医療用医薬品 : アセトアミノフェン |
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総称名 | アセトアミノフェン |
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一般名 | アセトアミノフェン |
欧文一般名 | Acetaminophen |
製剤名 | アセトアミノフェンドライシロップ |
薬効分類名 | 小児用解熱鎮痛剤 |
薬効分類番号 | 1141 |
ATCコード | N02BE01 |
KEGG DRUG |
D00217
アセトアミノフェン
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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アセトアミノフェンDS小児用20%「トーワ」 (後発品) | ACETAMINOPHEN DS FOR PEDIATRIC 20%"TOWA" | 東和薬品 | 1141007R1078 | 17円/g | 劇薬 |
体重 | 1回用量 | |
アセトアミノフェン | ドライシロップ20% | |
5kg | 50-75mg | 0.25-0.375g |
10kg | 100-150mg | 0.5-0.75g |
20kg | 200-300mg | 1.0-1.5g |
30kg | 300-450mg | 1.5-2.25g |
リチウム製剤 炭酸リチウム | 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシン、イブプロフェン等)で、リチウムとの併用によりリチウムの血中濃度が上昇し、リチウム中毒を呈したとの報告がある。 | 非ステロイド性消炎鎮痛剤は腎のプロスタグランジン合成を抑制することにより、炭酸リチウムの排泄が減少し、血中濃度が上昇すると考えられている。 |
チアジド系利尿剤 ヒドロクロロチアジド等 | 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシン等)で、チアジド系利尿剤の作用を減弱することが報告されている。 | 非ステロイド性消炎鎮痛剤は腎のプロスタグランジン合成を抑制して水、塩類貯留が生じ、チアジド系利尿剤の排泄作用に拮抗すると考えられている。 |
アルコール(飲酒) [9.1.1参照] | アルコール多量常飲者がアセトアミノフェンを服用したところ肝不全を起こしたとの報告がある。(注)本剤は小児用解熱鎮痛剤である。 | アルコール常飲によるCYP2E1の誘導により、アセトアミノフェンから肝毒性を持つN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進される。 |
クマリン系抗凝血剤 ワルファリンカリウム | クマリン系抗凝血剤の作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 本剤が血漿蛋白結合部位において競合することで、抗凝血剤を遊離させ、その抗凝血作用を増強させる。 |
カルバマゼピン フェノバルビタール フェニトイン プリミドン リファンピシン イソニアジド | これらの薬剤の長期連用者は、肝薬物代謝酵素が誘導され、肝障害を生じやすくなるとの報告がある。 | これらの薬剤の代謝酵素誘導作用により、アセトアミノフェンから肝毒性を持つN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進される。 |
抗生物質 抗菌剤 [9.1.9参照] | 過度の体温下降を起こす頻度が高くなることから、併用する場合には観察を十分に行い、慎重に投与すること。 | 機序は不明である。 |
頻度不明 | |
血液 | チアノーゼ、血小板減少、血小板機能低下(出血時間の延長)注1) |
消化器 | 悪心・嘔吐、食欲不振、腹痛・下痢注2) |
肝臓 | ALTの上昇注1) |
その他 | 過敏症注1)、めまい、冷汗、過度の体温下降注1) |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUCt(μg・hr/mL) | Cmax(μg/mL) | tmax(hr) | t1/2(hr) | |
アセトアミノフェンDS20% | 23.62±6.61 | 11.35±3.18 | 0.5±0.3 | 2.8±0.5 |
アセトアミノフェンシロップ2% | 25.52±6.77 | 10.69±2.82 | 0.6±0.4 | 2.8±0.5 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-12(μg・hr/mL) | Cmax(μg/mL) | tmax(hr) | t1/2(hr) | |
アセトアミノフェンDS小児用20%「トーワ」 | 10.93±2.26 | 5.283±1.496 | 0.32±0.16 | 2.84±0.46 |
アセトアミノフェンDS小児用20%「タカタ」 | 10.30±2.23 | 5.518±1.839 | 0.35±0.24 | 2.80±0.44 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/05/21 版 |