医療用医薬品 : パドセブ |
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| 総称名 | パドセブ |
|---|---|
| 一般名 | エンホルツマブ ベドチン(遺伝子組換え) |
| 欧文一般名 | Enfortumab Vedotin(Genetical Recombination) |
| 製剤名 | エンホルツマブ ベドチン(遺伝子組換え)注 |
| 薬効分類名 | 抗悪性腫瘍剤/抗Nectin-4抗体微小管阻害薬複合体 |
| 薬効分類番号 | 4291 |
| ATCコード | L01FX13 |
| KEGG DRUG |
D11525
エンホルツマブベドチン
|
| JAPIC | 添付文書(PDF) |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| パドセブ点滴静注用20mg | PADCEV for I.V.infusion 20mg | アステラス製薬 | 4291459D2027 | 61276円/瓶 | 生物由来製品, 劇薬, 処方箋医薬品 |
| パドセブ点滴静注用30mg | PADCEV for I.V.infusion 30mg | アステラス製薬 | 4291459D1020 | 91444円/瓶 | 生物由来製品, 劇薬, 処方箋医薬品 |
| 減量段階 | 投与量 |
| 通常投与量 | 1.25mg/kg(最大125mg) |
| 1段階減量 | 1.0mg/kg(最大100mg) |
| 2段階減量 | 0.75mg/kg(最大75mg) |
| 3段階減量 | 0.5mg/kg(最大50mg) |
| 副作用 | 程度注4) | 処置 |
| 皮膚障害 | Grade2 | 症状が増悪する場合、Grade1以下に回復するまで休薬を考慮する。休薬した場合は、回復後、1段階減量又は同一用量で投与再開できる。 |
| ・Grade3 ・Stevens-Johnson症候群(SJS)又は中毒性表皮壊死融解症(TEN)疑い | ・Grade1以下に回復するまで休薬する。回復後、1段階減量又は同一用量で投与再開できる。 ・再発した場合、投与中止する。 | |
| ・Grade4 ・SJS又はTEN | 投与中止する。 | |
| 角膜障害 | Grade2 | ・Grade1以下に回復するまで休薬する。回復後、同一用量で投与再開できる。 ・再発した場合、Grade1以下に回復するまで休薬する。回復後、1段階減量して投与再開できる。 |
| Grade3以上 | 投与中止する。 | |
| 高血糖 | Grade3 | 血糖値250mg/dL以下に回復するまで休薬する。回復後、同一用量で投与再開できる。 |
| Grade4 | 投与中止する。 | |
| 末梢性ニューロパチー | Grade2 | ・Grade1以下に回復するまで休薬する。回復後、同一用量で投与再開できる。 ・再発した場合、Grade1以下に回復するまで休薬する。回復後、1段階減量して投与再開できる。 |
| Grade3以上 | 投与中止する。 | |
| 骨髄抑制(血小板減少症以外) | Grade3 | Grade1以下に回復するまで休薬する。回復後、1段階減量又は同一用量で投与再開できる。 |
| Grade4 | 投与中止、又はGrade1以下に回復するまで休薬する。回復後、1段階減量して投与再開できる。貧血が改善しない場合には投与中止する。 | |
| 血小板減少症 | Grade2 | Grade1以下に回復するまで休薬する。回復後、同一用量で投与再開できる。 |
| Grade3 | Grade1以下に回復するまで休薬する。回復後、1段階減量又は同一用量で投与再開できる。 | |
| Grade4 | 投与中止、又はGrade1以下に回復するまで休薬する。回復後、1段階減量して投与再開できる。 | |
| 間質性肺疾患 | Grade2 | Grade1以下に回復するまで休薬する。回復後、1段階減量して投与再開できる。 |
| Grade3以上 | 投与中止する。 | |
| 上記以外の副作用 | Grade3 | Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬する。回復後、1段階減量又は同一用量で投与再開できる。 |
| Grade4 | 投与中止する。 |
| 強力なCYP3A阻害剤 イトラコナゾール リトナビル クラリスロマイシン 等 [16.7.1参照] | 副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分に注意すること。 | 強力なCYP3A阻害剤との併用により、MMAEの代謝が阻害され、MMAEの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| 30%以上 | 10〜30%未満 | 10%未満 | |
| 胃腸障害 | 下痢、悪心 | 便秘、嘔吐、口内炎、口内乾燥、腹痛 | |
| 一般・全身障害及び投与部位の状態 | 疲労、体重減少、無力症 | 発熱 | |
| 代謝及び栄養障害 | 食欲減退 | ||
| 神経系障害 | 味覚不全 | 浮動性めまい | |
| 眼障害 | ドライアイ、流涙増加、霧視、結膜炎、角膜炎 | ||
| 皮膚及び皮下組織障害 | 脱毛症、そう痒症 | 斑状丘疹状皮疹、皮膚乾燥 | 発疹、斑状皮疹、皮膚色素過剰、薬疹、紅斑性皮疹、水疱性皮膚炎、紅斑 |
| 肝胆道系障害 | AST増加 | ALT増加 |
| 1.0mg/kg | 1.25mg/kg | |
| 単回投与後(サイクル1の1日目) | ||
| N | 9 | 8 |
| Cmax(μg/mL) | 20.4(12.4) | 24.2(18.5) |
| Tmaxa)(day) | 0.0237(0.0187,0.0429) | 0.0254(0.0237,0.0450) |
| AUC(d0-7)(day・μg/mL) | 26.7(19.2) | 27.6(17.4)b) |
| t1/2(day) | 1.89(17.9) | 1.85(6.8)b) |
| 反復投与後(サイクル1の15日目) | ||
| N | 6 | 4 |
| Cmax(μg/mL) | 21.1(30.1) | 20.1(8.0) |
| Tmaxa)(day) | 0.0427(0.0237,0.0867) | 0.0452(0.0208,0.0800) |
| AUC(d0-7)(day・μg/mL) | 29.7(18.9) | 28.1(12.1) |
| t1/2(day) | 3.20(21.9) | 3.02(28.1) |
| 1.0mg/kg | 1.25mg/kg | |
| 単回投与後(サイクル1の1日目) | ||
| N | 9 | 7 |
| Cmax(ng/mL) | 1.69(50.2) | 2.10(103.6) |
| Tmaxa)(day) | 2.02(1.00,3.04) | 2.07(1.01,3.01) |
| AUC(d0-7)(day・ng/mL) | 9.27(47.4) | 11.8(100.4) |
| 反復投与後(サイクル1の15日目) | ||
| N | 6 | 4 |
| Cmax(ng/mL) | 2.44(58.7) | 3.94(91.5) |
| Tmaxa)(day) | 2.02(0.998,2.95) | 1.94(0.977,1.97) |
| AUC(d0-7)(day・ng/mL) | 13.5(56.5) | 21.7(91.5) |
| t1/2(day) | 3.92(11.0)b) | 4.30(35.2) |
| 評価項目 | 本剤 (301例) | 化学療法 (307例) |
| 全生存期間†† | ||
| イベントの発生した症例数(%) | 134(44.5) | 167(54.4) |
| 中央値[月] (95%信頼区間) | 12.88 (10.58,15.21) | 8.97 (8.05,10.74) |
| ハザード比 (95%信頼区間)§ | 0.702 (0.556,0.886) | |
| 片側P値¶ | 0.00142† | |
| 評価項目 | 本剤とペムブロリズマブ(遺伝子組換え)の併用療法 (442例) | 白金系抗悪性腫瘍剤を含む化学療法 (444例) |
| 全生存期間†† | ||
| イベントの発生した症例数(%) | 133(30.1) | 226(50.9) |
| 中央値[月] (95%信頼区間) | 31.5 (25.4,−) | 16.1 (13.9,18.3) |
| ハザード比 (95%信頼区間)§ | 0.468 (0.376,0.582) | |
| 両側P値¶ | <0.00001† | |
| 無増悪生存期間‖ | ||
| イベントの発生した症例数(%) | 223(50.5) | 307(69.1) |
| 中央値[月] (95%信頼区間) | 12.5 (10.4,16.6) | 6.3 (6.2,6.5) |
| ハザード比 (95%信頼区間)§ | 0.450 (0.377,0.538) | |
| 両側P値¶ | <0.00001# | |
| 一般的名称 | エンホルツマブ ベドチン(遺伝子組換え) |
|---|---|
| 一般的名称(欧名) | Enfortumab Vedotin(Genetical Recombination) |
| 分子量 | 約152,000 |
| 理化学知見その他 | エンホルツマブ ベドチン(分子量:約152,000)は抗体薬物複合体であり、遺伝子組換えモノクローナル抗体の平均4個のCys残基にモノメチルアウリスタチンEとリンカーからなるベドチン((3RS)-1-(6-{[(2S)-1-{[(2S)-5-(カルバモイルアミノ)-1-{4-[({[(2S)-1-{[(2S)-1-{[(3R,4S,5S)-1-{(2S)-2-[(1R,2R)-3-{[(1S,2R)-1-ヒドロキシ-1-フェニルプロパン-2-イル]アミノ}-1-メトキシ-2-メチル-3-オキソプロピル]ピロリジン-1-イル}-3-メトキシ-5-メチル-1-オキソヘプタン-4-イル](メチル)アミノ}-3-メチル-1-オキソブタン-2-イル]アミノ}-3-メチル-1-オキソブタン-2-イル](メチル)カルバモイル}オキシ)メチル]アニリノ}-1-オキソペンタン-2-イル]アミノ}-3-メチル-1-オキソブタン-2-イル]アミノ}-6-オキソヘキシル)-2,5-ジオキソピロリジン-3-イル基(C68H106N11O15;分子量:1,317.63))が結合している。抗体部分はヒトNectin-4に対する遺伝子組換えヒトIgG1モノクローナル抗体であり、チャイニーズハムスター卵巣細胞により産生される。タンパク質部分は447個のアミノ酸残基からなるH鎖(γ1鎖)2本及び214個のアミノ酸残基からなるL鎖(κ鎖)2本で構成される糖タンパク質(分子量:約147,000)である。 |
| KEGG DRUG | D11525 |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/12/17 版 |