医療用医薬品 : ミニリンメルト |
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総称名 | ミニリンメルト |
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一般名 | デスモプレシン酢酸塩水和物 |
欧文一般名 | Desmopressin Acetate Hydrate |
製剤名 | デスモプレシン酢酸塩水和物口腔内崩壊錠 |
薬効分類名 | 脳下垂体ホルモン剤 |
薬効分類番号 | 2419 |
ATCコード | H01BA02 |
KEGG DRUG |
D02235
デスモプレシン酢酸塩水和物
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ミニリンメルトOD錠25μg | MINIRINMELT OD Tablets 25μg | フェリング・ファーマ | 2419001F4022 | 39.4円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
ミニリンメルトOD錠50μg | MINIRINMELT OD Tablets 50μg | フェリング・ファーマ | 2419001F5029 | 67.1円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
チアジド系利尿剤 トリクロルメチアジド含有製剤(フルイトラン、イルトラ)、ヒドロクロロチアジド含有製剤(ヒドロクロロチアジド、エカード、ミカトリオ、ミコンビ、コディオ、プレミネント)、ベンチルヒドロクロロチアジド含有製剤(ベハイド) チアジド系類似剤 インダパミド(ナトリックス)、トリパミド(ノルモナール)、メフルシド(バイカロン) ループ利尿剤 フロセミド(ラシックス)、トラセミド(ルプラック)、アゾセミド(ダイアート) [2.8、11.1.1参照] | 低ナトリウム血症が発現するおそれがある。 | いずれも低ナトリウム血症が発現するおそれがある。 |
副腎皮質ステロイド剤(注射剤、経口剤、吸入剤、注腸剤、坐剤) プレドニゾロン(プレドニン)、プレドニゾロンリン酸エステルナトリウム(プレドネマ)、プレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム(水溶性プレドニン)、ベタメタゾン含有製剤(リンデロン、セレスタミン)、ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム(リンデロン)、デキサメタゾン(デカドロン)、デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム(デカドロン)、デキサメタゾンパルミチン酸エステル(リメタゾン)、ヒドロコルチゾン(コートリル)、ヒドロコルチゾンリン酸エステルナトリウム(ハイドロコートン)、ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム(ソル・コーテフ)、トリアムシノロン(レダコート)、トリアムシノロンアセトニド(ケナコルト-A)、ブデソニド含有製剤(パルミコート、シムビコート、ビレーズトリエアロスフィア)、ベクロメタゾンプロピオン酸エステル(キュバール)、メチルプレドニゾロン(メドロール)、メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム(ソル・メドロール)、メチルプレドニゾロン酢酸エステル(デポ・メドロール)、モメタゾンフランカルボン酸エステル含有製剤(アズマネックス、エナジア、アテキュラ)、フルチカゾンプロピオン酸エステル含有製剤(フルタイド、アドエア、フルティフォーム)、フルチカゾンフランカルボン酸エステル含有製剤(アニュイティ、レルベア、テリルジー)、シクレソニド(オルベスコ)、コルチゾン酢酸エステル(コートン)、フルドロコルチゾン酢酸エステル(フロリネフ) [2.9、11.1.1参照] | 低ナトリウム血症が発現するおそれがある。 | 機序不明。 |
三環系抗うつ剤 (イミプラミン塩酸塩等) 選択的セロトニン再取り込み阻害剤 (フルボキサミンマレイン酸塩等) その他の抗利尿ホルモン不適合分泌症候群を惹起する薬剤 (クロルプロマジン、カルバマゼピン、クロルプロパミド等) [11.1.1参照] | 低ナトリウム血症による痙攣発作の報告があるので、血清ナトリウム値等をモニターすること。 | 抗利尿ホルモンを分泌し、体液貯留のリスクを増すことがある。 |
非ステロイド性消炎鎮痛剤 (インドメタシン等) [11.1.1参照] | 低ナトリウム血症による水中毒症状が発現するおそれがあるため、倦怠感、頭痛、悪心・嘔吐等の発現に注意すること。 | 体液貯留のリスクを増すことがある。 |
ロペラミド塩酸塩 [11.1.1、16.7参照] | 本剤の血中濃度が増加し、薬効が延長するおそれがある。 | 抗利尿作用が持続することで、体液貯留/低ナトリウム血症のリスクを増すおそれがある。 |
低ナトリウム血症を起こすおそれがある薬剤 (スピロノラクトン、オメプラゾール等) [11.1.1参照] | 低ナトリウム血症が発現するおそれがある。 | いずれも低ナトリウム血症が発現するおそれがある。 |
0.5〜5%未満 | 0.5%未満 | 頻度不明 | |
代謝および栄養障害 | 血中ナトリウム減少、BNP増加 | ||
神経系障害 | 頭痛、浮動性めまい、傾眠 | 情動障害、攻撃性、悪夢、異常行動 | |
胃腸障害 | 便秘、口内乾燥、下痢 | 悪心、腹部不快感、口腔浮腫、口唇浮腫 | |
一般・全身障害および投与部位の状態 | 末梢性浮腫、顔面浮腫、浮腫 | 疲労 | |
血管障害 | 血圧上昇 | ||
腎および尿路障害 | 血中尿素増加 | ||
肝胆道系障害 | 肝機能異常 | ||
皮膚および皮下組織障害 | 発疹、じん麻疹、全身性そう痒感、湿疹 |
パラメータ | 60μg | 120μg | 240μg |
AUCt(pg・h/mL) | 23.25±4.48 | 50.84±7.46 | 139.90±10.99 |
AUCinf(pg・h/mL) | 35.61±9.01 | 61.95±9.96 | 150.24±14.17 |
Cmax(pg/mL) | 16.57±2.52 | 33.26±1.46 | 56.80±8.80 |
Tmax(h) | 0.71±0.10 | 0.88±0.14 | 0.79±0.19 |
t1/2(h) | 1.63±0.56 | 2.13±0.66 | 2.00±0.15 |
投与群 | 症例数 | 変化量(回) (95%信頼区間) | プラセボとの比較 (95%信頼区間) | |
50μg | 108 | −1.21 (−1.33;−1.09) | −0.45 (−0.61;−0.28) | P<0.0001 |
25μg | 113 | −0.96 (−1.08;−0.84) | −0.20 (−0.36;−0.04) | P=0.0143 |
プラセボ | 117 | −0.76 (−0.88;−0.64) | − | − |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |