医療用医薬品 : エドルミズ |
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| 総称名 | エドルミズ |
|---|---|
| 一般名 | アナモレリン塩酸塩 |
| 欧文一般名 | Anamorelin Hydrochloride |
| 製剤名 | アナモレリン塩酸塩錠 |
| 薬効分類名 | グレリン様作用薬 |
| 薬効分類番号 | 3999 |
| KEGG DRUG |
D08856
アナモレリン塩酸塩
|
| JAPIC | 添付文書(PDF) |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| エドルミズ錠50mg | ADLUMIZ Tablets | 小野薬品工業 | 3999054F1028 | 244円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
| クラリスロマイシン クラリシッド イトラコナゾール イトリゾール ボリコナゾール ブイフェンド リトナビル含有製剤 ノービア コビシスタット含有製剤 ゲンボイヤ プレジコビックス シムツーザ エンシトレルビル フマル酸 ゾコーバ [2.5参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、副作用の発現が増強されるおそれがある。 | これらの薬剤のCYP3A4に対する強い阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。 |
| 抗不整脈薬 ピルシカイニド塩酸塩水和物等 | これらの薬剤の催不整脈作用が増強されるおそれがある。 | 本剤はナトリウムチャネル阻害作用を有するため、これらの薬剤との併用により、催不整脈作用が増強される可能性がある。 |
| β遮断剤 アテノロール等 | 過度の心機能抑制作用があらわれることがある。 | 両剤の陰性変力作用と変伝導作用により相互に心機能抑制作用を増強するおそれがある。 |
| 心毒性を有する抗悪性腫瘍剤 アントラサイクリン系薬剤等 | これらの薬剤の心毒性が増強されるおそれがある。 | 本剤はナトリウムチャネル阻害作用を有するため、これらの薬剤との併用により、心毒性が増強される可能性がある。 |
| QT間隔延長を起こすことが知られている薬剤 イミプラミン等 | QT間隔延長、心室性不整脈(Torsade de pointesを含む)等の重篤な副作用を起こすおそれがある。 | 本剤の刺激伝導系抑制作用により、これらの薬剤のQT間隔延長作用が増強するおそれがある。 |
| 中程度のCYP3A4阻害剤 エリスロマイシン、 ジルチアゼム、 ホスアンプレナビル、 イマチニブ等 [9.3.1、16.7.2参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、副作用の発現が増強されるおそれがある。 | これらの薬剤のCYP3A4に対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。 |
| グレープフルーツジュース | 本剤の血中濃度が上昇し、副作用の発現が増強されるおそれがある。 | グレープフルーツジュースに含まれる成分のCYP3A4に対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。 |
| CYP3A4誘導剤 カルバマゼピン、 リファンピシン、 フェニトイン、 セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort:セント・ジョーンズ・ワート)含有食品等 [16.7.1参照] | 本剤の血中濃度が低下し、効果が減弱するおそれがある。 | これらの薬剤のCYP3A4に対する誘導作用により、本剤の代謝が促進される。 |
| 5%以上 | 1〜5%未満 | 1%未満 | |
| 血液及びリンパ系障害 | リンパ球減少 | ||
| 耳及び迷路障害 | 突発性難聴 | ||
| 内分泌障害 | ACTH増加 | ||
| 眼障害 | 眼充血、霧視、眼球乾燥症 | ||
| 胃腸障害 | 悪心、下痢、腹痛 | 齲歯、胃腸出血、口内炎、嘔吐、腹部膨満、口唇炎、食道痛 | |
| 全身障害 | 倦怠感、浮腫、発熱 | 無力症、胸痛、顔面浮腫、口渇、異常感、熱感 | |
| 感染症 | 歯肉炎、咽頭炎 | ||
| 代謝及び栄養障害 | 耐糖能障害、尿中ブドウ糖陽性 | 高トリグリセリド血症、クロール減少、コレステロール増加、カリウム増加、ナトリウム減少、トリグリセリド増加 | |
| 筋骨格系及び結合組織障害 | 筋力低下、脊柱管狭窄症、筋痙縮 | ||
| 精神・神経系障害 | 頭痛 | 意識消失、譫妄、浮動性めまい、味覚異常、末梢性ニューロパチー、傾眠、不眠症 | |
| 腎及び尿路障害 | 尿蛋白 | 尿中血陽性 | |
| 呼吸器、胸郭及び縦隔障害 | 呼吸困難、胸水 | ||
| 皮膚及び皮下組織障害 | 発疹、多汗症 | そう痒症、冷汗、皮膚剥脱 | |
| 血管障害 | 高血圧、ほてり | 血圧上昇 | |
| その他 | グリコヘモグロビン増加 | 血中ブドウ糖増加、LDH増加 | 女性化乳房、前立腺炎 |
| 投与量(mg) | Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | AUC0-∞(ng・hr/mL) | T1/2(hr) |
| 50 (6例) | 176±63 | 1.8(0.50,2.5) | 639±263 | 9.2±1.0 |
| 100 (6例) | 707±307 | 0.75(0.50,2.0) | 1970±890 | 8.8±0.9 |
| 125 (6例) | 1230±590 | 0.50(0.25,0.75) | 2900±1200 | 8.2±0.7 |
| 投与量(mg) | Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | AUC0-24(ng・hr/mL) | T1/2(hr) |
| 50 (6例) | 158±53 | 2.0(0.50,4.0) | 574±132 | 9.4±0.7 |
| 100 (6例) | 629±203 | 0.88(0.50,1.5) | 1880±430 | 9.4±0.6 |
| 125 (6例) | 835±362 | 0.75(0.50,1.0) | 2320±780 | 9.2±0.4 |
| 150 (6例) | 891±216 | 0.88(0.75,4.0) | 2940±1170 | 9.6±1.8 |
| 投与量(mg) | 投与開始日 | 投与期1週、3週又は6週a) | ||
| 投与1時間後 | 投与前 | 投与1時間後 | 投与4〜6時間後 | |
| 100 | 83例 | 76例 | 76例 | 76例 |
| 1130±990 | 26.1±25.2 | 1120±922 | 385±324 | |
| 投与量(mg) | 投与開始日 | 投与期1週、3週又は6週a) | ||
| 投与1時間後 | 投与前 | 投与1時間後 | 投与4〜6時間後 | |
| 100 | 49例 | 44例 | 44例 | 43例 |
| 761±703 | 20.5±18.4 | 711±559 | 287±248 | |
| 肝機能障害 | 中程度のCYP3A4阻害剤 | 定常状態時のCmaxの予測値(ng/mL) | 定常状態時のAUCtauの予測値(ng・h/mL) |
| 軽度 | 非併用 | 2300 | 8870 |
| 併用 | 3220 | 13600 | |
| 中等度 | 非併用 | 3680 | 15700 |
| 併用 | 4600 | 21800 | |
| 重度 | 非併用 | 4140 | 20500 |
| 併用 | 4830 | 26600 |
| プラセボ群 (90例) | 本剤100mg群 (82例) | |
| ベースラインのLBM値(kg) (平均値±標準偏差) | 37.06±6.34 | 38.77±7.04 |
| ベースラインからの12週間の平均変化量(kg) (最小二乗平均値±標準誤差) | −0.17±0.17b) | 1.38±0.18c) |
| プラセボ群との群間差a)(kg) [95%信頼区間] | − | 1.56c) [1.11,2.00] |
| p値d) | − | <0.0001 |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |