医療用医薬品 : ブルキンザ |
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総称名 | ブルキンザ |
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一般名 | ザヌブルチニブ |
欧文一般名 | Zanubrutinib |
製剤名 | ザヌブルチニブカプセル |
薬効分類名 | 抗悪性腫瘍剤(ブルトン型チロシンキナーゼ阻害剤) |
薬効分類番号 | 4291 |
ATCコード | L01EL03 |
KEGG DRUG |
D11422
ザヌブルチニブ
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KEGG DGROUP |
DG02022
BTK阻害薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ブルキンザカプセル80mg | Brukinsa capsules | ビーワン・メディシンズ | 4291089M1029 | 6636.1円/カプセル | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
発現回数 | 回復後の再開時投与量 |
1回目 | 1回160mgを1日2回 |
2回目 | 1回80mgを1日2回 |
3回目 | 1回80mgを1日1回 |
4回目 | 投与中止 |
強いCYP3A阻害剤 イトラコナゾール、ボリコナゾール、クラリスロマイシン等 [7.3、16.7.1-16.7.3、16.7.9参照] | 本剤の副作用が増強されるおそれがあるので、本剤を減量するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | これらの薬剤等のCYP3A阻害作用により本剤の代謝が阻害され、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
中程度のCYP3A阻害剤 フルコナゾール、ジルチアゼム、エリスロマイシン等 [7.3、16.7.4、16.7.5、16.7.9参照] | 本剤の副作用が増強されるおそれがあるので、本剤を減量するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | これらの薬剤等のCYP3A阻害作用により本剤の代謝が阻害され、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
グレープフルーツジュース | 本剤の副作用が増強されるおそれがあるため、摂取しないよう注意すること。 | これらの薬剤等のCYP3A阻害作用により本剤の代謝が阻害され、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
強いCYP3A誘導剤 カルバマゼピン、フェニトイン、リファンピシン等 [16.7.6、16.7.9参照] | 本剤の有効性が減弱されるおそれがあるため、これらの薬剤との併用は可能な限り避け、CYP3A誘導作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること。 | これらの薬剤等がCYP3Aを誘導することにより、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
中程度のCYP3A誘導剤 リファブチン、エファビレンツ、ボセンタン等 [16.7.7、16.7.9参照] | 本剤の有効性が減弱されるおそれがあるため、これらの薬剤との併用は可能な限り避け、CYP3A誘導作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること。 | これらの薬剤等がCYP3Aを誘導することにより、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品 | 本剤の有効性が減弱されるおそれがあるため、摂取しないよう注意すること。 | これらの薬剤等がCYP3Aを誘導することにより、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
CYP2C19の基質となる薬剤 オメプラゾール、ランソプラゾール、ジアゼパム等 [16.7.8参照] | これらの薬剤の有効性が減弱するおそれがある。 | 本剤がCYP2C19を誘導することにより、これらの薬剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
CYP3Aの基質となる薬剤 ミダゾラム、経口避妊薬(デソゲストレル・エチニルエストラジオール、ノルエチステロン・エチニルエストラジオール、レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール等)、トリアゾラム等 [9.4.1、16.7.8参照] | これらの薬剤の有効性が減弱するおそれがある。 | 本剤がCYP3Aを誘導することにより、これらの薬剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
P-gpの基質となる薬剤 ジゴキシン、リバーロキサバン、フェキソフェナジン等 [16.7.8参照] | これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるため、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | 本剤がP-gpを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
10%以上 | 5%以上10%未満 | 5%未満 | 頻度不明 | |
感染症および寄生虫症 | 上気道感染 | 気管支炎、尿路感染 | ||
神経系障害 | 浮動性めまい | |||
血管障害 | 高血圧 | 斑状出血 | ||
胃腸障害 | 下痢 | 便秘 | ||
皮膚および皮下組織障害 | 挫傷 | 発疹、点状出血 | そう痒症、紫斑 | |
筋骨格系および結合組織障害 | 関節痛 | 筋骨格痛、背部痛 | ||
一般・全身障害および投与部位の状態 | 疲労 | 末梢性浮腫、無力症 | ||
腎および尿路障害 | 血尿 | |||
呼吸器、胸郭および縦隔障害 | 咳嗽、鼻出血 | |||
眼障害 | 結膜出血 |
n | Cmax(ng/mL) | Tmax(h) | AUC0-12hr(ng・h/mL) | T1/2(h) | |
単回投与 (第1日目) | 6 | 459.9(52.2) | 2.5(1.0,4.0)a | 1424.1(91.4)b | 1.7(26.3)b |
1日2回反復投与 (第29日目) | 6 | 294.2(53.0) | 2.0(1.0,4.0)a | 1027.8(53.6)b | 1.5(29.5)b |
全体 17例 | 未治療 14例 | 再発又は難治性 3例 | |
奏効例 | 17 | 14 | 3 |
奏効率 [95%CI](%) | 100 [80.5,100.0] | 100 [76.8,100.0] | 100 [29.2,100.0] |
全体 19例 | 未治療 13例 | 再発又は難治性 6例 | |
奏効例 | 18 | 12 | 6 |
奏効率 [95%CI](%) | 94.7 [74.0,99.9] | 92.3 [64.0,99.8] | 100 [54.1,100.0] |
再発又は難治性の患者集団 | 全体集団 | |||
本剤群 (83例) | 対照群 (81例) | 本剤群 (102例) | 対照群 (99例) | |
奏効例 | 24 | 16 | 29 | 19 |
奏効率 [95%CI](%) | 28.9 [19.5,39.9] | 19.8 [11.7,30.1] | 28.4 [19.9,38.2] | 19.2 [12.0,28.3] |
群間差 | 10.7[−2.5,23.9] | / | ||
両側p値 | 0.1160 | / |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/08/20 版 |