医療用医薬品 : ゾコーバ |
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総称名 | ゾコーバ |
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一般名 | エンシトレルビル フマル酸 |
欧文一般名 | Ensitrelvir Fumaric Acid |
製剤名 | エンシトレルビル フマル酸錠 |
薬効分類名 | 抗SARS-CoV-2剤 |
薬効分類番号 | 6250 |
ATCコード | J05AE16 |
KEGG DRUG |
D12353
エンシトレルビルフマル酸
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KEGG DGROUP |
DG03174
抗SARS-CoV-2薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ゾコーバ錠125mg | XOCOVA Tablets | 塩野義製薬 | 6250052F1023 | 7090円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
ピモジド (オーラップ) キニジン硫酸塩水和物 ベプリジル塩酸塩水和物 (ベプリコール) [2.2参照] | これらの薬剤の血中濃度上昇により、QT延長が発現するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
チカグレロル (ブリリンタ) [2.2参照] | チカグレロルの血中濃度上昇により、血小板凝集抑制作用が増強するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
エプレレノン (セララ) [2.2参照] | エプレレノンの血中濃度上昇により、血清カリウム値の上昇を誘発するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン (クリアミン) エルゴメトリンマレイン酸塩 メチルエルゴメトリンマレイン酸塩 (パルタンM) ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩 [2.2参照] | これらの薬剤の血中濃度上昇により、血管攣縮等の重篤な副作用が発現するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
シンバスタチン (リポバス) [2.2参照] | シンバスタチンの血中濃度上昇により、横紋筋融解症が発現するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
トリアゾラム (ハルシオン) [2.2参照] | トリアゾラムの血中濃度上昇により、過度の鎮静や呼吸抑制が発現するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
アナモレリン塩酸塩 (エドルミズ) [2.2参照] | アナモレリン塩酸塩の血中濃度が上昇し、副作用の発現が増強するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
イバブラジン塩酸塩 (コララン) [2.2参照] | 過度の徐脈があらわれることがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ベネトクラクス〔再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期〕 (ベネクレクスタ) [2.2参照] | ベネトクラクスの血中濃度が上昇し、腫瘍崩壊症候群の発現が増強するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
イブルチニブ (イムブルビカ) [2.2参照] | イブルチニブの血中濃度が上昇し、副作用の発現が増強するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ブロナンセリン (ロナセン) ルラシドン塩酸塩 (ラツーダ) [2.2参照] | これらの薬剤の血中濃度上昇により、作用を増強するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
アゼルニジピン (カルブロック) アゼルニジピン・オルメサルタン メドキソミル (レザルタス配合錠) [2.2参照] | アゼルニジピンの作用を増強するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
スボレキサント (ベルソムラ) ダリドレキサント塩酸塩 (クービビック) [2.2参照] | これらの薬剤の血中濃度上昇により、作用を著しく増強するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
タダラフィル (アドシルカ) マシテンタン・タダラフィル (ユバンシ配合錠) バルデナフィル塩酸塩水和物 (レビトラ) [2.2参照] | これらの薬剤の血中濃度を上昇させるおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ロミタピドメシル酸塩 (ジャクスタピッド) [2.2参照] | ロミタピドメシル酸塩の血中濃度を著しく上昇させるおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
