(1)本剤及びフラッシュ溶液の投与は無菌的操作により行うこと。
(2)本剤及びフラッシュ溶液は外科的に留置した脳室アクセスデバイス(リザーバー及びカテーテル)を含む脳室内投与システムを用いて投与する(図1)。脳室アクセスデバイス、注入ポンプ及びチューブ等の医療機器の添付文書、取扱説明書等を熟読し、これらの注意に適切に対応すること。
図1 脳室内投与システムの例
(3)脳室内投与システムに用いる医療機器は、本剤及びフラッシュ溶液との適合性の確認されたものを用いること。
(4)誤投与防止のために、本剤投与用シリンジ、フラッシュ溶液投与用シリンジ及び投与セット又は延長ラインに、「ブリニューラ脳室内注射液150mg」、「フラッシュ溶液」及び「脳室内投与のみ」と記載されたラベルをそれぞれ貼付すること。
(5)本剤及びフラッシュ溶液は希釈や他の医薬品との混合はしないこと。
(6)本剤及びフラッシュ溶液は注入ポンプで投与し、ボーラス又は手動で投与しないこと。
(7)注入ポンプは、閉塞を検知するために、アラーム音(閉塞アラーム)を設定して用いること。
(8)本剤を投与中は定期的に、漏出又は投与不具合の徴候がないか、脳室内投与システムを確認すること。
(1)シリンジに本剤を必要量(1回投与量が300mgの場合10mL、200mgの場合6.7mL、150mgの場合5mL、100mgの場合3.3mL)抜き取る。
(2)本剤を充填したシリンジを0.2μmフィルター付き投与セットに接続し、本剤で充填する。また、投与セットは延長ラインと接続することも可能である。
(3)ポート針を脳室アクセスデバイスに挿入する。
(4)空のシリンジ(3mL以下)をポート針に接続し、脳脊髄液を0.5〜1mL吸引し、脳室アクセスデバイスの開存性の確認及び感染症に関する検査を行うこと。なお、吸引した脳脊髄液を脳室アクセスデバイスに戻さないこと。[
8.1参照]
(5)投与セットをポート針に取り付ける。
(6)本剤を充填したシリンジを注入ポンプに設置し、本剤を2.5mL/時間の速度で投与する。
(1)脳室アクセスデバイスを含む全投与機器の充填量を合算して、脳室へ本剤を完全に投与するのに必要なフラッシュ溶液量を決定する。
(2)本剤の投与完了後、フラッシュ溶液バイアルから必要量をシリンジにとる。0.2μmフィルター付き投与セット又は投与セットにつないだ延長ラインに、シリンジを接続する。
(3)フラッシュ溶液を充填したシリンジを注入ポンプに設置し、フラッシュ溶液を2.5mL/時間の速度で投与する。
(4)投与完了後、空になったシリンジを投与セット(又は延長ライン)から外す。
(5)ポート針を外す。投与部位を適切に処置する。