医療用医薬品 : ツカイザ |
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| 総称名 | ツカイザ |
|---|---|
| 一般名 | ツカチニブ エタノール付加物 |
| 欧文一般名 | Tucatinib Ethanolate |
| 製剤名 | ツカチニブ エタノール付加物錠 |
| 薬効分類名 | 抗悪性腫瘍剤 HER2注1)チロシンキナーゼ阻害剤 注1)HER2:Human Epidermal Growth Factor Receptor Type 2(ヒト上皮増殖因子受容体2型、別称:c-erbB-2) |
| 薬効分類番号 | 4291 |
| KEGG DRUG |
D12442
ツカチニブエタノール付加物
|
| KEGG DGROUP |
DG03158
HER2阻害薬
|
| JAPIC | 添付文書(PDF) |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| ツカイザ錠50mg | TUKYSA Tablets 50mg | ファイザー | 4291098F1029 | 2818.4円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注2) |
| ツカイザ錠150mg | TUKYSA Tablets 150mg | ファイザー | 4291098F2025 | 7317円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注2) |
| 減量レベル | 投与量 |
| 通常投与量 | 1回300mgを1日2回 |
| 1段階減量 | 1回250mgを1日2回 |
| 2段階減量 | 1回200mgを1日2回 |
| 3段階減量 | 1回150mgを1日2回 |
| 4段階減量 | 投与中止 |
| 副作用 | 程度a) | 処置a) |
| 下痢 | Grade 3 止瀉薬による治療なし | Grade 1以下に回復するまで休薬し、回復後、同一投与量で再開できる。 |
| Grade 3 止瀉薬による治療あり | Grade 1以下に回復するまで休薬し、回復後、1段階減量して再開できる。 | |
| Grade 4 | 投与を中止する。 | |
| 肝機能障害 | Grade 2の血中ビリルビン増加(>1.5×ULNかつ≦3×ULN) | Grade 1以下に回復するまで休薬し、回復後、同一投与量で再開できる。 |
| Grade 3のALT若しくはAST増加(>5×ULNかつ≦20×ULN) 又は Grade 3の血中ビリルビン増加(>3×ULNかつ≦10×ULN) | Grade 1以下に回復するまで休薬し、回復後、1段階減量して再開できる。 | |
| Grade 4のALT若しくはAST増加(>20×ULN) 又は Grade 4の血中ビリルビン増加(>10×ULN) | 投与を中止する。 | |
| ALT又はAST増加(>3×ULN) かつ 血中ビリルビン増加(>2×ULN) | 投与を中止する。 | |
| 上記以外の副作用 | Grade 3 | Grade 1以下に回復するまで休薬し、回復後、1段階減量して再開できる。 |
| Grade 4 | 投与を中止する。 |
| 体表面積 | 1回用量 |
| 1.36m2未満 | 1,200mg |
| 1.36m2以上1.66m2未満 | 1,500mg |
| 1.66m2以上1.96m2未満 | 1,800mg |
| 1.96m2以上 | 2,100mg |
| ベネトクラクス(慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)、再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫の用量漸増期) (ベネクレクスタ) [2.2参照] | 腫瘍崩壊症候群の発現が増強されるおそれがある。 | 本剤がCYP3Aの代謝活性を強く阻害することにより、ベネトクラクスの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| アナモレリン塩酸塩 (エドルミズ) ボクロスポリン (ルプキネス) イバブラジン塩酸塩 (コララン) キニジン硫酸塩水和物 チカグレロル (ブリリンタ) マバカムテン (カムザイオス) アゼルニジピン (カルブロック) オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン (レザルタス配合錠) エプレレノン (セララ) エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン (クリアミン配合錠) シンバスタチン (リポバス) タダラフィル (アドシルカ) マシテンタン・タダラフィル (ユバンシ配合錠) フィネレノン (ケレンディア) ロミタピドメシル酸塩 (ジャクスタピッド) スボレキサント (ベルソムラ) ダリドレキサント塩酸塩 (クービビック) トリアゾラム (ハルシオン) ブロナンセリン (ロナセン) ボルノレキサント水和物 (ボルズィ) ルラシドン塩酸塩 (ラツーダ) バルデナフィル塩酸塩水和物 メチルエルゴメトリンマレイン酸塩 (パルタンM) ロナファルニブ (ゾキンヴィ) イブルチニブ (イムブルビカ) [2.2参照] | これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがある。 | 本剤がCYP3Aの代謝活性を強く阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| リバーロキサバン (イグザレルト) [2.2参照] | リバーロキサバンの抗凝固作用を増強させ、出血の危険性を増大させるおそれがある。 | 本剤がCYP3Aの代謝活性を強く阻害し、P-gpを阻害することにより、リバーロキサバンの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| 強いCYP3A誘導剤 フェニトイン、カルバマゼピン、リファンピシン、リファブチン、フェノバルビタール、セイヨウオトギリソウ含有食品等 [16.7.1参照] | 本剤の有効性が減弱するおそれがあるので、CYP3A誘導作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること。 | これらの薬剤等がCYP3Aの代謝活性を誘導するため、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
| 中程度のCYP2C8誘導剤 リファンピシン等 [16.7.1参照] | 本剤の有効性が減弱するおそれがあるので、CYP2C8誘導作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること。 | これらの薬剤がCYP2C8の代謝活性を誘導するため、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
| 強いCYP3A阻害剤 イトラコナゾール、ケトコナゾール、クラリスロマイシン等 | 本剤の副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | これらの薬剤がCYP3A4の代謝活性を阻害するため、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| 強いCYP2C8阻害剤 ゲムフィブロジル(国内未承認)等 [7.4、16.7.2参照] | 本剤の副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがあるので、CYP2C8阻害作用のない薬剤への代替を考慮すること。併用する場合は本剤を減量して開始すること。 | これらの薬剤がCYP2C8の代謝活性を阻害するため、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| 中程度以下のCYP2C8阻害剤 クロピドグレル、デフェラシロクス、アビラテロン等 | 本剤の副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | これらの薬剤がCYP2C8の代謝活性を阻害するため、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| CYP3Aの基質となる薬剤(併用禁忌の薬剤を除く) ミダゾラム(経口剤は国内未承認)、フェンタニル、タクロリムス等 [16.7.3参照] | これらの薬剤の副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | 本剤がCYP3Aの代謝活性を強く阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| コルヒチン [2.3、9.2.1、9.3.1参照] | これらの薬剤の副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | 本剤がCYP3Aの代謝活性を強く阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| ベネトクラクス(慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期、再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫の維持投与期、急性骨髄性白血病) | これらの薬剤の副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | 本剤がCYP3Aの代謝活性を強く阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| CYP2C8の基質となる薬剤 レパグリニド、ピオグリタゾン、パクリタキセル等 [16.7.4参照] | これらの薬剤の副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | 本剤がCYP2C8の代謝活性を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| P-gpの基質となる薬剤 ジゴキシン、エベロリムス、シロリムス等 [16.7.5参照] | これらの薬剤の副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | 本剤がP-gpを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| 5%以上 | 1%以上〜5%未満 | 1%未満 | |
| 感染症及び寄生虫症 | 感染症(眼、耳、上咽頭、上気道、気管支、皮膚、爪、爪床、尿路、膣、限局性) | ウイルス感染(口腔ヘルペス、咽頭炎、陰部ヘルペス、帯状疱疹)、真菌感染(口腔カンジダ症、食道カンジダ症、外陰部腟カンジダ症、足部白癬、爪真菌症、外陰腟真菌感染、真菌性足感染)、細菌感染(細菌性肺炎、クロストリジウム・ディフィシレ感染、せつ、ブドウ球菌皮膚感染、細菌性腟症) | 肺炎、鼻炎、蜂巣炎、結膜炎、骨髄炎、敗血症、鼻前庭炎、毛包炎 |
| 血液及びリンパ系障害 | 貧血、好中球減少症、白血球減少症、血小板減少症 | リンパ球減少症 | 赤血球分布幅増加、ヘモグロビン増加、血小板増加症、好酸球百分率増加、国際標準比増加、汎血球減少症、平均赤血球容積増加 |
| 内分泌障害 | 甲状腺炎、甲状腺機能亢進症、副腎機能不全 | ||
| 代謝及び栄養障害 | 食欲減退(20.9%)、低カリウム血症 | 低マグネシウム血症、低リン血症、脱水 | 高血糖、低ナトリウム血症、高ナトリウム血症、高尿酸血症、低アルブミン血症、栄養障害、血液量減少症、血中リン増加、高カリウム血症、高クロール血症、高トリグリセリド血症、高マグネシウム血症、低カルシウム血症、鉄欠乏、乳酸アシドーシス |
| 精神障害 | 睡眠障害(不眠症、睡眠の質低下、異常な夢) | うつ病、抑うつ気分、錯乱状態、失見当識、食事及び食物恐怖症、転換性障害、譫妄 | |
| 神経系障害 | 末梢性ニューロパチー(末梢性運動ニューロパチー、末梢性感覚ニューロパチー)、味覚障害(味覚不全)、頭痛 | 浮動性めまい、錯感覚 | 感覚鈍麻、神経痛、嗜眠、異常感覚、傾眠、失神、注意力障害、嗅覚錯誤、協調運動異常、健忘、灼熱感、振戦、神経毒性、前兆、認知障害、半盲、微細運動機能障害 |
| 眼障害 | ドライアイ、流涙増加 | 眼刺激、眼瞼炎、霧視、角膜炎、眼の異常感覚、眼の異物感、眼充血、眼痛、視力障害、硝子体浮遊物、羞明 | |
| 耳及び迷路障害 | 耳鳴、頭位性回転性めまい | ||
| 心臓障害 | 駆出率減少、心電図QT延長 | 心不全、期外収縮、心血管障害、心拍数増加、心膜疾患、動悸、洞性頻脈 | |
| 血管障害 | ほてり | 潮紅、低血圧、高血圧 | |