リファブチン (ミコブティン) [2.2参照] | リファブチンの血中濃度上昇により、作用を増強するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
フィネレノン (ケレンディア) [2.2参照] | フィネレノンの血中濃度を著しく上昇させるおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ボクロスポリン (ルプキネス) [2.2参照] | ボクロスポリンの血中濃度上昇により、作用を増強するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ロナファルニブ (ゾキンヴィ) [2.2参照] | ロナファルニブの血中濃度上昇により、副作用を増強するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
リバーロキサバン (イグザレルト) [2.2参照] | リバーロキサバンの血中濃度上昇により、抗凝固作用が増強し、出血の危険性が増大するおそれがある。 | 本剤のCYP3A及びP-gp阻害作用により、リバーロキサバンのクリアランスが低下することが考えられる。 |
リオシグアト (アデムパス) [2.2参照] | リオシグアトの血中濃度を上昇させるおそれがある。ケトコナゾールとの併用によりリオシグアトの血中濃度が上昇し、クリアランスが低下したとの報告がある。 | 本剤のCYP3A及びP-gp/BCRP阻害作用により、リオシグアトのクリアランスが低下することが考えられる。 |
アパルタミド (アーリーダ) カルバマゼピン (テグレトール) [2.2参照] | 本剤の血中濃度が減少し、作用が減弱するおそれがある。また、これらの薬剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。 | これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進される。また、本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝を阻害する。 |
エンザルタミド (イクスタンジ) ミトタン (オペプリム) フェニトイン (ヒダントール、アレビアチン) ホスフェニトインナトリウム水和物 (ホストイン) リファンピシン (リファジン) セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品 [2.2参照] | 本剤の血中濃度が減少し、作用が減弱するおそれがある。 | これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進される。 |
副腎皮質ステロイド剤 ブデソニド、シクレソニド、デキサメタゾン、メチルプレドニゾロン [16.7.2参照] | これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
オピオイド系鎮痛剤 フェンタニル、フェンタニルクエン酸塩、オキシコドン塩酸塩水和物、メサドン塩酸塩 | これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
免疫抑制剤 シクロスポリン、タクロリムス水和物 | これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
抗悪性腫瘍剤 ドセタキセル、エベロリムス、テムシロリムス、ゲフィチニブ、ダサチニブ水和物、エルロチニブ塩酸塩、ラパチニブトシル酸塩水和物、ボルテゾミブ、イマチニブメシル酸塩、スニチニブリンゴ酸塩、ボスチニブ水和物、カバジタキセル、クリゾチニブ、シロリムス、パノビノスタット乳酸塩、ポナチニブ塩酸塩、ルキソリチニブリン酸塩、アキシチニブ、ニロチニブ塩酸塩水和物 | これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
マラビロク アプレピタント ロペラミド塩酸塩 サルメテロールキシナホ酸塩 シナカルセト塩酸塩 アルプラゾラム ゾピクロン トルテロジン酒石酸塩 オキシブチニン塩酸塩 グアンファシン塩酸塩 ジエノゲスト | これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
アトルバスタチンカルシウム水和物 | アトルバスタチンの血中濃度を上昇させ、横紋筋融解症やミオパチーが発現するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ミダゾラム [16.7.2参照] | ミダゾラムの血中濃度上昇により、過度の鎮静や呼吸抑制が発現するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ブプレノルフィン塩酸塩 エレトリプタン臭化水素酸塩 | これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
カルシウム拮抗剤 ニフェジピン、フェロジピン、ベラパミル塩酸塩 | これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
抗精神病剤 ハロペリドール、アリピプラゾール、クエチアピンフマル酸塩 | これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
抗凝固剤 ワルファリンカリウム、アピキサバン | これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ジソピラミド シロスタゾール | これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤 ビンクリスチン硫酸塩、ビンブラスチン硫酸塩 | これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、筋神経系の副作用を増強するおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
ベネトクラクス〔再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期、急性骨髄性白血病〕 | ベネトクラクスの副作用が増強されるおそれがあるので、ベネトクラクスを減量するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
PDE5阻害剤 シルデナフィルクエン酸塩、タダラフィル(シアリス、ザルティア) | これらの薬剤の血中濃度を上昇させるおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
コルヒチン [2.3、9.2.1、9.3.1参照] | コルヒチンの血中濃度上昇により、作用が増強されるおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
イトラコナゾール | イトラコナゾールの血中濃度を上昇させるおそれがある。 | 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
イリノテカン塩酸塩水和物 | イリノテカンの活性代謝物の血中濃度を上昇させるおそれがある。 | 本剤のCYP3A阻害作用により、イリノテカンの活性代謝物の無毒化が阻害されると考えられる。 |
ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩 | ダビガトランの血中濃度を上昇させ、抗凝固作用を増強するおそれがある。 | 本剤のP-gp阻害作用により、これらの薬剤の排出を遅延させる。 |
ジゴキシン [16.7.2参照] | 本剤との併用により、ジゴキシンの血中濃度の上昇が認められており、ジゴキシンの作用を増強するおそれがある。 | 本剤のP-gp阻害作用により、これらの薬剤の排出を遅延させる。 |
ロスバスタチンカルシウム [16.7.2参照] | 本剤との併用により、ロスバスタチンの血中濃度の上昇が認められている。 | 本剤のBCRP、OATP1B1及びOATP1B3阻害作用により、ロスバスタチンのクリアランスが低下する。 |
ボセンタン水和物 | 本剤の血中濃度が減少し、作用が減弱するおそれがある。また、ボセンタン水和物の血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。 | ボセンタン水和物のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進されるおそれがある。また、本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、ボセンタン水和物の代謝が阻害される。 |
中程度のCYP3A誘導剤 エファビレンツ、エトラビリン、フェノバルビタール、プリミドン等 | 本剤の血中濃度が減少し、作用が減弱するおそれがある。 | これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進されるおそれがある。 |
メトトレキサート | メトトレキサートの血中濃度を上昇させ、中毒症状(口内炎、汎血球減少)が発現するおそれがある。 | in vitro試験より本剤はOAT3阻害作用を有することが示唆されており、メトトレキサートの尿中排出を遅延させるおそれがある。 |
5%以上 | 1〜5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 | |
過敏症 | 発疹 | そう痒 | ||
消化器 | 悪心、嘔吐、下痢、腹部不快感 | |||
精神神経系 | 頭痛 | |||
代謝 | 脂質異常症 | |||
その他 | HDLコレステロール低下(16.6%) | トリグリセリド上昇、ビリルビン上昇、血中コレステロール低下 | 血清鉄上昇 |
投与日 | 例数 | Cmax※1(μg/mL) | Tmax※2(hr) | AUC0-τ※1(μg・hr/mL) | T1/2※1(hr) |
1日目 | 8 | 22.3(14.8) | 2.50(1.50,8.00) | 372.9(12.0) | − |
5日目 | 7 | 28.1(15.6) | 2.00(1.00,8.00) | 518.3(13.0) | 51.4(19.0) |
食事条件 | 例数 | Cmax※1(μg/mL) | Tmax※2(hr) | AUC0-inf※1(μg・hr/mL) |
空腹時 | 13 | 21.4(23.5) | 2.50(1.50,4.00) | 1236(23.2) |
食後※3 | 14 | 20.0(16.4) | 6.00(1.50,16.00) | 1538(15.8) |
投与群 | 例数 | Cmax※1(μg/mL) | AUC0-inf※1(μg・hr/mL) | 健康成人に対する比※2 | ||
Cmax | AUC0-inf | |||||
健康成人 | 8 | 15.5(34.7) | 996.0(26.0) | − | − | |
腎機能障害 | 軽度 | 8 | 20.5(18.9) | 1432(20.8) | 1.32(1.04-1.68) | 1.44(1.17-1.76) |
