(2)ビタミンCの需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)
(3)下記疾患のうち、ビタミンCの欠乏または代謝障害が関与すると推定される場合
・毛細管出血(鼻出血、歯肉出血、血尿など)
・薬物中毒
・副腎皮質機能障害
・骨折時の骨基質形成・骨癒合促進
・肝斑・雀卵斑・炎症後の色素沈着
・光線過敏性皮膚炎
(3)の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
<アスコルビン酸注100mg「NP」>
アスコルビン酸として、通常、成人1日50〜2,000mgを1〜数回に分けて皮下、筋肉内または静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
<アスコルビン酸注500mg「NP」>
アスコルビン酸として、通常、成人1日50〜2,000mgを1〜数回に分けて静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
<アスコルビン酸注1g「NP」>
アスコルビン酸として、通常、成人1日50〜2,000mgを1〜数回に分けて静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
12.1 各種の尿糖検査で、尿糖の検出を妨害することがある。
12.2 各種の尿検査(潜血、ビリルビン、亜硝酸塩)・便潜血反応検査で、偽陰性を呈することがある。