後天性眼瞼下垂患者
注1)(有効性解析対象336例)を対象とした、無作為化二重遮蔽比較試験において、本剤またはプラセボ点眼液を1回1滴、1日1回又は2回
注2)、6ヵ月間(治療I期:3ヵ月間+治療II期:3ヵ月間)両眼に投与した
注3)。主要評価項目である投与14日後(朝点眼2時間後)におけるベースライン(投与開始日0時間値)からのMRD-1
注4)の変化量について、本剤1日1回投与群のプラセボ群に対する優越性が検証された(表2)。また、投与6ヵ月後までのベースラインからのMRD-1の変化量の推移は図1のとおりであった。
副作用は、本剤1日1回点眼群112例中1例(0.9%)に眼瞼そう痒感が認められた
5)。
注1)MRD-1が2mm以下の後天性眼瞼下垂患者。ただし、重症筋無力症、ホルネル症候群、Marcus Gunn jaw-winking症候群、皮膚弛緩症等の偽性眼瞼下垂及び機械性眼瞼下垂(眼窩又は眼瞼腫瘍、上眼瞼の動きに影響を与える瘢痕過程、及び眼球陥凹による眼瞼下垂を含む)等の患者、眼瞼下垂手術の既往を有する患者は除外された。
注2)本剤の承認用法及び用量は「通常、成人には、1回1滴、1日1回点眼する。」である。
注3)治療I期でプラセボ点眼液が投与された被験者は、治療II期では本剤を1日1回又は2回投与された。
注4)Marginal Reflex Distance-1(上瞼縁角膜反射距離):前眼部撮影画像で特定される瞳孔中心から上眼瞼縁までの距離をMRD-1と定義し、測定した。
表2. 投与14日後(朝点眼後2時間)におけるMRD-1のベースラインからの変化量(mm)
| | 本剤(112例) | プラセボ(112例) |
| ベースラインからの変化量(投与14日後朝点眼後2時間) | 1.09±0.07 | 0.50±0.07 |
群間差[95%信頼区間](本剤群−プラセボ群) p値 | 0.59±0.10[0.38,0.79] p<0.0001 |
図1. MRD-1のベースラインからの変化量の推移(平均値±標準誤差)
注5)プラセボ群は3ヵ月間投与後、本剤群へ切り替え、6ヵ月後まで投与した。