9.1.1 腸管狭窄、高度な便秘の患者
腸閉塞及び腸管穿孔を起こすおそれがある。[
1.1参照]
9.1.2 腸管憩室のある患者
9.1.3 腹部手術歴のある患者
9.1.5 脱水を起こすおそれのある患者[
8.4参照]
9.1.6 高マグネシウム血症の患者
9.1.7 誤嚥を起こすおそれのある患者(高齢者、嚥下が困難な患者、意識障害のある患者等)
9.1.8 狭心症、陳旧性心筋梗塞のある患者
本剤投与時に電解質変動が起きた場合、不整脈を起こすおそれがある。
9.1.9 うっ血性心不全、心機能障害のある患者
電解質の変動により、心機能を抑制するおそれがある。
9.1.10 重度の活動性の炎症性腸疾患のある患者
9.1.11 高尿酸血症の患者
本剤の投与により、一過性の尿酸上昇を起こすことがある。
9.1.12 腎機能に影響を及ぼす薬剤(利尿剤、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、アンジオテンシン受容体阻害薬、非ステロイド性抗炎症薬等)を使用している患者
9.1.13 痙攣発作の既往がある患者及び痙攣発作のリスクが高い患者(三環系抗うつ薬など発作の閾値を低下させる薬剤を使用している患者、アルコールやベンゾジアゼピンの禁断症状がある患者、低ナトリウム血症の既往又は疑いのある患者)
本剤投与時に電解質異常が起きた場合、痙攣発作を起こすおそれがある。
9.1.14 糖尿病用薬を投与中の患者
本剤投与に際して、糖尿病用薬を休薬した患者については、検査当日の食事摂取後より糖尿病用薬を投与すること。食事制限により低血糖を起こすおそれがある。
9.2.1 重度の腎機能障害のある患者(クレアチニンクリアランスが30mL/分未満)
投与しないこと。マグネシウム及びカリウムの排泄が遅延し、血中マグネシウム濃度及び血中カリウム濃度が上昇するおそれがある。また、多量の水分摂取は腎機能に負荷となり、症状が悪化するおそれがある。[
2.6参照]
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
高齢者では特に時間をかけて投与すること。
一般に、高齢者では生理機能が低下していることが多く、電解質異常が起こりやすい。腸管穿孔や腸閉塞を起こした場合は、より重篤な転帰をたどることがある。