医療用医薬品 : ジアゼパム |
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| 総称名 | ジアゼパム |
|---|---|
| 一般名 | ジアゼパム |
| 欧文一般名 | Diazepam |
| 薬効分類名 | 鎮静・抗不安剤 |
| 薬効分類番号 | 1124 |
| ATCコード | N05BA01 |
| KEGG DRUG |
D00293
ジアゼパム
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| JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 15.その他の注意 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 25.保険給付上の注意 26.製造販売業者等 |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| ジアゼパム錠2mg「タイホウ」 (後発品) | Diazepam tablets「TAIHO」 | 大鵬薬品工業 | 1124017F2224 | 5.9円/錠 | 向精神薬(第三種向精神薬), 処方箋医薬品 |
| ジアゼパム錠5mg「タイホウ」 (後発品) | Diazepam tablets「TAIHO」 | 大鵬薬品工業 | 1124017F4227 | 6円/錠 | 向精神薬(第三種向精神薬), 処方箋医薬品 |
| リトナビル ノービア ニルマトレルビル・リトナビル パキロビッド [2.3参照] | 過度の鎮静や呼吸抑制等が起こる可能性がある。 | チトクロームP450に対する競合的阻害により、本剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測されている。 |
| 中枢神経抑制剤 フェノチアジン誘導体 バルビツール酸誘導体等 モノアミン酸化酵素阻害剤 オピオイド鎮痛剤 | 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。 | 相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。 |
| アルコール(飲酒) | 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。 | 相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。 |
| シメチジン オメプラゾール エソメプラゾール ランソプラゾール | 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。 | 本剤のクリアランスがシメチジンとの併用により27〜51%、オメプラゾールとの併用により27〜55%減少することが報告されている。 本剤の代謝、排泄を遅延させるおそれがある。 |
| シプロフロキサシン | 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。 | 本剤のクリアランスが37%減少することが報告されている。 |
| フルボキサミンマレイン酸塩 | 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。 | 本剤のクリアランスが65%減少することが報告されている。 |
| 強いCYP3Aを阻害する薬剤 コビシスタットを含有する製剤 ボリコナゾール等 | 本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 | これら薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害されるため。 |
| CYP3A4で代謝される薬剤 アゼルニジピン ホスアンプレナビル等 | 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。 | 本剤とこれらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。 |
| エトラビリン | 本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 | エトラビリンのCYP2C9、CYP2C19阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。 |
| マプロチリン塩酸塩 | 1)眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。 2)併用中の本剤を急速に減量又は中止すると痙攣発作がおこる可能性がある。 | 1)相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。 2)本剤の抗痙攣作用により抑制されていたマプロチリン塩酸塩の痙攣誘発作用が本剤の減量・中止によりあらわれることが考えられている。 |
| ミルタザピン | 鎮静作用が増強されるおそれがある。 また、ミルタザピンとの併用により精神運動機能及び学習獲得能力が減退するとの報告がある。 | 相加的な鎮静作用を示すことが考えられる。 |
| バルプロ酸ナトリウム | 本剤の作用が増強することがある。 | 本剤の非結合型の血中濃度を上昇させる。 |
| ダントロレンナトリウム水和物 ボツリヌス毒素製剤 | 筋弛緩作用が増強する可能性がある。 | 相互に筋弛緩作用を増強することが考えられている。 |
| リファンピシン | 本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。 | リファンピシンのCYP3A4誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。 |
| アパルタミド | 本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。 | アパルタミドのCYP2C19誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。 |
| シナカルセト エボカルセト | これら薬剤の血中濃度に影響を与えるおそれがある。 | 血漿蛋白結合率が高いことによる。 |
| 無水カフェイン | 本剤の血中濃度が減少することがある。 | 不明 |
| 頻度不明 | |
| 精神神経系 | 眠気、ふらつき、眩暈、歩行失調、頭痛、失禁、言語障害、振戦、霧視、複視、多幸症 |
| 肝臓 | 黄疸 |
| 血液 | 顆粒球減少、白血球減少 |
| 循環器 | 頻脈、血圧低下 |
| 消化器 | 悪心、嘔吐、食欲不振、便秘、口渇 |
| 過敏症 | 発疹 |
| その他 | 倦怠感、脱力感、浮腫 |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |