Cmax(ng/mL) | 6721(1700) |
Cmin(ng/mL) | 1589(768.2)注1) |
AUC24h(ng・hr/mL) | 81880(26300)注1) |
薬物動態パラメータ | 平均値(変動係数)、tmax:中央値(範囲) | |||
24例 | ||||
コビシスタット | エムトリシタビン | テノホビル アラフェナミド | テノホビル | |
tmax(hr) | 4.00 (2.01-5.00) | 2.00 (1.00-4.00) | 1.48 (0.50-2.00) | 3.00 (1.00-4.00) |
Cmax(ng/mL) | 1202 (35.0) | 2265 (22.5) | 167 (64.4) | 18 (23.7) |
AUCtau(ng・hr/mL) | 8241 (36.1)注1) | 14424 (23.9) | − | 288 (18.8)注1) |
AUClast(ng・hr/mL) | − | − | 189 (55.8) | − |
併用薬 | 併用薬の用法・用量 | ダルナビル・コビシスタット配合剤の用法・用量 | 例数 | 併用薬の薬物動態パラメータ:幾何最小二乗平均の比[90%信頼区間] | |
Cmax | AUC∞ | ||||
ダビガトランエテキシラート | 150mg 単回 | ダルナビル・コビシスタット 800・150mg 単回 | 14 | 2.64[2.29,3.05] | 2.64[2.32,3.00] |
ダルナビル・コビシスタット 800・150mg 1日1回注1) | 14 | 1.99[1.72,2.30] | 1.88[1.65,2.13] |
併用薬 | 併用薬の用法及び用量 | ダルナビルの用法及び用量 | リトナビルの用法及び用量 | 例数 | 他剤併用時/非併用時のダルナビルの薬物動態パラメータの比 [90%信頼区間] | ||
Cmax | AUC | Cmin | |||||
エファビレンツ | 600mg 1日1回 | 300mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 12 | 0.85 [0.72,1.00] | 0.87 [0.75,1.01] | 0.69 [0.54,0.87] |
ネビラピン | 200mg 1日2回 | 400mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 8 | 1.40 [1.14,1.73] | 1.23 [0.97,1.57] | 1.02 [0.79,1.32] |
セルトラリン | 50mg 1日1回 | 400mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 13 | 1.01 [0.89,1.14] | 0.98 [0.84,1.14] | 0.94 [0.76,1.16] |
パロキセチン | 20mg 1日1回 | 400mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 16 | 0.97 [0.92,1.02] | 1.02 [0.95,1.10] | 1.07 [0.96,1.19] |
ラニチジン | 150mg 1日2回 | 400mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 16 | 0.96 [0.89,1.05] | 0.95 [0.90,1.01] | 0.94 [0.90,0.99] |
オメプラゾール | 20mg 1日1回 | 400mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 16 | 1.02 [0.95,1.09] | 1.04 [0.96,1.13] | 1.08 [0.93,1.25] |
ジダノシン | 400mg 1日1回 | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 17 | 0.93 [0.86,1.00] | 1.01 [0.95,1.07] | 1.07 [0.95,1.21] |
テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩 | 300mg 1日1回 | 300mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 12 | 1.16 [0.94,1.42] | 1.21 [0.95,1.54] | 1.24 [0.90,1.69] |
ケトコナゾール | 200mg 1日2回 | 400mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 14 | 1.21 [1.04,1.40] | 1.42 [1.23,1.65] | 1.73 [1.39,2.14] |
クラリスロマイシン | 500mg 1日2回 | 400mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 17 | 0.83 [0.72,0.96] | 0.87 [0.75,1.01] | 1.01 [0.81,1.26] |
リファブチン | 150mg 隔日1回 | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 11注1) | 1.42 [1.21,1.67] | 1.57 [1.28,1.93] | 1.75 [1.28,2.37] |
カルバマゼピン | 200mg 1日2回 | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 11注1) | 1.04 [0.93,1.16] | 0.99 [0.90,1.08] | 0.85 [0.73,1.00] |
リルピビリン | 150mg 1日1回 | 800mg 1日1回 | 100mg 1日1回 | 14注2) | 0.90 [0.81,1.00] | 0.89 [0.81,0.99] | 0.89 [0.68,1.16] |
エトラビリン | 200mg 1日2回 | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 10注2) | 1.11 [1.01,1.22] | 1.15 [1.05,1.26] | 1.02 [0.90,1.17] |
アルテメテル・ルメファントリン配合剤 | アルテメテル・ルメファントリン配合剤 80・480mg,3日間投与(0,8,24,36,48及び60時間に投与) | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 14 | 1.00 [0.93,1.07] | 0.96 [0.90,1.03] | 0.87 [0.77,0.98] |
ロピナビル | ロピナビル・リトナビル配合剤 400・100mg 1日2回 | 300mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 9 | 0.61 [0.51,0.74] | 0.47 [0.40,0.55] | 0.35 [0.29,0.42] |
NA | 8 | 0.67 [0.53,0.84] | 0.47 [0.37,0.59] | 0.36 [0.29,0.46] | |||
インジナビル | 800mg 1日2回 | 400mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 9 | 1.11 [0.98,1.26] | 1.24 [1.09,1.42] | 1.44 [1.13,1.82] |
アタザナビル | 300mg 1日1回 | 400mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 13 | 1.02 [0.96,1.09] | 1.03 [0.94,1.12] | 1.01 [0.88,1.16] |
併用薬 | 併用薬の用法及び用量 | ダルナビルの用法及び用量 | リトナビルの用法及び用量 | 例数 | 他剤併用時/非併用時の併用薬の薬物動態パラメータの比 [90%信頼区間] | ||
Cmax | AUC | Cmin | |||||
エファビレンツ | 600mg 1日1回 | 300mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 12 | 1.15 [0.97,1.35] | 1.21 [1.08,1.36] | 1.17 [1.01,1.36] |
ネビラピン | 200mg 1日2回 | 400mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 8 | 1.18 [1.02,1.37] | 1.27 [1.12,1.44] | 1.47 [1.20,1.82] |
プラバスタチン | 40mg 単回 | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 14 | 1.63 [0.95,2.82] | 1.81 [1.23,2.66] | NC |
セルトラリン | 50mg 1日1回 | 400mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 13 | 0.56 [0.49,0.63] | 0.51 [0.46,0.58] | 0.51 [0.45,0.57] |
パロキセチン | 20mg 1日1回 | 400mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 16 | 0.64 [0.59,0.71] | 0.61 [0.56,0.66] | 0.63 [0.55,0.73] |
ジダノシン | 400mg 1日1回 | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 17 | 0.84 [0.59,1.20] | 0.91 [0.75,1.10] | NC |
テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩 | 300mg 1日1回 | 300mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 12 | 1.24 [1.08,1.42] | 1.22 [1.10,1.35] | 1.37注1) [1.19,1.57] |
R(−)メサドン | メサドン 55〜150mg 1日1回 | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 16 | 0.76 [0.71,0.81] | 0.84 [0.78,0.91] | 0.85 [0.77,0.94] |
S(+)メサドン | 0.56 [0.51,0.62] | 0.64 [0.58,0.71] | 0.60 [0.53,0.69] | ||||
シルデナフィル | シルデナフィル 25mg 単回注2)/100mg単回注3) | 400mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 16 | 0.62 [0.55,0.70] | 0.97 [0.86,1.09] | NC |
N-デスメチルシルデナフィル | 0.05 [0.04,0.05] | 0.05 [0.04,0.08] | NC | ||||
ケトコナゾール | 200mg 1日2回 | 400mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 15 | 2.11 [1.81,2.44] | 3.12 [2.65,3.68] | 9.68 [6.44,14.55] |
エチニルエストラジオール | エチニルエストラジオール・ノルエチステロン配合剤(各35μg・1.0mg含有) 1日1回 | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 11注4) | 0.68 [0.61,0.74] | 0.56 [0.50,0.63] | 0.38 [0.27,0.54] |
ノルエチステロン | 0.90 [0.83,0.97] | 0.86 [0.75,0.98] | 0.70 [0.51,0.97] | ||||
アトルバスタチン | アトルバスタチン 10mg 1日1回注2)/40mg1日1回注3) | 300mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 15 | 0.56 [0.48,0.67] | 0.85 [0.76,0.97] | 1.81 [1.37,2.40] |
アトルバスタチンラクトン | 0.85 [0.76,0.96] | 1.07 [0.96,1.19] | 2.08 [1.63,2.65] | ||||
クラリスロマイシン | 500mg 1日2回 | 400mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 17 | 1.26 [1.03,1.54] | 1.57 [1.35,1.84] | 2.74 [2.30,3.26] |
ジゴキシン | 0.4mg 単回 | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 8 | 1.15 [0.89,1.48] | 1.36 [0.81,2.26] | NC |
リファブチン | リファブチン 150mg 隔日1回注2)/300mg1日1回注3) | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 11注5) | 0.72 [0.55,0.93] | 0.93 [0.80,1.09] | 1.64 [1.48,1.81] |
25-脱アセチル体代謝物 | 4.77 [4.04,5.63] | 9.81 [8.09,11.9] | 27.1 [22.15,33.16] | ||||
ブプレノルフィン | ブプレノルフィン・ナロキソン配合剤 1日1回最大16・4mg | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 17 | 0.92 [0.79,1.08] | 0.89 [0.78,1.02] | 0.98 [0.82,1.16] |
ノルブプレノルフィン | 17 | 1.36 [1.06,1.74] | 1.46 [1.15,1.85] | 1.71 [1.29,2.27] | |||
カルバマゼピン | 200mg 1日2回 | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 16 | 1.43 [1.34,1.53] | 1.45 [1.35,1.57] | 1.54 [1.41,1.68] |
カルバマゼピンエポキシド | 16 | 0.46 [0.43,0.49] | 0.46 [0.44,0.49] | 0.48 [0.45,0.51] | |||
ラルテグラビル | 400mg 1日2回 | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 6 | 0.67注6) [0.33,1.37] | 0.71注6) [0.38,1.33] | NC |
マラビロク | 150mg 1日2回 | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 12 | 2.29注6) [1.46,3.59] | 4.05注6) [2.94,5.59] | 8.00 [6.35,10.1] |
リルピビリン | 150mg 1日1回 | 800mg 1日1回 | 100mg 1日1回 | 14 | 1.79 [1.56,2.06] | 2.30 [1.98,2.67] | 2.78 [2.39,3.24] |
エトラビリン | 200mg 1日2回注2)/100mg1日2回注3) | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 10注7) | 1.81 [1.56,2.11] | 1.80 [1.56,2.08] | 1.67 [1.38,2.03] |
アルテメテル | アルテメテル・ルメファントリン配合剤 80・480mg,3日間投与(0,8,24,36,48及び60時間に投与) | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 14注5) | 0.82 [0.61,1.11] | 0.84 [0.69,1.02] | 0.97 [0.90,1.05] |
ジヒドロアルテミシニン | 0.82 [0.66,1.01] | 0.82 [0.74,0.91] | 1.00 [0.82,1.22] | ||||
ルメファントリン | 1.65 [1.49,1.83] | 2.75 [2.46,3.08] | 2.26注8) [1.92,2.67] | ||||
ロピナビル | ロピナビル・リトナビル配合剤 400・100mg 1日2回 | 300mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 9 | 1.22 [1.12,1.32] | 1.37 [1.27,1.49] | 1.72 [1.46,2.03] |
NA | 8 | 0.83 [0.70,0.99] | 0.81 [0.70,0.94] | 0.65 [0.48,0.88] | |||
インジナビル | 800mg 1日2回 | 400mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 9 | 1.08 [0.95,1.22] | 1.23 [1.06,1.42] | 2.25 [1.63,3.10] |
S-ワルファリン | ワルファリン 10mg+ビタミンK1 10mg+デキストロメトルファン 30mg+オメプラゾール 40mg 単回 | 600mg 1日2回 | 100mg 1日2回 | 12 | 0.92 [0.86,0.98] | 0.79 [0.74,0.86] | NC |
7-OH-S-ワルファリン | 12 | 1.43 [1.24,1.64] | 1.24 [0.97,1.58] | NC | |||
デキストロメトルファン | 12 | 2.27 [1.59,3.26] | 2.70 [1.80,4.05] | NC | |||
デキストルファン | 12 | 0.87 [0.77,0.98] | 0.96 [0.90,1.03] | NC | |||
オメプラゾール | 12 | 0.66 [0.48,0.91] | 0.58 [0.51,0.67] | NC | |||
5-OH-オメプラゾール | 12 | 0.94 [0.72,1.22] | 0.85 [0.77,0.93] | NC |
併用薬 | 併用薬の用法及び用量 | コビシスタットの用法及び用量 | 例数 | 他剤併用時/非併用時のコビシスタットの薬物動態パラメータの比 [90%信頼区間] | ||
Cmax | AUC | Ctau | ||||
ファモチジン | 40mg 1日1回 夜,食後,エルビテグラビル,コビシスタット投与後12時間後 | 150mg 1日1回,朝,食後 | 10 | 1.04 [0.99,1.08] | 1.05 [1.02,1.08] | 1.15 [1.06,1.26] |
40mg 1日1回 朝,食後 | 16 | 1.06 [0.99,1.13] | 1.03 [0.97,1.11] | 1.11 [1.00,1.24] | ||
オメプラゾール | 20mg 1日1回,朝,絶食下 | 11 | 0.90 [0.82,0.99] | 0.92 [0.85,1.01] | 0.93 [0.74,1.17] | |
20mg 1日1回,夜,絶食下,エルビテグラビル,コビシスタット投与後12時間後 | 11 | 0.94 [0.85,1.05] | 0.99 [0.89,1.09] | 1.02注2) [0.82,1.28] |
併用薬 | 併用薬の用法及び用量 | コビシスタットの用法及び用量 | 例数 | 他剤併用時/非併用時の併用薬の薬物動態パラメータの比 [90%信頼区間] | ||
Cmax | AUC | Ctau | ||||
デシプラミン(国内未承認) | 50mg 単回 | 150mg 1日1回 | 8 | 1.24 [1.08,1.44] | 1.58 [1.35,1.84] | NC |
ジゴキシン | 0.5mg 単回 | 22 | 1.41 [1.29,1.55] | 1.20 [1.10,1.30] | NC | |
エファビレンツ | 600mg 単回 | 17 | 0.87 [0.80,0.94] | 0.93 [0.90,0.96] | NC | |
ロスバスタチン | 10mg 単回 | 150mg 1日1回 | 10 | 1.89 [1.48,2.42] | 1.38 [1.14,1.67] | 1.43 [1.08,1.89]注2) |
リファブチン | リファブチン 150mg 隔日1回注3)/300mg1日1回注4) | 150mg 1日1回 | 12 | 1.09 [0.98,1.20] | 0.92 [0.83,1.03] | 0.94 [0.85,1.04] |
25-脱アセチル体代謝物 | 4.84 [4.09,5.74] | 6.25 [5.08,7.69] | 4.94 [4.04,6.04] | |||
ノルゲスチメート及びエチニルエストラジオール | 0.180/0.215/0.250mg ノルゲスチメート 1日1回 | 150mg 1日1回注5) | 15 | 2.08 [2.00,2.17] | 2.26 [2.15,2.37] | 2.67 [2.43,2.92] |
0.025mg エチニルエストラジオール 1日1回 | 0.94 [0.86,1.04] | 0.75 [0.69,0.81] | 0.56 [0.52,0.61] | |||
