医療用医薬品 : ジェセリ |
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総称名 | ジェセリ |
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一般名 | ピミテスピブ |
欧文一般名 | Pimitespib |
製剤名 | ピミテスピブ錠 |
薬効分類名 | 抗悪性腫瘍剤 HSP注)90阻害剤 注)HSP:Heat Shock Protein(ヒートショックプロテイン) |
薬効分類番号 | 4291 |
KEGG DRUG |
D11920
ピミテスピブ
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ジェセリ錠40mg | Jeselhy tablets | 大鵬薬品工業 | 4291078F1021 | 6265円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品 |
減量レベル | 投与量 |
通常投与量 | 160mg/日 |
1段階減量 | 120mg/日 |
2段階減量 | 80mg/日 |
3段階減量 | 40mg/日 |
副作用 | 程度注) | 処置 |
下痢 | グレード2 | 管理困難で忍容不能な場合は、グレード1以下に回復するまで休薬する。回復後、同一用量で投与を再開できる。 |
グレード3以上 | グレード1以下に回復するまで休薬する。回復後、1段階減量した用量又は同一用量で投与を再開できる。 | |
眼障害 | グレード2以上 | グレード1以下に回復するまで休薬する。回復後、1段階減量した用量又は同一用量で投与を再開できる。 |
上記以外の副作用 | グレード3以上 | グレード2又はグレード1以下に回復するまで休薬する。グレード2に回復後、1段階減量した用量又はグレード1以下に回復後、同一用量で投与を再開できる。 |
CYP3Aの基質となる薬剤 ミダゾラム、アルプラゾラム、アトルバスタチン等 [16.7.1参照] | これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるため、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | 本剤がCYP3Aを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
MATE1及びMATE2-Kの基質となる薬剤 メトホルミン、ピルシカイニド、プロカインアミド等 [16.7.1参照] | これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるため、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | 本剤がMATE1及びMATE2-Kを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
10%以上 | 5〜10%未満 | 5%未満 | |
精神神経系 | 発声障害 | ||
血液 | 貧血 | 血小板数減少 | |
感覚器 | 味覚障害 | ||
肝臓 | ALT上昇、AST上昇、肝障害 | 血中ビリルビン増加、ALP増加 | |
呼吸器 | 肺炎 | ||
腎臓・泌尿器 | 腎機能障害、血中クレアチニン増加(28.0%) | 膀胱炎、排尿困難、蛋白尿 | |
消化器 | 下痢(72.0%)、食欲減退(29.3%)、悪心(25.3%) | 嘔吐 | 腹部不快感、腹痛、口内乾燥、消化不良、腸炎、口内炎 |
皮膚 | 発疹 | 脱毛症、ざ瘡様皮膚炎、湿疹、そう痒症、斑状丘疹状皮疹 | |
その他 | 倦怠感(26.7%) | 甲状腺機能低下症、浮腫、発熱、LDH増加、体重減少、脱水、低カリウム血症、血中リン減少 |
PK parameter(unit) | Day1(n=22) | Day5(n=22) |
Tmax(hr) | 3.87(1.00〜8.00) | 2.98(1.00〜7.98) |
Cmax(ng/mL) | 2263±758 | 2600±942 |
AUClast(ng・hr/mL) | 28394±7351 | 35277±12003 |
AUCinf(ng・hr/mL) | 38570±9686a) | NC |
T1/2(hr) | 11.22±3.48a) | 10.40±2.32a) |
投与群 | 症例数 | 無増悪生存期間中央値(月) (95%信頼区間) | p値 (片側)注3) | ハザード比注4) (95%信頼区間) |
本剤 | 58 | 2.8 (1.6,2.9) | 0.006 | 0.51 (0.30,0.87) |
プラセボ | 28 | 1.4 (0.9,1.8) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |