医療用医薬品 : パンテノール

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医薬品情報


総称名 パンテノール
一般名 パンテノール
欧文一般名 Panthenol
薬効分類名 パンテノール製剤
薬効分類番号 3133
ATCコード A11HA30 D03AX03
KEGG DRUG D00193 パンテノール
商品一覧
JAPIC 添付文書(PDF)

添付文書情報 2022年10月 改訂 (第11版)


禁忌 効能・効果及び用法・用量 使用上の注意 薬効薬理 理化学的知見 取扱い上の注意 包装 主要文献

商品情報 組成・性状

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分
パンテノール注100mg「KCC」 (後発品) PANTHENOL INJ. ネオクリティケア製薬 3133401A1069 57円/管 処方箋医薬品
パンテノール注250mg「KCC」 (後発品) PANTHENOL INJ. ネオクリティケア製薬 3133401A2057 57円/管 処方箋医薬品
パンテノール注500mg「KCC」 (後発品) PANTHENOL INJ. ネオクリティケア製薬 3133401A3061 57円/管 処方箋医薬品

禁忌

次の患者には投与しないこと

血友病の患者[出血時間を延長させるおそれがある。]

効能・効果及び用法・用量

効能効果

パントテン酸欠乏症の予防及び治療

パントテン酸の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦等)

下記疾患のうち、パントテン酸の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合

ストレプトマイシン及びカナマイシンによる副作用の予防及び治療

接触皮膚炎、急・慢性湿疹

術後腸管麻痺

上記3.に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

用法用量

通常、成人にはパンテノールとして1回20〜100mgを1日1〜2回、術後腸管麻痺には1回50〜500mgを1日1〜3回、必要に応じては6回まで、皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

副作用

副作用発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

 頻度不明
消化器腹痛、下痢等

小児等への投与

小児等に対する安全性は確立していない。

適用上の注意

投与時

副交感神経興奮剤(ネオスチグミン等)使用後は12時間、また、サクシニルコリン投与後は1時間の間隔を置いて投与することが望ましい。

筋肉内注射時

筋肉内注射にあたっては、組織・神経などへの影響を避けるため、下記の点に配慮すること。

神経走行部位を避けるよう注意すること。

繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位をかえて行うこと。
なお、乳児・幼児・小児には連用しないことが望ましい。

注射針を刺入した時、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。

アンプルカット時

本品は一点カットアンプルを使用しているので、アンプルカット時にはヤスリを用いず、アンプル頭部のマークが真上にくるように持ち、反対側へ折ること。なお、カット時に異物混入を避けるため、カット部分をエタノール綿等で清拭し、カットすることが望ましい。

その他

低カリウム血症、機械的腸閉塞症の患者には臨床効果は得られない。

薬効薬理

生体内にとり入れられたパンテノールは、体内で容易に酸化されてパントテン酸となり、さらにCoAの構成成分となり、広範な代謝に関与する。CoAは炭水化物、脂肪の代謝においてアセチルCoAとなり、活性なアセチル基の転移を起こす。1)

有効成分に関する理化学的知見

一般名パンテノール
一般名(欧名)Panthenol
化学名D-(+)-2,4-Dihydroxy-N-(3-hydroxypropyl)-3,3-dimethylbutyramide
分子式C9H19NO4
分子量205.25
性状無色〜微黄色の粘稠な液体又は白色の結晶性の塊又は無色〜微黄色の粘稠な液体と白色の結晶性の塊の混合物で、わずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。水又はエタノール(95)と混和し、ジエチルエーテルに溶けにくい。水溶液(1→20)はアルカリ性である。吸湿性である。
旋光度〔α〕20D:+29.0〜+32.0°(脱水物に換算して0.5g、水、10mL、100mm)
KEGG DRUGD00193

取扱い上の注意

安定性試験

最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6ヶ月)の結果、パンテノール注100mg「KCC」、パンテノール注250mg「KCC」及びパンテノール注500mg「KCC」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。2)3)

包装

パンテノール注100mg「KCC」

1mL(100mg)×50管

パンテノール注250mg「KCC」

1mL(250mg)×50管

パンテノール注500mg「KCC」

2mL(500mg)×50管

主要文献


1. 第十七改正日本薬局方解説書,  C-4032,  (2016)
2. ネオクリティケア製薬社内資料:安定性試験,  (2016)
3. ネオクリティケア製薬社内資料:安定性試験,  (2017)

作業情報


改訂履歴

2020年6月 改訂
2022年10月 改訂 (第11版)

文献請求先

主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。
ネオクリティケア製薬株式会社
112-0006
東京都文京区小日向4-2-8
0120-265-321

業態及び業者名等

ネオクリティケア製薬株式会社
神奈川県厚木市旭町四丁目18番29号


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2022/11/24 版