ブプレノルフィン | ブプレノルフィン 16〜24mg 1日1回 | 150mg 1日1回 | 17 | 1.12 [0.98,1.27] | 1.35 [1.18,1.55] | 1.66 [1.31,1.93] |
ノルブプレノルフィン | 1.24 [1.03,1.49] | 1.42 [1.22,1.67] | 1.57 [1.31,1.88] | |||
R-メサドン | メサドン 80〜120mg 1日1回 | 150mg 1日1回 | 11 | 1.01 [0.91,1.13] | 1.07 [0.96,1.19] | 1.10 [0.95,1.28] |
S-メサドン | 0.96 [0.87,1.06] | 1.00 [0.89,1.12] | 1.02 [0.89,1.17] | |||
ナロキソン | 4〜6mg 1日1回 | 150mg 1日1回 | 17 | 0.72 [0.61,0.85] | 0.72 [0.59,0.87] | NC |
併用薬 | 併用薬の用法及び用量 | エムトリシタビンの用量 | 例数 | 他剤併用時/非併用時のエムトリシタビンの薬物動態パラメータの比 [90%信頼区間] | ||
Cmax | AUC | Cmin | ||||
ダルナビル | 800mg+コビシスタット150mg 1日1回 | 200mg 1日1回注1) | 11 | 1.13 [1.02,1.24] | 1.24 [1.17,1.31] | 1.31 [1.24,1.38] |
エファビレンツ | 600mg 1日1回 | 200mg 1日1回 | 11 | 0.90 [0.81,0.99] | 0.92 [0.87,0.96] | 0.92 [0.86,0.98] |
セルトラリン | 50mg 単回 | 200mg 1日1回注2) | 19 | 0.90 [0.82,0.98] | 0.84 [0.81,0.88] | 0.94 [0.90,0.99] |
タクロリムス | 0.05mg/kg 1日2回 | 200mg 1日1回注3) | 21 | 0.89 [0.83,0.95] | 0.95 [0.91,0.99] | 1.03 [0.96,1.10] |
ファムシクロビル | 500mg 単回 | 200mg 単回 | 12 | 0.90 [0.80,1.01] | 0.93 [0.87,0.99] | NC |
テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩 | 300mg 1日1回 7日間 | 200mg 1日1回 7日間 | 17 | 0.96 [0.87,1.06] | 1.07 [1.00,1.14] | 1.20 [1.12,1.29] |
インジナビル | 800mg 単回 | 200mg 単回 | 12 | 0.92 [0.82,1.04] | 1.01 [0.94,1.09] | NC |
サニルブジン | 40mg 単回 | 200mg 単回 | 6 | 1.04 [0.94,1.16] | 1.02 [0.94,1.11] | NC |
ジドブジン | 300mg 1日2回 7日間 | 200mg 1日1回 7日間 | 27 | 0.97 [0.90,1.04] | 0.97 [0.93,1.01] | 0.96 [0.88,1.04] |
ソホスブビル・ベルパタスビル配合剤 | 400・100mg 1日1回 | 200mg 1日1回注2) | 24 | 1.02 [0.97,1.06] | 1.01 [0.98,1.04] | 1.02 [0.97,1.07] |
併用薬 | 併用薬の用法及び用量 | エムトリシタビンの用量 | 例数 | 他剤併用時/非併用時の併用薬の薬物動態パラメータの比 [90%信頼区間] | ||
Cmax | AUC | Cmin | ||||
テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩 | 300mg 1日1回 7日間 | 200mg 1日1回 7日間 | 17 | 1.03 [0.95,1.11] | 1.00 [0.92,1.09] | 1.02 [0.92,1.13] |
インジナビル | 800mg 単回 | 200mg 単回 | 12 | 0.98 [0.84,1.13] | 1.02 [0.89,1.17] | NC |
サニルブジン | 40mg 単回 | 200mg 単回 | 6 | 1.05 [0.95,1.16] | 1.09 [0.83,1.44] | NC |
ジドブジン | 300mg 1日2回 7日間 | 200mg 1日1回 7日間 | 27 | 1.17 [1.00,1.38] | 1.13 [1.05,1.20] | 0.98 [0.89,1.09] |
併用薬 | 併用薬の用法及び用量 | テノホビル アラフェナミドの用量 | 例数 | 他剤併用時/非併用時のテノホビル アラフェナミドの薬物動態パラメータの比 [90%信頼区間] | ||
Cmax | AUC | Cmin | ||||
カルバマゼピン | 300mg 1日2回 | 25mg 単回 | 26 | 0.43 [0.36,0.51] | 0.45 [0.40,0.51] | NC |
アタザナビル | 300mg+リトナビル100mg 1日1回 | 10mg 単回 | 10 | 1.77 [1.28,2.44] | 1.91 [1.55,2.35] | NC |
コビシスタット | 150mg 1日1回 | 8mg 1日1回 | 12 | 2.83 [2.20,3.65] | 2.65 [2.29,3.07] | NC |
ダルナビル | 800mg+コビシスタット150mg 1日1回 | 25mg 1日1回注1) | 11 | 0.93 [0.72,1.21] | 0.98 [0.80,1.19] | NC |
800mg+リトナビル100mg 1日1回 | 10mg 単回 | 10 | 1.42 [0.96,2.09] | 1.06 [0.84,1.35] | NC | |
ドルテグラビル | 50mg 1日1回 | 10mg 単回 | 10 | 1.24 [0.88,1.74] | 1.19 [0.96,1.48] | NC |
エファビレンツ | 600mg 1日1回 | 40mg 1日1回 | 11 | 0.78 [0.58,1.05] | 0.86 [0.2,1.02] | NC |
ロピナビル・リトナビル配合剤 | 800mg+リトナビル200mg 1日1回 | 10mg 単回 | 10 | 2.19 [1.72,2.79] | 1.47 [1.17,1.85] | NC |
セルトラリン | 50mg 単回 | 10mg 1日1回注2) | 19 | 1.00 [0.86,1.16] | 0.96 [0.89,1.03] | NC |
リルピビリン | 25mg 1日1回 | 25mg 1日1回 | 32 | 1.01 [0.84,1.22] | 1.01 [0.94,1.10] | NC |
ソホスブビル・ベルパタスビル配合剤 | 400・100mg 1日1回 | 10mg 1日1回注2) | 24 | 0.80 [0.68,0.94] | 0.87 [0.81,0.94] | NC |
併用薬 | 併用薬の用法及び用量 | テノホビル アラフェナミドの用量 | 例数 | 他剤併用時/非併用時の併用薬の薬物動態パラメータの比 [90%信頼区間] | ||
Cmax | AUC | Cmin | ||||
カルバマゼピン | 300mg 1日2回 | 25mg 単回 | 26 | 0.70 [0.65,0.74] | 0.77 [0.74,0.81] | NC |
アタザナビル | 300mg+リトナビル100mg 1日1回 | 10mg 単回 | 10 | 0.98 [0.89,1.07] | 0.99 [0.96,1.01] | 1.00 [0.96,1.04] |
コビシスタット | 150mg 1日1回 | 25mg 1日1回注1) | 14 | 1.06 [1.00,1.12] | 1.09 [1.03,1.15] | 1.11 [0.98,1.25] |
ダルナビル | 800mg+コビシスタット150mg 1日1回 | 25mg 1日1回注1) | 14 | 1.02 [0.96,1.09] | 0.99 [0.92,1.07] | 0.97 [0.82,1.15] |
800mg+リトナビル100mg 1日1回 | 10mg 単回 | 10 | 0.99 [0.91,1.08] | 1.01 [0.96,1.06] | 1.13 [0.95,1.34] | |
ドルテグラビル | 50mg 1日1回 | 10mg 単回 | 10 | 0.87 [0.79,0.96] | 0.98 [0.93,1.03] | 0.95 [0.88,1.03] |
ロピナビル・リトナビル配合剤 | 800mg+リトナビル200mg 1日1回 | 10mg 単回 | 10 | 1.00 [0.95,1.06] | 1.00 [0.92,1.09] | 0.98 [0.85,1.12] |
ミダゾラム | 2.5mg 単回経口 | 25mg 1日1回 | 18 | 1.02 [0.92,1.13] | 1.12 [1.03,1.22] | NC |
1mg 単回静脈内 | 25mg 1日1回 | 18 | 0.99 [0.89,1.11] | 1.08 [1.04,1.14] | NC | |
セルトラリン | 50mg 単回 | 10mg 1日1回注2) | 20 | 1.14 [0.94,1.38] | 1.09 [0.90,1.32] | NC |
リルピビリン | 25mg 1日1回 | 25mg 1日1回 | 32 | 0.93 [0.87,0.99] | 1.01 [0.96,1.06] | 1.13 [1.04,1.23] |
ベルパタスビル | ベルパタスビル100mg+ソホスブビル+400mg 1日1回 | 10mg 1日1回注2) | 24 | 1.30 [1.17,1.45] | 1.50 [1.35,1.66] | 1.60 [1.44,1.78] |
ソホスブビル | 1.23 [1.07,1.42] | 1.37 [1.24,1.52] | NC | |||
ソホスブビルの主代謝物 | 1.29 [1.25,1.33] | 1.48 [1.43,1.53] | 1.58 [1.52,1.65] |
本剤群 362例 | DRV・COBI、FTC・TDF併用群 363例 | |
ウイルス学的効果 HIV RNA量<50copies/mL | 331(91.4%) | 321(88.4%) |
ウイルス学的治療失敗注1) | 16(4.4%) | 12(3.3%) |
本剤群 763例 | 治療継続群 378例 | |
ウイルス学的リバウンド注1) HIV RNA量≧50copies/mL | 19(2.5%) | 8(2.1%) |
ウイルス学的効果注2) HIV RNA量<50copies/mL | 724(94.9%) | 354(93.7%) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/08/20 版 |