中等度 | 8 | 20.5(12.6) | 1483(26.0) | 1.33(1.06-1.66) | 1.49(1.19-1.86) | |
重度 | 8 | 17.2(19.8) | 1596(26.1) | 1.11(0.87-1.42) | 1.60(1.28-2.01) |
投与群 | 例数 | Cmax※1(μg/mL) | AUC0-inf※1(μg・hr/mL) | 健康成人に対する比※2 | ||
Cmax | AUC0-inf | |||||
健康成人 | 8 | 20.5(15.1) | 1150(24.4) | − | − | |
肝機能障害 | 軽度 | 9 | 18.2(17.0) | 1180(30.1) | 0.89(0.77-1.02) | 1.03(0.81-1.29) |
中等度 | 8 | 15.3(30.4) | 1003(24.6) | 0.74(0.60-0.91) | 0.87(0.71-1.08) |
併用薬 | 用法・用量 | 例数 | 併用薬の単独投与時に対する比※1 | |||
本薬 | 併用薬 | 評価日 | Cmax | AUC0-inf | ||
ミダゾラム (CYP3A基質) | 1日目375mg、2〜5日目125mg (本剤) | 2mg単回 | 本薬投与5日目 | 14 | 2.80(2.38,3.30) | 6.77(6.16,7.44) |
デキサメタゾン (合成副腎皮質ホルモン製剤) | 1日目750mg、2〜5日目250mg (錠剤)※2、注 | 1mg単回 | 本薬投与5日目 | 14 | 1.47(1.30,1.67) | 3.47(3.23,3.72)※3、※4 |
本薬最終投与から5日目 | 14 | 1.24(1.09,1.40) | 2.38(2.23,2.54)※4 | |||
本薬最終投与から10日目 | 14 | 1.17(1.04,1.33) | 1.58(1.47,1.70)※3、※4 | |||
プレドニゾロン (合成副腎皮質ホルモン製剤) | 10mg単回 | 本薬投与5日目 | 14 | 1.11(1.00,1.24) | 1.25(1.22,1.28) | |
本薬最終投与から5日目 | 14 | 1.10(0.99,1.22) | 1.12(1.10,1.15) | |||
本薬最終投与から10日目 | 14 | 0.99(0.89,1.10) | 1.04(1.01,1.07) | |||
ジゴキシン (P-gp基質) | 500mg単回 (本剤)注 | 0.25mg単回 | 本薬投与1日目 | 14 | 2.17(1.72,2.73) | 1.31(1.13,1.52)※3、※4 |
ロスバスタチン (BCRP、OATP1B1及びOATP1B3基質) | 2.5mg単回 | 本薬投与1日目 | 14 | 1.97(1.73,2.25) | 1.65(1.47,1.84) | |
メトホルミン (OCT1、OCT2、MATE1及びMATE2基質) | 500mg(塩酸塩として)単回 | 本薬投与1日目 | 14 | 1.03(0.91,1.16) | 1.02(0.94,1.11) |
併用薬 | 投与量 | 例数 | 本薬の単独投与時に対する比※1 | ||||
併用薬 | 本薬 | 本薬投与 1日目 | 本薬投与 5日目 | ||||
Cmax | AUC0-τ | Cmax | AUC0-τ | ||||
イトラコナゾール | 200mg 1日1回※2 | 1日目375mg、2〜5日目125mg (本剤) | 14 | 1.05(0.98,1.14)※4 | 1.10(1.03,1.18)※4 | 1.24(1.18,1.30)※4 | 1.31(1.26,1.38)※4 |
カルバマゼピン | 300mg 1日2回※3 | 14 | 0.92(0.66,1.28)※5 | 0.79(0.63,0.99)※5 | 0.62(0.55,0.69)※5 | 0.54(0.50,0.59)※5 |
本剤群 | プラセボ群 | |
例数a) | 336 | 321 |
快復数 | 254 | 233 |
SARS-CoV-2による感染症の5症状が快復するまでの時間(hr)の中央値 | 167.9 | 192.2 |
p値b) | 0.0407 | / |
ハザード比[95%信頼区間]c) | 1.14[0.95,1.36] | / |
選択基準 | 1.12歳以上18歳未満かつ体重40kg以上又は18歳以上70歳未満 2.SARS-CoV-2陽性(無作為化前120時間以内に採取された検体を用いたPCR検査等により確認) 3.SARS-CoV-2による感染症の症状(14症状a)のうち1つ以上)発現が無作為化前120時間以内 4.無作為化時点において、SARS-CoV-2による感染症の症状(12症状)b)のうち、中等度(スコア2)c)以上の症状が1つ以上認められる。ただし、SARS-CoV-2による感染症の発症前から存在した症状である場合は、SARS-CoV-2による感染症により悪化したと被験者が判断した症状に限る 5.治験薬投与開始〜投与終了後少なくとも10日間避妊が可能な者 6.(女性のみ)妊婦ではなく、妊娠している可能性もない者 |
除外基準 | 1.SpO2が93%以下(室内気) 2.酸素投与を要する 3.人工呼吸器を要する 4.中等度以上(CTCAE第5.0版Grade 2以上)の肝疾患の現病歴又は慢性病歴を有する 5.中等度以上(CTCAE第5.0版Grade 2以上)の腎疾患の現病歴又は慢性病歴を有する |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/05/21 版 |