医療用医薬品 : チオクト酸 |
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総称名 | チオクト酸 |
一般名 | チオクト酸 |
欧文一般名 | Thioctic Acid |
製剤名 | チオクト酸製剤 |
薬効分類名 | 代謝性製剤 |
薬効分類番号 | 3999 |
ATCコード | A16AX01 |
KEGG DRUG |
D00086
チオクト酸
商品一覧 |
JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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チオクト酸注25mg「日新」 | Thioctic Acid Inj.25mg"NISSIN" | 日新製薬-山形 | 3999415A2100 | 57円/管 | 処方箋医薬品 |
チオクト酸の需要が増大した際の補給(はげしい肉体労働時)、Leigh症候群(亜急性壊死性脳脊髄炎)、中毒性(ストレプトマイシン、カナマイシンによる)及び騒音性(職業性)の内耳性難聴
上記の効能又は効果に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
チオクト酸として、通常成人1日1回10〜25mgを静脈内、筋肉内又は皮下に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
副作用
副作用発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
その他の副作用
頻度不明 | |
消化器 | 食欲不振、悪心、下痢 |
その他 | 発疹、頭痛、めまい、心悸亢進 |
高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意すること。
小児等への投与
低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意すること。[外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99〜234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある。本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している。]
適用上の注意
本剤の静脈内注射にあたっては、注射速度はできるだけゆっくり行うこと。
筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため下記の点に注意すること。
筋肉内注射はやむを得ない場合にのみ、必要最小限に行うこと。
なお、特に同一部位への反復注射は行わないこと。
また、低出生体重児、新生児、乳児、小児には特に注意すること。
神経走行部位を避けるよう注意すること。
注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
本剤はワンポイントアンプルであるが、アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭し、カットすることが望ましい。
その他の注意
チオクト酸(α-リポ酸)含有食品の摂取により、インスリン自己免疫症候群が発症したとの報告がある。
取扱い上の注意
使用時、ブドウ糖液又はアミノ酸製剤との混合は差支えないが、酸性の注射液や注射用カルシウム製剤との混合は白濁又は沈殿を生ずるおそれがあるので注意すること。
安定性試験1)
チオクト酸注25mg「日新」は、最終包装製品を用いた長期保存試験(遮光保存、3年)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、遮光保存における3年間の安定性が確認された。
チオクト酸注25mg「日新」(5mL)
100管
1. | 日新製薬株式会社 社内資料:安定性に関する資料 |
改訂履歴 |
2015年3月 改訂 |
文献請求先 |
主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。 |
業態及び業者名等 |
製造販売元 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2023/01/25 版 |