医療用医薬品 : アーリーダ |
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総称名 | アーリーダ |
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一般名 | アパルタミド |
欧文一般名 | Apalutamide |
製剤名 | アパルタミド錠 |
薬効分類名 | 前立腺癌治療剤 |
薬効分類番号 | 4291 |
ATCコード | L02BB05 |
KEGG DRUG |
D11040
アパルタミド
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KEGG DGROUP |
DG01591
アンドロゲン受容体拮抗薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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アーリーダ錠60mg | ERLEADA Tablets | ヤンセンファーマ | 4291059F1029 | 2036円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品※ |
減量レベル | 投与量 |
通常投与量 | 240mg |
1段階減量 | 180mg |
2段階減量 | 120mg |
副作用 | 程度注) | 処置 |
痙攣発作 | − | 本剤の投与を中止する。 |
上記以外の副作用 | Grade3又は4の場合 | 本剤の投与をGrade1以下又はベースラインに回復するまで休薬する。なお、再開する場合には、以下の基準を参考に、本剤の減量等を考慮すること。 ・初回発現後に回復し再開する場合、減量せずに投与する。 ・再発後に回復し再開する場合、1段階減量し投与する。 |
ニルマトレルビル・リトナビル パキロビッドパック [2.2参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、副作用が増強するおそれがある。 ニルマトレルビル・リトナビルからCYP3A阻害作用のない薬剤への代替を考慮すること。 また、ニルマトレルビル・リトナビルの血中濃度が低下することで、抗ウイルス作用の消失や耐性出現のおそれがある。 やむを得ず併用する際には、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現やニルマトレルビル・リトナビルの作用の減弱に十分注意すること。 | ニルマトレルビル・リトナビルがCYP3Aによる本剤の代謝を競合的に阻害する。 また、本剤がCYP3Aを誘導する。 |
エンシトレルビル フマル酸 ゾコーバ [2.2参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。 また、エンシトレルビルの血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。 | エンシトレルビルのCYP3A阻害作用により、本剤の代謝を阻害する。 また、本剤のCYP3A誘導作用により、エンシトレルビルの代謝が促進される。 |
レナカパビルナトリウム シュンレンカ [2.2参照] | レナカパビルの血中濃度が低下するため、作用が減弱し、レナカパビルに対する耐性出現のおそれがある。 | 本剤がCYP3A及びP-gpを誘導する。 |
CYP2C8阻害剤 クロピドグレル等 [16.7.7参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがあるので、CYP2C8阻害作用のない薬剤への代替を考慮すること。やむを得ずCYP2C8阻害剤を併用する場合には、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | これらの薬剤のCYP2C8阻害作用により、本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する可能性がある。 |
CYP3A阻害剤 イトラコナゾール、リトナビル、クラリスロマイシン等 [16.7.1参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがあるので、CYP3A阻害作用のない薬剤への代替を考慮すること。やむを得ずCYP3A阻害剤を併用する場合には、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 | これらの薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する可能性がある。 |
CYP3Aの基質となる薬剤 ミダゾラム、ダルナビル、フェロジピン、シンバスタチン等 [16.7.2参照] | これらの薬剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。 | 本剤のCYP3A誘導作用により、これらの薬剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。 |
CYP2C19の基質となる薬剤 オメプラゾール、ジアゼパム、ランソプラゾール等 [16.7.3参照] | これらの薬剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。 | 本剤のCYP2C19誘導作用により、これらの薬剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。 |
CYP2C9の基質となる薬剤 ワルファリン、フェニトイン、セレコキシブ等 [16.7.4参照] | これらの薬剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。 | 本剤のCYP2C9誘導作用により、これらの薬剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。 |
P-gpの基質となる薬剤 フェキソフェナジン、ダビガトラン、ジゴキシン等 [16.7.5参照] | これらの薬剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。 | 本剤がP-gpを誘導してこれらの薬剤の血中濃度を低下させる可能性がある。 |
BCRP及びOATP1B1の基質となる薬剤 ロスバスタチン、アトルバスタチン等 [16.7.6参照] | これらの薬剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。 | 本剤がBCRP及びOATP1B1を誘導してこれらの薬剤の血中濃度を低下させる可能性がある。 |
痙攣発作の閾値を低下させる薬剤 [11.1.1参照] | 痙攣発作を誘発するおそれがある。 | 本剤及びこれらの薬剤は、痙攣発作の閾値を低下させる。 |
5%以上 | 5%未満 | 頻度不明 | |
内分泌障害 | 甲状腺機能低下症 | ||
代謝及び栄養障害 | 食欲減退 | 高コレステロール血症、高トリグリセリド血症 | |
皮膚及び皮下組織障害 | 皮疹(18.2%)、そう痒症 | 脱毛症 | |
神経系障害 | 味覚異常 | 下肢静止不能症候群 | |
血管障害 | ほてり | 高血圧 | |
胃腸障害 | 悪心、下痢 | ||
筋骨格系及び結合組織障害 | 関節痛、筋痙縮 | ||
一般・全身障害及び投与部位の状態 | 疲労(18.8%) | 無力症、体重減少 | |
傷害、中毒及び処置合併症 | 転倒、骨折 |
用量(mg) | 例数 | Tmaxa(h) | Cmax(μg/mL) | AUCinf(μg・h/mL) | T1/2(h) |
60注) | 6 | 2.50(1.50,4.00) | 0.870±0.192 | 63.9±13.1 | 138±62.0 |
120注) | 6 | 1.75(1.00,3.00) | 1.73±0.285 | 147±36.7 | 169±54.0 |
240 | 6 | 3.50(2.00,5.00) | 3.12±0.745 | 227b±26.6 | 130b±36.9 |
用量(mg) | 例数 | Tmaxa(h) | Cmax(μg/mL) | AUCinf(μg・h/mL) | T1/2(h) |
60注) | 6 | 156(120,336) | 0.112±0.0396 | 52.3±8.81 | 169±70.2 |
120注) | 6 | 324(144,504) | 0.175±0.0481 | 105±5.67 | 220±77.3 |
240 | 6 | 156(120,336) | 0.385±0.102 | 206b±34.9 | 167b±32.4 |
用量(mg) | 例数 | Tmaxa(h) | Cmax(μg/mL) | AUC0-24h(μg・h/mL) |
240 | 6 | 1.44(0.950,4.00) | 7.57±1.19 | 122±17.5 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |