医療用医薬品 : カナマイシン硫酸塩 |
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総称名 | カナマイシン硫酸塩 |
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一般名 | カナマイシン硫酸塩 |
欧文一般名 | Kanamycin Sulfate |
製剤名 | カナマイシン硫酸塩注射液 |
薬効分類名 | アミノグリコシド系抗生物質製剤 |
薬効分類番号 | 6169 |
ATCコード | A07AA08 J01GB04 S01AA24 |
KEGG DRUG |
D03262
カナマイシン硫酸塩
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KEGG DGROUP |
DG00085
カナマイシン
DG01447
アミノグリコシド系抗生物質
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 5.効能又は効果に関連する注意 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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カナマイシン硫酸塩注射液1g「明治」 | KANAMYCIN SULFATE Injection「MEIJI」 | Meiji Seikaファルマ | 6169400A1044 | 320円/管 | 処方箋医薬品注) |
腎障害を起こすおそれのある血液代用剤 デキストラン ヒドロキシエチルデンプン等 | 腎障害が発現、悪化することがあるので、併用は避けることが望ましい。 腎障害が発生した場合には、投与を中止し、透析療法等適切な処置を行うこと。 | 機序は明確ではないが、併用によりアミノグリコシド系抗生物質の血中への蓄積、近位尿細管上皮の空胞変性が生じるという報告がある。 |
ループ利尿剤 フロセミド アゾセミド等 | 腎障害及び聴器障害が発現、悪化するおそれがあるので、併用は避けることが望ましい。 | 機序は明確ではないが、併用によりアミノグリコシド系抗生物質の血中濃度の上昇、腎への蓄積が起こるという報告がある。 |
腎毒性及び聴器毒性を有する薬剤 バンコマイシン塩酸塩 エンビオマイシン硫酸塩 白金含有抗悪性腫瘍剤(シスプラチン、カルボプラチン、ネダプラチン)等 | 腎障害及び聴器障害が発現、悪化するおそれがあるので、併用は避けることが望ましい。 | 両薬剤ともに腎毒性、聴器毒性を有するが相互作用の機序は不明。 |
麻酔剤 筋弛緩剤 ベクロニウム臭化物 A型ボツリヌス毒素等 | 呼吸抑制があらわれるおそれがある。 呼吸抑制があらわれた場合には、必要に応じ、コリンエステラーゼ阻害剤、カルシウム製剤の投与等の適切な処置を行うこと。 | 両薬剤ともに神経筋遮断作用を有しており、併用によりその作用が増強される。 |
腎毒性を有する薬剤 シクロスポリン アムホテリシンB等 | 腎障害が発現、悪化するおそれがある。 | 両薬剤ともに腎毒性を有するが、相互作用の機序は不明。 |
5%以上又は頻度不明 | 0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | |
腎臓 | BUN、クレアチニンの上昇、浮腫、蛋白尿、血尿、カリウム等電解質の異常 | ||
過敏症注) | 発疹 | ||
ビタミン欠乏症 | ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等) | ||
注射部位 | 注射局所の疼痛又は硬結 | ||
その他 | 一過性の頭痛、口唇部のしびれ感 |
投与量(g(力価)) | Tmax(hr) | Cmax(μg/mL) | T1/2※(hr) | AUC0-∞※(μg・hr/mL) |
0.5 | 1 | 28.0±2.7 | 3.31±0.63 | 190±22 |
1.0 | 1 | 43.1±4.3 | 3.85±0.14 | 295±28 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |