一般用医薬品 : サブロン顆粒

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医薬品情報


製品名 サブロン顆粒
製造販売元 日本薬品(株)
医薬品分類 指定第二類医薬品 リスク区分
小分類 解熱鎮痛薬
包装 6包,12包,100包
成分
(3包中)
アセトアミノフェン ( D00217 ) 800mg
エテンザミド ( D01466 ) 900mg
ブロモバレリル尿素 ( D01391 ) 600mg
無水カフェイン ( D00528 ) 150mg
カノコソウ末 ( D06699 ) 650mg
カンゾウ末 ( D04365 ) 200mg
ケイヒ末 ( D06712 ) 200mg
添加物 乳糖
セルロース
ヒドロキシプロピルセルロース
パラオキシ安息香酸エチル
カルメロース(CMC)
カルメロースカルシウム(CMC-Ca)
茶灰

本文情報


効果・効能

頭痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・捻挫痛・月経痛(生理痛)・外傷痛の鎮痛。悪寒・発熱時の解熱

特徴

 サブロン顆粒は,解熱鎮痛成分のアセトアミノフェンとエテンザミドに,ブロモバレリル尿素と無水カフェインを加えて鎮痛作用を高め,さらに生薬成分を配合して胃にやさしく,副作用を抑えながら痛みを取り去るように工夫した解熱鎮痛薬です。
 サブロン顆粒は,独特な生薬臭を有する茶灰色の顆粒剤です。

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用・事故が起こりやすくなります。)

1.次の人は服用しないでください。
 (1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人
 (2)本剤又は他の解熱鎮痛薬,かぜ薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人
2.本剤を服用している間は,次のいずれの医薬品も服用しないでください。
 他の解熱鎮痛薬,かぜ薬,鎮静薬,乗物酔い薬
3.服用後,乗物又は機械類の運転操作をしないでください。
 (眠気等があらわれることがあります。)
4.服用前後は飲酒しないでください。
5.長期連用しないでください。

■相談すること

1.次の人は服用前に医師,歯科医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。
 (1)医師又は歯科医師の治療を受けている人
 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人
 (3)水痘(水ぼうそう)若しくはインフルエンザにかかっている又はその疑いのある乳・幼・小児(15歳未満)
 (4)高齢者
 (5)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
 (6)次の診断を受けた人 心臓病,腎臓病,肝臓病,胃・十二指腸潰瘍
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐,食欲不振
精神神経系:めまい
その他:過度の体温低下

 まれに次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

[症状の名称:症状]
ショック(アナフィラキシー):服用後すぐに,皮膚のかゆみ,じんましん,声のかすれ,くしゃみ,のどのかゆみ,息苦しさ,動悸,意識の混濁等があらわれる。
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群):高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
中毒性表皮壊死融解症:高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
急性汎発性発疹性膿疱症:高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
肝機能障害:発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる。
腎障害:発熱,発疹,尿量の減少,全身のむくみ,全身のだるさ,関節痛(節々が痛む),下痢等があらわれる。
間質性肺炎:階段を上ったり,少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる,空せき,発熱等がみられ,これらが急にあらわれたり,持続したりする。
ぜんそく:息をするときゼーゼー,ヒューヒューと鳴る,息苦しい等があらわれる。

3.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。
 眠気
4.5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,歯科医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。

用法・用量

1回15才以上1包,14~11才2/3,10~7才1/2,6~3才1/3,1日3回まで。
なるべく空腹時を避ける
3才未満は服用しない

用法に関する注意

(1)小児に服用させる場合には,保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(2)本剤は3歳未満の乳幼児には服用させないでください。

保管及び取り扱いに関する注意

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
(4)開封後は,使用期限にかかわらず早めに服用してください。
(5)使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。

会社情報


問い合わせ先

日本薬品株式会社
〒841-0072 佐賀県鳥栖市村田町五反三歩1483番13
お客様相談室
0942-82-2029
9時~17時(土日祝日を除く)
FAX 0942-82-2036

製造販売元住所等

日本薬品株式会社
佐賀県鳥栖市村田町五反三歩1483番13


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版