| 呼吸器、胸郭及び縦隔障害 | 鼻出血 | 鼻漏、呼吸困難、咳嗽 | 口腔咽頭痛、肺塞栓症、鼻乾燥、胸水、鼻閉、鼻痂皮、アレルギー性鼻炎、急性呼吸不全、肺水腫、鼻痛、鼻潰瘍、労作性呼吸困難 |
| 胃腸障害 | 下痢(72.6%)、悪心(52.1%)、口内炎(26.8%)、嘔吐(25.3%)、腹痛、消化不良、口腔障害(口腔内出血、口腔内痛、口腔内不快感、口内乾燥) | 便秘、口唇炎(潰瘍、水疱、ひび割れ、乾燥等)、胃食道逆流性疾患、腹部膨満、鼓腸、胃腸炎 | 嚥下障害、舌痛、腹部不快感、リパーゼ増加、血便、歯の障害(歯の知覚過敏等)、歯肉出血、歯肉痛、痔核、食道炎、舌色素沈着、舌水疱形成、腹水、マロリー・ワイス症候群、呼気臭、口の感覚鈍麻、口唇色素沈着、歯痛、消化器痛、食道痙攣、舌潰瘍、舌不快感、舌変色、腸の軸捻転、腹部硬直、便意切迫、流涎過多、肛門失禁、肛門周囲痛、膵不全 |
| 肝胆道系障害 | 肝細胞融解、γ−GTP増加、高トランスアミナーゼ血症、黄疸眼、肝損傷 | ||
| 皮膚及び皮下組織障害 | 手足症候群(64.9%)、爪の障害(爪甲脱落症、爪甲剥離症、爪線状隆起、爪破損、陥入爪、爪変色、爪ジストロフィー、爪痛、爪毒性)、皮膚乾燥、皮膚色素過剰、爪囲炎、そう痒症、脱毛症、斑状丘疹状皮疹 | 皮疹(そう痒性皮疹、丘疹性皮疹、斑状皮疹、紅斑性皮疹、膿疱性皮疹)、ざ瘡様皮膚炎、発疹、紅斑、水疱、皮膚亀裂、皮膚変色 | 色素沈着障害、ざ瘡、光線過敏性反応、紫斑、湿疹、掌蹠角皮症、皮膚剥脱、蕁麻疹、過角化、寝汗、雀卵斑、多汗症、皮膚萎縮、皮膚筋炎、皮膚灼熱感、皮膚色素減少、皮膚潰瘍、皮膚毒性、皮膚熱感、敏感肌 |
| 筋骨格系及び結合組織障害 | 筋骨格痛(筋肉痛、骨痛、関節痛、顎痛、頚部痛、胸痛、背部痛、四肢痛) | 筋痙縮、筋力低下 | ミオキミア、顎下瘻、顎骨壊死、関節炎、関節可動域低下、関節硬直 |
| 腎及び尿路障害 | 血中クレアチニン増加 | 腎機能障害、排尿困難、BUN増加、急性腎障害、糸球体濾過率減少、腎不全、尿意切迫、血中クレアチニン減少、蛋白尿、尿道出血、尿路痛、非感染性膀胱炎、頻尿 | |
| 生殖系及び乳房障害 | 外陰腟乾燥、外陰腟の炎症、外陰腟不快感、不規則月経、閉経後出血、無月経、腟出血、腟潰瘍 | ||
| 一般・全身障害及び投与部位の状態 | 疲労(36.0%)、無力症 | 倦怠感、末梢性浮腫、悪寒、発熱、疼痛、インフルエンザ様疾患 | 末梢腫脹、粘膜の炎症、歩行障害、限局性浮腫、浮腫、冷感、温度変化不耐症、治癒不良、腫脹、全身健康状態悪化、多臓器機能不全症候群、注入部位溢出 |
| その他 | 体重減少 | ALP増加、注入に伴う反応、外傷、転倒 | LDH増加、アミラーゼ増加、化膿性肉芽腫、体重増加、CPK増加、トロポニンI増加、偶発的過量投与、血液浸透圧上昇、処置による高血圧、総蛋白減少、足骨折 |
| 投与量 | 例数 | Cmax(ng/mL) | AUC12hr(ng・hr/mL) | AUCinf(ng・hr/mL) | Tmax(hr) |
| 50mg | 12 | 81.8±33.1 | 392±144 | 395±142 | 2.0(1.0〜3.1) |
| 150mg | 12 | 213±77.3 | 1029±309 | 1173±360 | 2.0(1.0〜3.0) |
| 300mg | 12 | 457±144 | 2146±595 | 2267±596 | 1.5(1.0〜3.0) |
| 投与量 | 例数 | 成分 | Cmax(ng/mL) | AUClast(ng・hr/mL) | Tmax(hr) | t1/2(hr) |
| 300mg | 4 | ツカチニブ | 826±741 | 3649±2407 | 2.9(1〜6) | 3.7±0.4 |
| ONT-993 | 86.4±61.0 | 423±229 | 2.9(2〜8) | 5.4±1.7 |
| 投与量 | 例数 | Cmax(ng/mL) | AUC12hr(ng・hr/mL) | AUCinf(ng・hr/mL) | Tmax(hr) | Ctrough(ng/mL) |
| 300mg | 12 | 596±167 | 3463±1001 | 4724±1313 | 2.0(1.0〜3.0) | 194±64.4 |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2026/05/20 版 |