医療用医薬品 : ラズクルーズ |
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| 総称名 | ラズクルーズ |
|---|---|
| 一般名 | ラゼルチニブメシル酸塩水和物 |
| 欧文一般名 | Lazertinib Mesilate Hydrate |
| 製剤名 | ラゼルチニブメシル酸塩水和物錠 |
| 薬効分類名 | 抗悪性腫瘍剤 チロシンキナーゼ阻害剤 |
| 薬効分類番号 | 4291 |
| ATCコード | L01EB09 |
| KEGG DRUG |
D12245
ラゼルチニブメシル酸塩水和物
|
| KEGG DGROUP |
DG03162
EGFR阻害薬
|
| JAPIC | 添付文書(PDF) |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| ラズクルーズ錠80mg | LAZCLUZE Tablets | ヤンセンファーマ | 4291091F1027 | 4403.3円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品※ |
| ラズクルーズ錠240mg | LAZCLUZE Tablets | ヤンセンファーマ | 4291091F2023 | 12354.7円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品※ |
| 減量段階 | 1段階減量 | 2段階減量 | 3段階減量 |
| 投与量 | 160mg/日 | 80mg/日 | 中止 |
| 診断 | 処置 |
| 疑い | 休薬する。 |
| 確定 | 投与を中止する。 |
| 状況 | 処置 |
| 臨床的に不安定な事象が発現した場合(例:呼吸不全、心機能障害) | 発現した事象が臨床的に安定するまで休薬する。 |
| 抗凝固薬による治療中に静脈血栓塞栓症が再発した場合 | 投与を中止する。 ただし、医師の判断により、同じ用量で投与を継続することもできる。 |
| 重症度注1) | 処置 |
| Grade 2 | ・減量注2)を検討する。 ・2週間後に観察を行う。 |
| Grade 3 | ・休薬し、週1回の観察を行う。 ・2週間以内にGrade 2以下に回復した場合は減量注2)を検討した上で投与を再開し、2週間以内にGrade 2以下に回復しない場合は投与を中止する。 |
| Grade 4 | ・休薬し、週1回の観察を行う。 ・2週間以内にGrade 2以下に回復した場合は減量を検討した上で投与を再開し、2週間以内にGrade 2以下に回復しない場合は投与を中止する。 |
| 重度の水疱性又は剥脱性の皮膚障害 | 投与を中止する。 |
| 重症度注1) | 処置 |
| Grade 2 | ・休薬又は減量を検討する。 ・28日以内に改善した場合は同一の用量又は減量して投与を再開することを検討し、28日より後に改善した場合は減量して投与を再開することを検討する。 |
| Grade 3 | Grade 1以下又はベースラインに回復するまで休薬する。 4週間以内に回復した場合は減量して投与を再開注3)することを検討し、4週間以内に回復しない場合は投与の中止を検討する。 |
| Grade 4 | ・原則として投与を中止する。 ・投与を中止しない場合、Grade 1以下又はベースラインに回復するまで休薬する。4週間以内に回復した場合は減量して投与を再開注3)し、4週間以内に回復しない場合は投与を中止する。 |
| 強いCYP3A阻害剤 イトラコナゾール、クラリスロマイシン、リトナビル等 [16.7.1参照] | 本剤の副作用が増強されるおそれがあるので、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分に注意すること。 | これらの薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の血中濃度が増加する可能性がある。 |
| グレープフルーツ含有食品 | 本剤の副作用が増強されるおそれがあるので、摂取しないよう注意すること。 | これらの薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の血中濃度が増加する可能性がある。 |
| 強い又は中程度のCYP3Aの誘導剤 リファンピシン、フェニトイン、カルバマゼピン、フェノバルビタール等 [16.7.2、16.7.3参照] | 本剤の有効性が減弱するおそれがあるので、これらの薬剤との併用は可能な限り避け、CYP3A誘導作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること。 | これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
| セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品 | 本剤の有効性が減弱するおそれがあるので、摂取しないよう注意すること。 | これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
| CYP3Aの基質となる薬剤 タクロリムス、シンバスタチン、ミダゾラム等 [16.7.4参照] | これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。 | 本剤のCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の血中濃度が増加する可能性がある。 |
| BCRPの基質となる薬剤 メトトレキサート、シンバスタチン、ロスバスタチン等 [16.7.5参照] | これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。 | 本剤のBCRP阻害作用により、これらの薬剤の血中濃度が増加する可能性がある。 |
| 10%以上 | 10%未満1%以上 | 1%未満 | |
| 感染症及び寄生虫症 | 爪囲炎(65.1%) | ||
| 代謝及び栄養障害 | 食欲減退 | ||
| 神経系障害 | 錯感覚(27.3%) | ||
| 眼障害 | 角膜炎 | ||
| 胃腸障害 | 口内炎(39.4%)、下痢(22.6%)、悪心、便秘 | 嘔吐 | |
| 皮膚及び皮下組織障害 | 発疹(68.4%)、ざ瘡様皮膚炎(31.4%)、皮膚乾燥(22.8%)、そう痒症(20.4%) | 爪毒性、手掌・足底発赤知覚不全症候群、湿疹 | 乾皮症、蕁麻疹 |
| 筋骨格系及び結合組織障害 | 筋痙縮 | ||
| 一般・全身障害及び投与部位の状態 | 疲労、無力症 | 発熱 |
| 測定日(日) | 例数 | Cmax(ng/mL) | tmax(h) | AUC24h(ng・h/mL) |
| 1 | 5 | 451±260 | 2.07(1.98、7.98) | 3,360±1,314 |
| 22 | 5 | 568±200 | 3.88(1.97、8.05) | 9,293±950* |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/11/19 版 |