医療用医薬品 : オプソ |
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総称名 | オプソ |
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一般名 | モルヒネ塩酸塩水和物 |
欧文一般名 | Morphine Hydrochloride Hydrate |
製剤名 | モルヒネ塩酸塩内用液剤 |
薬効分類名 | がん疼痛治療用内服液剤 |
薬効分類番号 | 8114 |
ATCコード | N02AA01 |
KEGG DRUG |
D02271
モルヒネ塩酸塩水和物
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KEGG DGROUP |
DG00810
モルヒネ
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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オプソ内服液5mg | OPSO Oral Solution | 住友ファーマ | 8114005S1024 | 263.3円/包 | 劇薬, 麻薬, 処方箋医薬品注) |
オプソ内服液10mg | OPSO Oral Solution | 住友ファーマ | 8114005S2020 | 281.1円/包 | 劇薬, 麻薬, 処方箋医薬品注) |
ナルメフェン塩酸塩水和物 セリンクロ [2.9参照] | 本剤の離脱症状があらわれるおそれがある。また、本剤の効果が減弱するおそれがある。緊急の手術等によりやむを得ず本剤を投与する場合、患者毎に用量を漸増し、呼吸抑制等の中枢神経抑制症状を注意深く観察すること。また、手術等において本剤を投与することが事前にわかる場合には、少なくとも1週間前にはナルメフェン塩酸塩水和物の投与を中断すること。 | μオピオイド受容体拮抗作用により、本剤の作用が競合的に阻害される。 |
中枢神経抑制剤 フェノチアジン系薬剤 バルビツール酸系薬剤 等 吸入麻酔剤 モノアミン酸化酵素阻害剤 三環系抗うつ剤 β-遮断剤 アルコール | 呼吸抑制、低血圧及び顕著な鎮静又は昏睡が起こることがある。 | 相加的に中枢神経抑制作用が増強される。 |
クマリン系抗凝血剤 ワルファリン | クマリン系抗凝血剤の作用が増強されることがある。 | 機序は不明である。 |
抗コリン作動性薬剤 | 麻痺性イレウスに至る重篤な便秘又は尿貯留が起こるおそれがある。 | 相加的に抗コリン作用が増強される。 |
ジドブジン(アジドチミジン) | ジドブジンの副作用(骨髄抑制等)を増強させるおそれがある。 | ジドブジンのグルクロン酸抱合が競合的に阻害され、ジドブジンの代謝が阻害される。 |
ブプレノルフィン | ブプレノルフィンの高用量(8mg連続皮下投与)において、本剤の作用に拮抗するとの報告がある。 | μオピオイド受容体拮抗作用により、本剤の作用が競合的に阻害される。 |
クロピドグレル チカグレロル プラスグレル | これらの薬剤の血漿中濃度が低下するとの報告がある。 | 本剤の消化管運動抑制により、これらの薬剤の吸収が遅延する可能性が考えられる。 |
5%以上 | 1〜5%未満 | 頻度不明 | |
循環器 | 低血圧 | 不整脈、血圧変動、顔面潮紅 | |
呼吸器 | 呼吸抑制、一過性無呼吸、低酸素血症 | ||
精神神経系 | 眠気(29.4%) | 意識障害、一過性失見当識、ふらつき、頭重感 | めまい、不安、不穏、興奮、視調節障害、発汗、痛覚過敏・異痛症(アロディニア) |
消化器 | 便秘(52.9%)、嘔気(25.9%)、嘔吐(14.1%) | 食欲不振、腹部不快感 | 口渇 |
過敏症 | そう痒感 | 発疹 | |
肝臓 | ALTの上昇、ALPの上昇 | ASTの上昇 | |
その他 | 排尿障害、全身倦怠感 | 頭蓋内圧の亢進 |
Tmax(h) | Cmax(ng/mL) | t1/2(h) | AUC0〜∞(ng・h/mL) |
0.9±0.1 | 16.6±3.3 | 2.2±0.3 | 39.6±6.2 |
Tmax(h) | Cmax(ng/mL) | t1/2(h) | AUC0〜4(ng・h/mL) |
0.5±0.2 | 19.5±8.1 | 2.9±1.1 | 53.6±14.7 |
試験 | 有効率 | |
定時投与※1 | 新規例※2 | 97.0%(32/33例) |
切替例※3 | 100%(9/9例) | |
臨時追加投与※4 | 77.5%(31/40例) | |
計 | 87.8%(72/82例) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/05/21 版 |