医療用医薬品 : ジャイパーカ |
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| 総称名 | ジャイパーカ |
|---|---|
| 一般名 | ピルトブルチニブ |
| 欧文一般名 | Pirtobrutinib |
| 製剤名 | ピルトブルチニブ錠 |
| 薬効分類名 | 抗悪性腫瘍剤 可逆的非共有結合型BTK注2)阻害剤 注2)BTK:Bruton's Tyrosine Kinase(ブルトン型チロシンキナーゼ) |
| 薬効分類番号 | 4291 |
| ATCコード | L01EL05 |
| KEGG DRUG |
D12050
ピルトブルチニブ
|
| KEGG DGROUP |
DG02022
BTK阻害薬
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| JAPIC | 添付文書(PDF) |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| ジャイパーカ錠50mg | Jaypirca Tablets | 日本イーライリリー | 4291084F1027 | 10201円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注1) |
| ジャイパーカ錠100mg | Jaypirca Tablets | 日本イーライリリー | 4291084F2023 | 19465.8円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注1) |
| 発現回数 | 回復後の再開時投与量 |
| 1回目 | 200mg |
| 2回目 | 100mg |
| 3回目 | 50mg |
| 4回目 | 投与中止 |
| 強い又は中程度のCYP3A誘導剤 リファンピシン カルバマゼピン エファビレンツ等 [16.7.1、16.7.2参照] | 本剤の有効性が減弱するおそれがあるので、CYP3A誘導作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること。 | これらの薬剤がCYP3Aの代謝酵素を誘導することにより、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
| CYP2C8の基質となる薬剤 レパグリニド ピオグリタゾン モンテルカスト等 [16.7.3参照] | これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | 本剤がCYP2C8を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| P-gpの基質となる薬剤 ジゴキシン ダビガトランエテキシラート エベロリムス等 [16.7.4参照] | これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | 本剤がP-gpを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| BCRPの基質となる薬剤 ロスバスタチン イマチニブ サラゾスルファピリジン等 [16.7.5参照] | これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | 本剤がBCRPを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| CYP2C19の基質となる薬剤 オメプラゾール ジアゼパム ランソプラゾール等 [16.7.6参照] | これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | 本剤がCYP2C19を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| CYP3Aの基質となる薬剤(経口剤) ミダゾラム トリアゾラム ロミタピド等 [16.7.7参照] | これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | 本剤が主に消化管におけるCYP3Aを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| 10%以上 | 5〜10%未満 | 5%未満 | |
| 血液及びリンパ系障害 | リンパ球増加症 | ||
| 胃腸障害 | 下痢 | 悪心、腹痛 | |
| 一般・全身障害及び投与部位の状態 | 疲労 | 末梢性浮腫 | |
| 感染及び寄生虫症 | 上気道感染、尿路感染 | ||
| 傷害、中毒及び処置合併症 | 挫傷 | ||
| 筋骨格系及び結合組織障害 | 関節痛 | ||
| 神経系障害 | 頭痛 | ||
| 腎及び尿路障害 | 血尿 | ||
| 呼吸器、胸郭及び縦隔障害 | 鼻出血 | ||
| 皮膚及び皮下組織障害 | 発疹 | 点状出血 | |
| 心臓障害 | 心房細動、心房粗動 | ||
| 血管障害 | 血腫 |
| 初回投与(投与開始1日目) | 定常状態(投与開始8日目) | |
| 例数 | 3 | 3 |
| Cmax(ng/mL) | 5060(30.6) | 8610(28.1) |
| tmax注1)(hr) | 4.02(2.00-4.15) | 7.55(2.05-7.75) |
| AUC注2)(ng・hr/mL) | 26500(29.0) | 142000(25.5) |
| 本剤群 | 化学療法群 | |
| 症例数(日本人症例数) | 119(3) | 119(0) |
| イベント発現例数 | 45 | 50 |
| 無増悪生存期間中央値(月) (95%信頼区間) | 11.24 (9.46−11.43) | 8.74 (7.20−10.15) |
| ハザード比a) (95%信頼区間) | 0.583 (0.383−0.887) | |
| p値b) | P=0.0105 | |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |