医療用医薬品 : レズロック |
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総称名 | レズロック |
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一般名 | ベルモスジルメシル酸塩 |
欧文一般名 | Belumosudil Mesilate |
製剤名 | ベルモスジルメシル酸塩錠 |
薬効分類名 | 選択的ROCK2阻害剤 |
薬効分類番号 | 3999 |
ATCコード | L04AA48 |
KEGG DRUG |
D11816
ベルモスジルメシル酸塩
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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1.警告 2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 14.適用上の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 21.承認条件 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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レズロック錠200mg | REZUROCK Tablets | Meiji Seikaファルマ | 3999063F1027 | 30525.9円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
強いCYP3A4誘導剤 リファンピシン フェニトイン カルバマゼピン 等 [7.2、16.7.1参照] | 本剤の血中濃度が低下する可能性があるため、これらの薬剤を併用する場合は患者の状態に注意し、本剤の効果が不十分な場合には、本剤を1回200mg1日2回投与に増量することを考慮すること。 | これらの薬剤のCYP3A4誘導作用により、本剤の代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがある。 |
中程度のCYP3A4誘導剤 エファビレンツ エトラビリン プリミドン 等 [16.7.6参照] | 本剤の血中濃度が低下する可能性がある。 | これらの薬剤のCYP3A4誘導作用により、本剤の代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがある。 |
セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品 | 本剤の血中濃度が低下する可能性があるため、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないように注意すること。 | セイヨウオトギリソウのCYP3A4誘導作用により、本剤の代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがある。 |
プロトンポンプ阻害剤 ラベプラゾール オメプラゾール エソメプラゾール 等 [7.2、16.7.2、16.7.3参照] | 本剤の血中濃度が低下する可能性があるため、これらの薬剤を併用する場合は患者の状態に注意し、本剤の効果が不十分な場合には、本剤を1回200mg1日2回投与に増量することを考慮すること。 | これらの薬剤による胃内pHの上昇により、本剤の吸収が抑制されるおそれがある。 |
BCRP及びOATP1B1の基質となる薬剤 ロスバスタチン 等 [16.7.5参照] | これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 | 本剤のBCRP及びOATP1B1阻害作用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 |
CYP3Aの基質となる薬剤 ミダゾラム シクロスポリン アトルバスタチン 等 [16.7.7参照] | これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 | 本剤のCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 |
P-gpの基質となる薬剤 ダビガトランエテキシラート タクロリムス シロリムス 等 [16.7.4参照] | これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 | 本剤のP-gp阻害作用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 |
5%以上 | 2.5〜5%未満 | 2.5%未満 | |
感染症 | 上気道感染 | ||
血液 | 貧血、好中球減少症 | ||
内分泌系 | 甲状腺機能低下症 | ||
精神神経系 | 頭痛 | 末梢性ニューロパチー | 不眠症、浮動性めまい、味覚不全、神経痛、錯感覚 |
血管 | 高血圧 | 深部静脈血栓症 | |
呼吸器 | 咳嗽、呼吸困難 | 労作性呼吸困難 | |
消化器 | 悪心、下痢 | 嘔吐、便秘 | 腹痛、腹部不快感、腹部膨満、口内乾燥 |
心臓 | 頻脈 | ||
皮膚 | そう痒症 | ||
筋骨格系 | 筋痙縮、関節痛 | 背部痛、筋肉痛 | |
腎臓 | 急性腎障害 | ||
臨床検査 | AST増加、ALT増加 | γ-GTP増加、血中クレアチニン増加、体重減少、リンパ球数減少、血小板数減少、血中Al-P増加 | 血中CK増加、白血球数減少、血中リン減少 |
その他 | 疲労(20.3%) | 食欲減退、高血糖、末梢性浮腫、無力症 | 倦怠感、発熱、脱水、高カリウム血症、低アルブミン血症 |
投与量 | n | 測定時点(日目) | Cmax(ng/mL) | Tmaxa)(hr) | AUCb)(ng・hr/mL) | T1/2(hr) |
200mg 1日1回 | 6 | 1 | 2,300±361 | 2.0[2.0,4.0] | 9,803±1,405 | − |
6 | 7 | 2,623±391 | 2.0[2.0,4.0] | 12,610±3,222 | 6.4±1.7 | |
200mg 1日2回 | 6 | 1 | 2,443±472 | 2.0[2.0,4.0] | 10,200±1,096 | − |
6 | 7 | 3,130±500 | 2.0[2.0,2.0] | 14,190±2,436 | 6.7±0.8 | |
400mg 1日1回 | 6 | 1 | 4,170±771 | 4.0[2.0,4.0] | 21,240±2,870 | − |
6 | 7 | 4,823±1,448 | 4.0[2.0,4.0] | 26,790±7,408 | 9.6±3.9 |
投与量 | 測定時点(日目) | Cmax(ng/mL) | Tmaxa)(hr) | AUCb)(ng・hr/mL) |
200mg 1日1回 | 1 | 1,890±1,570(5) | 2.9[1.1,6.0](5) | 12,400±11,600(4) |
29 | 2,510±1,920(4) | 2.0[1.9,2.1](4) | 14,700±12,900(4) | |
200mg 1日2回 | 1 | 1,390±1,270(5) | 4.0[1.2,7.8](5) | 15,000、7,700c)(2) |
29 | 2,560±1,720(4) | 1.3[1.0,4.0](4) | 6,100d)(1) |
食事条件 | n | Cmax(ng/mL) | AUC0-∞ (ng・hr/mL) | 空腹時投与に対する幾何平均値の比[90%信頼区間] | |
Cmax | AUC0-∞ | ||||
空腹時 | 18 | 1,251±450 | 6,511±2,693 | − | − |
通常食摂取5分後 | 18 | 2,572±629 | 12,430±3,615 | 1.95[1.55,2.46] | 2.08[1.64,2.64] |
通常食摂取30分後 | 18 | 2,711±481 | 12,110±2,700 | 2.50[1.99,3.16] | 2.19[1.73,2.78] |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |