医療用医薬品 : ファビハルタ |
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| 総称名 | ファビハルタ |
|---|---|
| 一般名 | イプタコパン塩酸塩水和物 |
| 欧文一般名 | Iptacopan Hydrochloride Hydrate |
| 製剤名 | イプタコパン塩酸塩水和物カプセル |
| 薬効分類名 | 補体B因子阻害剤 |
| 薬効分類番号 | 3999 |
| ATCコード | L04AJ08 |
| KEGG DRUG |
D12252
イプタコパン塩酸塩水和物
|
| JAPIC | 添付文書(PDF) |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| ファビハルタカプセル200mg | FABHALTA capsules | ノバルティスファーマ | 3999064M1020 | 74271円/カプセル | 劇薬, 処方箋医薬品 |
| CYP2C8を阻害する薬剤 クロピドグレル等 [16.7.1参照] | 本剤の副作用が増強されるおそれがあるため、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。 | これらの薬剤のCYP2C8阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| OATP1B1及びOATP1B3を阻害する薬剤 シクロスポリン等 [16.7.2参照] | 本剤の副作用が増強されるおそれがあるため、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。 | これらの薬剤のOATP1B1及びOATP1B3阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| CYP3A4の基質となる薬剤 ミダゾラム等 [16.7.4参照] | これらの薬剤の有効性が減弱するおそれがある。 | 本剤のCYP3A4誘導作用により、これらの薬剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
| CYP2C8の基質となる薬剤 レパグリニド等 [16.7.4参照] | これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるため、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。 | 本剤のCYP2C8阻害作用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| 5%未満 | 頻度不明 | |
| 血液およびリンパ系障害 | 血小板数減少 | − |
| 胃腸障害 | 下痢、腹痛、悪心 | − |
| 感染症および寄生虫症 | 上気道感染、尿路感染、気管支炎 | 細菌性肺炎 |
| 筋骨格系および結合組織障害 | 関節痛 | − |
| 神経系障害 | 頭痛、浮動性めまい | − |
| 皮膚および皮下組織障害 | − | 蕁麻疹 |
| 薬物動態パラメータ | 25mg n=8 | 100mg n=8 | 400mg n=8 |
| Cmax(ng/mL) | 1160±254 | 2460±735 | 7990±1360 |
| AUClast(ng・h/mL) | 12400±3240 | 28300±8930 | 78300±23600 |
| Tmax(h)※ | 1.50(1.00〜3.00) | 1.75(1.00〜2.50) | 2.25(1.00〜3.00) |
| T1/2(h) | 13.2±2.15 | 15.1±3.64 | 24.7±15.6 |
| 本剤群 (62例、うち日本人6例) | 補体C5阻害剤群 (35例、うち日本人3例) | |
| 無輸血でHb値2g/dL以上の増加 | ||
| 奏効患者数a) | 51/60例 | 0/35例 |
| 調整群間差(本剤群−補体C5阻害剤群) [95%信頼区間] p値b)c) | 80.2% [71.2,87.6] <0.0001 | |
| 無輸血でHb値12g/dL以上 | ||
| 奏効患者数a) | 42/60例 | 0/35例 |
| 調整群間差(本剤群−補体C5阻害剤群) [95%信頼区間] p値b)c) | 67.0% [56.4,76.9] <0.0001 | |
| 本剤群 (38例、うち日本人2例)a) | プラセボ群 (36例、うち日本人2例)a) | |
| ベースラインのUPCR(g/g)の平均値±標準偏差(例数) | 3.85±2.29(38) | 2.93±1.71(36) |
| 投与6ヵ月時のUPCR(g/g)の平均値±標準偏差(例数) | 3.03±2.61(37) | 3.14±1.56(36) |
| 投与6ヵ月時のUPCRのベースラインに対する比の最小二乗幾何平均値 [95%信頼区間]b) | 0.698 [0.572,0.852] | 1.076 [0.881,1.313] |
| 投与6ヵ月時のUPCRのベースラインに対する比の本剤vsプラセボ | ||
| 最小二乗幾何平均の比 [95%信頼区間]b) | 0.649 [0.489,0.862] | |
| 減少率[95%信頼区間]%b) | 35.1[13.8,51.1] | |
| p値b)c) | 0.0014 | |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |