医療用医薬品 : オムジャラ |
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| 総称名 | オムジャラ |
|---|---|
| 一般名 | モメロチニブ塩酸塩水和物 |
| 欧文一般名 | Momelotinib Hydrochloride Hydrate |
| 製剤名 | モメロチニブ塩酸塩水和物錠 |
| 薬効分類名 | 抗悪性腫瘍剤 ヤヌスキナーゼ(JAK)/アクチビンA受容体1型(ACVR1)阻害剤 |
| 薬効分類番号 | 4291 |
| ATCコード | L01EJ04 |
| KEGG DRUG |
D10889
モメロチニブ塩酸塩水和物
|
| KEGG DGROUP |
DG02020
JAK阻害薬
|
| JAPIC | 添付文書(PDF) |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| オムジャラ錠100mg | Omjjara Tablets | グラクソ・スミスクライン | 4291083F1022 | 21214円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
| オムジャラ錠150mg | Omjjara Tablets | グラクソ・スミスクライン | 4291083F2029 | 31821円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
| オムジャラ錠200mg | Omjjara Tablets | グラクソ・スミスクライン | 4291083F3025 | 42428円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
| 副作用 | 程度 | 処置 |
| 血小板減少 | 25,000/mm3以上50,000/mm3未満 (本剤投与開始前の血小板数が100,000/mm3以上の場合) | 50mg減量を考慮する。100mg投与時の場合には50,000/mm3以上に回復するまで休薬を考慮する。休薬後に再開する場合には、100mgで再開する。 |
| 25,000/mm3未満 | ベースライン又は50,000/mm3以上に回復するまで休薬を考慮する。休薬後に再開する場合には、休薬前の用量から50mg減量する注1)。 | |
| 好中球減少 | 500/mm3未満 | 750/mm3以上に回復するまで休薬する。休薬後に再開する場合には、休薬前の用量から50mg減量する注1)。 |
| 非血液学的有害事象 | グレード3以上注2) | グレード1以下又はベースラインに回復するまで休薬する。休薬後に再開する場合には、休薬前の用量から50mg減量する注1)。 |
| OATP1B1/1B3阻害剤 シクロスポリン ロピナビル・リトナビル等 [16.7.1参照] | 本剤の副作用の発現が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | これらの薬剤のOATP1B1/1B3阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| 強いCYP3A誘導剤 カルバマゼピン フェノバルビタール フェニトイン等 セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品 [16.7.1参照] | 本剤の有効性が減弱するおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察すること。 | これらの薬剤等のCYP3A誘導作用により、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
| プロトンポンプ阻害剤 オメプラゾール ランソプラゾール ラベプラゾール等 [16.7.2参照] | 本剤の有効性が減弱するおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察すること。 | これらの薬剤による胃内pHの上昇により本剤の溶解度が低下し、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
| BCRPの基質となる薬剤 ロスバスタチンカルシウム サラゾスルファピリジン等 [16.7.3参照] | これらの薬剤の副作用の発現が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | 本剤のBCRP阻害作用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| 10%以上 | 1%以上〜10%未満 | 1%未満 | |
| 代謝および栄養障害 | ビタミンB1欠乏 | ||
| 神経系障害 | 頭痛、浮動性めまい、錯感覚、末梢性ニューロパチー | 失神 | |
| 耳および迷路障害 | 回転性めまい | ||
| 眼障害 | 霧視 | ||
| 血管障害 | 低血圧、潮紅 | 血腫 | |
| 呼吸器、胸郭および縦隔障害 | 咳嗽 | ||
| 胃腸障害 | 悪心 | 下痢、腹痛、嘔吐、便秘 | |
| 筋骨格系および結合組織障害 | 四肢痛、関節痛 | ||
| 一般・全身障害および投与部位の状態 | 疲労、無力症 | 発熱 | |
| 傷害、中毒および処置合併症 | 挫傷 | ||
| 皮膚および皮下組織障害 | 発疹 |
| 薬物動態パラメータ | モメロチニブ (14例) | M21 (14例) |
| Cmax(ng/mL)注1) | 958.3(29.3) | 626.4(40.9) |
| Tmax(h)注2) | 3.00(0.50,4.00) | 4.00(1.00,8.00) |
| t1/2(h)注1) | 4.83(33.27) | 5.65(31.42) |
| AUCinf(ng・h/mL)注1) | 7321.8(44.0) | 6305.3(36.3) |
| 薬物動態パラメータ | 例数 | モメロチニブ | M21 |
| Cmax(ng/mL)注1) | 20 | 388.2(61.4) | 362.4(53.1) |
| Tmax(h)注2) | 20 | 1.75(0.50,9.17) | 3.00(1.00,9.17) |
| t1/2(h)注1) | 19注3) | 5.63(39.9) | 7.72(45.3) |
| AUCtau(ng・h/mL)注1) | 19 | 2613.0(60.4) | 3713.6(39.0) |
| 本剤群 | ルキソリチニブ群 | |
| 24週時のSRR(%) [95%信頼区間] | 26.5 [20.7,32.9] (57/215例) | 29.5 [23.5,36.0] (64/217例) |
| 9[2,16]a) p=0.014b) | ||
| 24週時のTSS改善割合(%)c) [95%信頼区間] | 28.4 [22.5,35.0] (60/211例) | 42.2 [35.4,49.2] (89/211例) |
| 0[−8,8]d) p=0.98b) | ||
| 24週時のRBC-TI割合(%)e) [95%信頼区間] | 66.5 [59.8,72.8] (143/215例) | 49.3 [42.5,56.2] (107/217例) |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |