医療用医薬品 : セレベント |
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| 総称名 | セレベント |
|---|---|
| 一般名 | サルメテロールキシナホ酸塩 |
| 欧文一般名 | Salmeterol Xinafoate |
| 製剤名 | サルメテロールキシナホ酸塩ドライパウダーインヘラー |
| 薬効分類名 | 長時間作動型吸入気管支拡張剤 |
| 薬効分類番号 | 2259 |
| ATCコード | R03AC12 |
| KEGG DRUG |
D00687
サルメテロールキシナホ酸塩
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| JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 5.効能又は効果に関連する注意 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| セレベント50ディスカス | Serevent Diskus | グラクソ・スミスクライン | 2259708G3025 | 1850.8円/キット | 処方箋医薬品注) |
| CYP3A4阻害作用を有する薬剤 リトナビル等 | サルメテロールの全身曝露量が増加し、QT延長を起こす可能性がある。 ケトコナゾール(経口剤:国内未発売)、リトナビル等の強いCYP3A4阻害作用を有する薬剤と併用する場合には、注意すること。 | 経口剤のケトコナゾールとサルメテロールを併用した臨床薬理試験において、サルメテロールのCmaxが1.4倍、AUCが15倍に上昇したとの報告がある。 |
| カテコールアミン アドレナリン イソプレナリン塩酸塩等 [13.1、13.2参照] | 不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがある。よって、発作時に頓用で用いる場合以外は過度に併用しないよう注意すること。 | アドレナリン、イソプレナリン塩酸塩等のカテコールアミン併用により、アドレナリン作動性神経刺激の増大が起きる。 そのため、不整脈を起こすことがある。 |
| キサンチン誘導体 ステロイド剤 利尿剤 [11.1.1参照] | 低カリウム血症による不整脈を起こすおそれがある。血清カリウム値のモニターを行うこと。 | キサンチン誘導体はアドレナリン作動性神経刺激を増大させるため、血清カリウム値の低下を増強することがある。 ステロイド剤及び利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が増強することが考えられる。 |
| 0.5%〜2%未満 | 0.5%未満 | 頻度不明 | |
| 過敏症 | 発疹、血管性浮腫、浮腫 | ||
| 循環器 | 心悸亢進 | 脈拍増加、血圧上昇、不整脈(心房細動、上室性頻脈、期外収縮を含む) | |
| 精神・神経系 | 振戦、頭痛 | ||
| 消化器 | 悪心 | ||
| 呼吸器 | 咳、口腔咽頭刺激感(咽頭異和感、咽頭痛等) | 気管支攣縮注) | |
| その他 | 胸痛、筋痙攣 | 関節痛、高血糖 |
| 投与量 | Cmax(pg/mL) | Tmax(h) | AUC0-t(h・pg/mL) |
| 200μg注) | 453±181 | 0.08±0.01 | 240±119 |
| 1日用量 | 50μg注2) | 100μg | 200μg注2) |
| 有効率(中等度改善以上症例数/対象症例数) | 52.5%(53/101) | 56.6%(154/272) | 46.7%(43/92) |
| 慢性気管支炎 | 肺気腫 |
| 66.7%(2/3) | 28.6%(2/7) |
| 慢性気管支炎 | 肺気腫 | 慢性気管支炎+肺気腫 | |
| 50μg/日注2) | 12.5%(1/8) | 20.0%(6/30) | 0.0%(0/2) |
| 100μg/日 | 54.5%(6/11) | 34.5%(10/29) | 33.3%(1/3) |
| 200μg/日注2) | 50.0%(6/12) | 22.7%(5/22) | − |
| 投与群 | 症例数 | ベースラインの平均値(±SD) | 投与後4週における平均値(±SD) | 投与後4週におけるベースラインからの変化量(±SE)注) | 群間差[95%信頼区間] p値 |
| サルメテロール群 | 176 | 299.3(99.85) | 337.7(104.93) | 39.7(2.23) | 12.7[6.66,18.84] p<0.0001 |
| ツロブテロール貼付薬群 | 164 | 314.2(100.40) | 340.1(106.48) | 26.9(2.30) |
| 投与群 | 症例数 | ベースラインの平均値(±SD) | 投与後12週における平均値(±SD) | 投与後12週におけるベースラインからの変化量(±SE)注) | 群間差[95%信頼区間] p値 |
| サルメテロール群 | 83 | 1145(546) | 1221(597) | 97(35) | 73[24.8,120.5] p=0.003 |
| プラセボ群 | 81 | 1118(527) | 1118(523) | 24(34) | 73[24.8,120.5] p=0.003 |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |